( 209006 )  2024/09/06 00:10:24  
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河野太郎氏が自民党総裁選に立候補を表明し、年末調整を廃止して確定申告をすべての国民に義務付けるという提案を発表した。

この提案に対しSNS上で批判が殺到し、炎上が起こった。

河野氏はデジタルセーフティネットとして、マイナンバーカードを活用することで国民の所得を把握し、迅速な支援を提供する仕組みを提案している。

この発言が炎上した背景には、別の問題で麻生派の元議員が不正を行っていたことが報道され、河野氏も同様の疑惑が向けられたためだと言われている。

SNS上では国民からの怒りや批判が相次いでおり、総裁選の構図にも大きな影響が出ている可能性がある。

(要約)

( 209008 )  2024/09/06 00:10:24  
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出馬会見での河野太郎氏(写真・保坂駱駝) 

 

 自民党総裁選(9月27日投開票)への立候補を表明している河野太郎デジタル相の「年末調整を廃止して、すべての国民に確定申告をしていただく」という発言に、SNSが大荒れだ。 

 

【すごい寝癖!!】河野太郎氏、高校時代の貴重な写真 

 

「9月3日、自身のXに公約のひとつとしてポストしました。税や社会保険料などのデータを国が一元的に管理することで所得の把握が容易になり、支援が必要な国民に対して、プッシュ型で(手続きなどがいらず)迅速に対応できるということです。 

 

 河野氏は『デジタルセーフティネット』と表現しています。手続きにはマイナンバーが必須になります」(政治担当記者) 

 

 河野氏はあわせて、「全納税者が確定申告することで企業の手間がなくなり、マイナンバーカード取得者のサイト『マイナポータル』を活用すれば国民の手間が増えることもない」と説明している。 

 

 なぜこの発言が炎上したか。自民党担当記者は「発信したタイミングが悪すぎましたね」と苦笑して続けた。 

 

「河野氏がXにポストする前日、毎日新聞が『麻生派の元議員が、2017年以前のパーティーでノルマ以上に売ったぶんの収入を、政治資金収支報告書に記載せず裏金にしていたことを認めた』旨を報道したのです。 

 

 2018年以降はパーティーの収支を派閥・議員双方の報告書に記載しているとのことですが、その元議員は『不記載が違法だと思っていた所属議員は誰もいなかった』とも語っています。河野氏は麻生派なので、同じように不記載をしていたのでは、と疑惑の目が向けられたわけです。 

 

 SNSには《その前に自民議員ちゃんと税金払え》《裏金暴かれた仕返しかよ》などの批判が殺到しました」 

 

 ほかにもXには国民からの怒りの投稿があふれている。 

 

《これは国民をバカにしてるとしか思えない マイナンバーカードの始動にですら不具合起こしまくってるのに》 

 

《普通に税務署や税理士がパンクするわ》 

 

《国民を奴隷化とした感じで 国民生活の知らなさを露呈しています》 

 

 あまりの猛反発で、総裁選の構図もまた変わってくるのかもしれない。 

 

 

 
 

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