( 210958 )  2024/09/12 02:33:42  
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STVニュース北海道 

 

JR貨物が検査データを改ざんするなど不正行為を行っていた問題で、新たに確認できていなかった車両が見つかったため、11日午前、運行中の全貨物列車の運行を停止したということです。 

 

JR貨物では10日までに室蘭市など全国3つの車両所で検査データに不正行為が確認され、一部の運行を停止していましたが、11日新たに検査が必要な車両が見つかったため、全国のコンテナ車両7000両の運行をすべて停止しました。 

 

検査で安全が確認でき次第、11日中の運行再開を目指しているということです。 

 

北海道室蘭市の輪西車両所 

 

JR貨物は10日、貨物列車の組み立て作業で検査データの改ざんなど不正行為があったことを明らかにしました。 

 

不正があったのは、車輪などを車軸にはめて「輪軸」を組み立てる作業です。 

 

車輪などを押し込む際の圧力が基準を超えていたにもかかわらず、検査記録表には基準値に収まる数値に書き換えるなど検査データを改ざんしていたということです。 

 

特別保安監査に入る国交省の職員(11日・北海道室蘭市) 

 

北海道室蘭市にあるJR貨物の輪西車両所には午後1時ごろ、国交省の職員が特別保安監査に入りました。 

 

国土交通省は12日以降も特別保安監査を続け、不正の事実関係や安全管理体制について調べる方針です。 

 

 

 
 

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