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「1ドル=144円」割れ寸前で〈円高トレンド〉到来の気配も…為替のプロが「141円台の安値更新」を否定するワケ

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) 8/27(火) 10:46 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/5002bb524f76fd9feb805c7bab0b37a67f3f8f10

 

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米ドル/円の先週の動向や今後の展望について、マネックス証券の吉田恒氏が解説しました。

米金利が低下したことで円高トレンドへの転換の可能性もあると指摘しており、今週の相場の展開予測として、142.5~146.5円のレンジで推定しています。

これは、米利下げを受けて米ドル下落の状況に関連しています。

米金利の動向や9月のFOMCでの利下げ幅などが今後の展望に影響するとしています。

(要約)

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(※画像はイメージです/PIXTA) 

 

先週、148円を高値として、週末には144円割れ寸前まで下落した「米ドル/円」。この下落は、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げへの確信が強まったとして、米金利が低下したことが影響したものであり、今後は「円高トレンドへの転換」の可能性もあると、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は考察します。今週の相場の展開予測と合わせて、詳しく見ていきましょう。 

 

【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると… 

 

<ポイント> 

・先週の米ドル/円は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言などから、9月FOMCでの利下げがほぼ確実視されたことで、144円割れ寸前まで続落した。 

 

・目先的には、米金利に「下がり過ぎ」懸念もあるため、このまま一気にこの間の安値の141円台更新に向かうのは難しそう。ただ、円高トレンドへ転換した可能性が高まるなかで、米ドル反発も限られそう。 

 

・今週の米ドル/円は、142.5~146.5円のレンジで予想する。 

 

[図表1]米ドル/円の日足チャート(2024年7月~)  出所:マネックストレーダーFX 

 

[図表2]米ドル/円と日米10年債利回り差(2024年5月~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成 

 

先週の米ドル/円は、148円を高値として、週末には144円割れ寸前まで下落しました。 

 

水曜日に公表された米雇用者数が大幅に下方修正されたこと、また、金曜日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言などが、主に材料視された結果だったと考えられます(図表1参照)。 

 

この144円台への米ドル/円の下落は、基本的に、日米金利差の「米ドル優位・円劣位」の縮小と連動したものでした(図表2参照)。 

 

上述のように、雇用者数の下方修正やパウエル議長の発言などを受けて、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げへの確信が強まったとして、米金利が低下したことが影響したといえるでしょう。 

 

この関係がこの先も続くなら、さらに米ドル/円が下落するかは、米金利のさらなる低下が続くかが鍵になりそうです。 

 

[図表3]FFレートと米2年債利回りのスプレッド(1998年~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成 

 

[図表4]米ドル/円の90日MAかい離率(2000年~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成 

 

【図表5】米ドル/円と52週MA(2000年~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成 

 

米金利、金融政策を反映する2年債利回りは、政策金利FFレートの誘導目標上限(5.5%)をすでに1.5%以上も下回っています。これは、1998年以降で見ると、2番目に大幅なものです(図表3参照)。 

 

基本的には、米利下げを先取りする形で、2年債利回りが低下していますが、目先的には、やや「下がり過ぎ」の懸念もありそうです。 

 

短期的な「下がり過ぎ」懸念は、米ドル/円についても気になります。米ドル/円は、8月5日に141円台まで急落しましたが、そのタイミングで、90日MA(移動平均線)かい離率は、一気にマイナス10%近くまで拡大しました。 

 

これは、短期的な「下がり過ぎ」懸念が、かなり強くなっていたことを示すものでした(図表4参照)。 

 

その後、米ドル/円が149円台まで反発するなかで、短期的な「下がり過ぎ」も修正されましたが、90日MAかい離率は、足下でもマイナス6%程度で推移しており、「下がり過ぎ」気味の状況は、なお変わっていないといえそうです。 

 

以上のように、「米金利低下=米ドル下落」が、このまま一気にこの間の米ドル安値の141円台更新を目指すということでもないかもしれません。 

 

ただし、米ドル/円は、先週までに足下で150.7円程度の52週MAを4週連続で下回りました。これは、2022年1月から展開してきた米ドル/円の上昇トレンドのなかでは見られなかった現象です(図表5参照)。 

 

