9回無死一塁で大山凌が力投する中、ソフトバンクは日本ハムに逆転負けを喫した。

松本裕が登板したが四球を与えて降板し、続く大山も打たれてリードを守れず、最終的には投手交代してもダメ押しのホームランを浴びるなどして敗戦。

大山はベンチで涙を流した。

この結果でソフトバンクの対日本ハムの連敗は4となり、水曜日の試合では6連敗となった。

（要約）

９回無死一塁、力投する大山凌（カメラ・岩田　大補） 

◆パ・リーグ　ソフトバンク５―８日本ハム（４日・みずほペイペイドーム福岡） 

　ソフトバンクがまさかの大逆転負けを喫した。 

【写真】わずか５球で降板した松本… 

　３点リードの９回、松本裕が登板したが、松本剛に四球を与えたところでまさかの降板。緊急救援の大山はマルティネスこそ左飛に仕留めたが、代打・浅間に右翼フェンス直撃の二塁打を打たれて二、三塁。田宮には二塁への適時内野安打を献上し、石井にも右前適時打を浴びた。リードは１点となってなおも一、三塁で万波は高いバウンドの遊ゴロに仕留めたが、田宮に同点のホームを踏まれた。 

　さらに投手は岩井に交代。なおも一、三塁で水谷に勝ち越しの左前適時打を浴び、清宮にダメ押しの右越え１１号２ランを献上して万事休した。 

　岩井はプロ６試合目で初めて出塁を許したが、ハードな場面での被安打、被本塁打となった。 

　敗戦投手となった大山は、ベンチで人目もはばからずに号泣した。 

　チームの対日本ハムの連敗は４に伸びた。水曜日のゲームは（選手名は責任投手、球場の長は長崎）６連敗になった。 

▼７月１７日　ロ（み）○６―４＝藤井 

▼　　３１日　楽（楽）●２―３＝大津 

▼８月　７日　ロ（Ｚ）●２―６＝大津 

▼　　１４日　西（ベ）●１―４＝大津 

▼　　２１日　楽（楽）●１―２＝松本裕 

▼　　２８日　オ（長）●１―４＝大関 

▼９月　４日　日（み）●５―８＝大山 

報知新聞社