( 206237 ) 2024/08/29 01:09:49 0 00 MBSニュース
大阪府は、子育て世帯向けのお米クーポンの使用期限について、現在の10月31日から1か月延長することを決めました。
全国的にスーパーなどで「コメ不足」が続き、価格も高止まりが続いています。大阪府では今年6月から子育て世帯向けに「お米クーポン(第3弾)」を配布していますが、府によりますとコメの配送が遅れるという声や、店頭で買えないという声が寄せられているということです。
お米クーポンの使用期限が10月31日に迫るなか、吉村知事は28日、使用期限を1か月延長して11月30日までとすることを発表しました。
(大阪府吉村洋文知事)「9月中には出回るだろうというふうに言われていますが、現在ないという状態が続いていますので、安心して(クーポンを)お使いいただきたい」
いっぽうクーポン自体の申し込み期限は、9月2日から変更しないとしていて、クーポンを利用したい場合は早めに申し込むよう呼びかけています。
◆備蓄米放出の行方は…
吉村知事は、政府に対し「備蓄米の放出」が必要だとして、坂本農水大臣に要望書を届けています。
これに対し坂本農水大臣からは、新米が流通すれば状況は改善するとしていて、米の流通は民間が基本であり、備蓄米の放出は米価に影響を与える恐れがあると慎重な姿勢を示しています。
◆「米価の変動」農家への影響大きい
これをうけ、日本維新の会の遠藤敬国対委員長は28日、改めて武村展英農水副大臣に政府備蓄米の放出を要望しました。
武村副大臣からも大臣と同様の認識が示されるとともに、備蓄米と一般の消費に回る米との違いについてや米価の変動は農家への影響が大きいとの発言があったということです。
遠藤議員は南海トラフ地震の臨時情報など災害対応で、需給がさらにひっ迫するという課題は共有できたとしていて、大阪府へも情報を共有したいとしています。
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