その意味では、米ドル/円の上昇トレンドは、あの161円で終わり、複数年続く下落トレンドに転換した可能性が高くなっているでしょう。 

 

ちなみに、上昇トレンドにおいて、52週MAはサポートの役割を果たしてきましたが、下落トレンドに転換すると、一転してレジスタンスの役割に変わるのが基本です。 

 

ということは、下落トレンドと逆行する一時的な上昇は、52週MAを大きく越えない程度にとどまり、米ドル/円は、複数年かけた下落に向かう可能性が高くなってきたといえます。 

 

 

先週公表された7月FOMC議事録や、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言などを受けて、9月FOMCでの利下げはほぼ確実視されたようです。 

 

今後は、今週発表予定のPCEコアデフレーターなどのインフレ指標、そして、9月6日発表予定の米8月雇用統計などの結果を受けて、9月FOMCの利下げ幅が0.25%にとどまるか、それとも0.5%以上の大幅なものになるかを見極めていくことになりそうです。 

 

すでに見てきたように、米金利は目先的にはやや「下がり過ぎ」の懸念もあるため、大幅利下げ観測が後退した場合、「下がり過ぎ」の修正で上昇する可能性はあります。ただし、9月利下げの流れはほぼ確実になっていることから、米金利上昇の場合でも、おのずと限度があるのではないでしょうか。 

 

米ドル/円は、先週も144~148円と約4円のレンジで推移するなど、依然としてボラティリティの高い、活発な値動きが続いています。 

 

上記を踏まえ、4円程度の比較的大幅なレンジでの展開が続くとすれば、今週の米ドル/円の予想レンジは、142.5~146.5円で想定します。 

 

吉田 恒 

 

マネックス証券 

 

チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長 

 

※本連載に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本連載の内容は筆者の個人的な見解を示したものであり、筆者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本連載の情報を利用した結果による損害、損失についても、筆者ならびに本連載制作関係者は一切の責任を負いません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。 

 

吉田 恒 

 

 

( 205871 )  2024/08/27 17:19:03  
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2024年6月~7月に161円を高値、2020年12月~2021年に105円を安値とする月足のフィボナッチリトーレースを用いると、38.1%は約139.6円、50%は約133円となります。

レンジブレイク時に参考になるかもしれません。

 

 

記事やコメントを見ると、為替のプロとされる人たちが過去に行った断言や予測の検証が重要だとしています。

また、日銀の為替介入や政策の影響、通貨の安値や高値の表現、円安や円高の見通し、日経と米国の金利差、為替レートの影響要因などが話題となっています。

 

 

さらに、円建ての借金リスクやアベノミクス、チャート分析の精度や信頼性、適切な投資タイミング、株価と為替の関係、通貨の価値観に関するコメントがあります。

 

 

総じて、為替市場や通貨の動向に対する様々な見解や予測、過去の経験からの教訓などが、記事、コメントを通じて議論されています。

 

 

(まとめ)

( 205873 )  2024/08/27 17:19:03  
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=+=+=+=+= 

2024年6月~7月161円を高値・2020年12月~2021年の105円を安値で月足のフィボナッチリトーレースをざっくりしてみると、38.1パーセントが139.6円程度、50パーセントで133円程度ですね。レンジブレイクした時のご参考になれば幸いです。 

 

=+=+=+=+= 

関連記事を見ると、過去に色々な為替のプロと称する人が、「〇〇はないと断定するワケ」というのがたくさんでていますから、ずっと振り返ってその断言がどうだったか、この点を確認することが良いと思います。 

 

=+=+=+=+= 

少し前までは「1ドル=200円」とかの記事もありましたが、後解説でもあてにならないのですね。 

日銀が大規模介入する時は相場転換を想定すべきということでしょうか。 

為替介入が国際的に批判されるのは通貨当局が民間資金を巻き上げてしまうからではないかとも思ってしまいました。 

 

=+=+=+=+= 

これまで円キャリーを支えてきた日銀FRBの政策が変わったのだからトレンドが変わるのは当然 

当面は120円を目指す流れ 

あと為替はドル中心の表記が業界の常識なので上値や安値はドルから見てなのは当然 

(正確には全ての通貨に表記順の序列がありユーロが最上位で次が英ポンド以下豪ドルなどの英連邦が続きその他ハードカレンシー日本円の順) 

