レンタカーの最も安い車は軽自動車であり、「クルマガチャ」という要素があるが、軽自動車でもその要素を楽しめるかどうかについて、自動車評論家の清水草一氏に取材した内容が紹介されている。

清水氏は、軽自動車は性能的には充分だと認識しており、登録車のSクラスを選んでしまうことがあるが、軽自動車にはアタリやハズレがないためワクワク感がないと述べている。

軽自動車を借りる際は、通常は距離をあまり走らない時に利用し、清水氏が岡山で予約した軽自動車は先代のスズキ ワゴンRで、特に感動もなく中途半端な満足感しか得られなかったという。

軽自動車は全体的に「中アタリ」であるとの評価がされている。

（要約）

ベストカーWeb 

　何が貸し与えられるかわからないレンタカーには、言ってしまえば「クルマガチャ」の要素があり、その一期一会感を楽しむ人も少なからず存在していることは確かだ。では、レンタカー最安ランクとなる軽自動車でも、クルマガチャの要素は味わえるのか？そこで今回は自動車評論家である、清水草一氏にうかがってみた。 

【画像ギャラリー】軽自動車は大アタリも大ハズレもなし!!清水草一氏が岡山でレンタルしたスズキ ワゴンR(16枚) 

※本稿は2024年7月のものです 

文:清水草一/写真:清水草一、スズキ 

初出:『ベストカー』2024年8月26日号 

　レンタカー最安は軽クラスだ。現代の軽の性能を考えれば軽で充分とわかっているが、つい登録車のSクラスを借りてしまうのは、軽にはアタリやハズレがないから。よってワクワク感もない。 

　個人的に軽を借りるのは、あまり距離を走らない時だけ。岡山で軽を予約した時は、先代ワゴンRが当たったが、特にヨロコビも悲しみもなく、走りも空気のように自然で感動はなかった。軽はもれなく「中アタリ」である。