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秋篠宮家の長男である悠仁さまは、18歳の成年を迎えたために、宮内庁が近影を公表した。

成年に伴い、悠仁さまに与えられる皇族費が増額され、来春以降には成年の皇室儀式が予定されている。

また、大勲位菊花大綬章の親授式や記者会見にも出席することが予想されている。

(要約)

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秋篠宮邸の庭にある表町池の周辺で植物の観察をする秋篠宮家の長男悠仁さま。ジネンジョを手に取っている。18歳の成年を迎えるにあたり、宮内庁が近影を公表した=2024年7月15日、秋篠宮邸の庭、宮内庁提供 

 

 皇室では、天皇や皇太子、皇太孫は皇室典範第22条の規定により18歳で、その他の皇族は民法の規定によって成年を迎える。2022年の改正民法施行で成年年齢が18歳に引き下げられて以降、悠仁さまが初めて成年を迎えた皇族となった。 

 

【写真】悠仁さま、18年の歩みを振り返る…佳子さま・小室眞子さんとの3ショットも 

 

 秋篠宮家の4人に支出される皇族費は、昨年度計1億1895万円。このうち、悠仁さまに支出される皇族費305万円は、成年に伴い915万円となった。誕生日を迎えた今月から増額が適用される。 

 

 来春以降に実施される成年の皇室儀式は、悠仁さまが天皇陛下から勅使を通じて「冠」を授けられる「賜冠(しかん)の儀」や、古式ゆかしい装束姿の悠仁さまが天皇陛下の前で、授かった冠を着用する「加冠の儀」、天皇、皇后両陛下に謝恩の辞を伝える「朝見の儀」などが予定されている。 

 

 天皇の子や孫にあたる男性皇族(親王)が成年したとき、閣議を経て贈られる大勲位菊花大綬章の親授式も、慣例によれば同じ日に実施される。 

 

 また、成年を迎えた皇族方は記者会見に臨むことも通例となっており、悠仁さまについても宮内庁が今後、具体的な時期を調整する見通し。同庁は悠仁さまの成年皇族としての宮中行事への参列はこうした一連の成年式の後が「適当」としており、今秋の園遊会や来年の新年一般参賀への出席は想定していない。(中田絢子) 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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