 

=+=+=+=+= 

単純に円の総額とドルの総額を割り算すると120円前後になるはず。 

そこに金利差などの要因が加味されて現在のレートになっているわけで、仮に日米金利差がなくなり、GDPデフレータ、CPIや失業率などの数値が日米同じになれば、ドル円レートは120円前後に落ち着くはず。 

現在は世の中に円安の方が都合が良い、円安の方が儲かる『人々』が多いということなのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

「148円を高値として」「141円台の安値更新」 

え!?この記事書いている人大丈夫?148円を円高って表現しているの?それともドル高と言っているの?完全に円安・ドル高って理解してないからこんなおかしな表現になるんだよね。 

この時点で全く読む価値がない記事だと思いました。 

 

方向性としては長期的には円高に触れていくのでしょうね。 

9月には米利下げ、12月には円の利上げが言われていますし。ここから円安基調に戻る要素は少ないというのが共通認識じゃないですかね。 

 

円安は国益にマイナスだぁ。と騒いでいたメディアとメディアお抱えの「経済学者」さんたちは今頃どうしているのですかね。 

この人たちの言を借りれば、160円からも15円も円高になっているのになにかいいことありましたかね? 

あ、未だに円高になれば物価が下がるぅ~ってほざいているおバカさんとかいるようですが。この記事のライターもそのレベルかな。 

 

=+=+=+=+= 

週足、月足で見れば円安トレンドは全く終わっていないように見えます 

せめて23年末の140円サポートは割ってこないとトレンド転換とは言えないでしょう 

 

=+=+=+=+= 

まだ上がって良いんだよ。 

食べ物を輸入してる国の通貨が安くて 

得をするか? 損をすることが多いです。 

 

食料品の値段がもれなく上がるのは、 

辛いって。 

 

=+=+=+=+= 

米金利が下がらなかったら円安になると言うことか。なんかグルじゃねーのかって勘繰りたくなるよね。 

トレンドだけ見てたら間違うね。ドル急上昇の時のトレンド無視してるし。 

 

=+=+=+=+= 

こんだけ神経質かつあまりメジャーでない指標さえ材料視されて乱降下する市場でこうだと断言しちゃうやつは信用しない方がいい 

 

 

=+=+=+=+= 

吉田氏の過去の記事見ると、方向感は割と当たってる 161円まで上がる可能性も早い段階で指摘してた 

 

=+=+=+=+= 

円(円建て)で借金するリスクを回避? 

上記で借金すると円高は元金が爆上がりするリスクが有ります 

 

=+=+=+=+= 

これで円高?アベノミックスと言う言葉が舞うであろう時は1ドル100円しなかった。 

 

まだまだ、円安だろう! 

 

=+=+=+=+= 

この人の話は、あてにならないことが多い。 

チャートを適当に見て、適当に書いてるだけとしか思えないこと多いです。 

 

=+=+=+=+= 

勘違いしない様に…まだまだ、極度な円安なんだよ。コレが1ドル120円を割るようになって正常化なんです。 

 

=+=+=+=+= 

今月は証拠金10万でオセアニア通貨売り買いして今の所55,000利確出来てます。 

おおきに! 

 

=+=+=+=+= 

自分が知っている、円安、円高と逆の定義で書かれているんだけど、どういうことなんだろう。 

 

=+=+=+=+= 

円高になったら、円安を理由に値上げしていたものは、値下げしてくれるのかしら。 

 

=+=+=+=+= 

円高、株安? 

また株価の下落(暴落)に備えて! 

パニック売りなどしないでね。 

 

=+=+=+=+= 

円高になると安値と言い、円安になると高値と言う。ややこしいなあ、まったく。 

 

 

=+=+=+=+= 

140円でもまだまだ安いのでは 

 

=+=+=+=+= 

否定しておけば、逃げるチャンスが回ってくるからだと思うよ(笑) 

 

=+=+=+=+= 

150円は当分無いと思うよ。 

 

=+=+=+=+= 

基本、証券会社の言う事は信用してません^ ^ 

 

=+=+=+=+= 

またドル上がっていますよ、恥かくまえに消した方が 

 

=+=+=+=+= 

ただ、過去を振り返る記事。 

 

 

 
 

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