( 211268 ) 2024/09/13 01:51:51 0 00 斎藤知事(午後4時ごろ)
兵庫県の斎藤知事は12日午後3時50分ごろから、兵庫県庁で報道陣の取材に応じ、改めて「知事として県政を担わせていただきたい」と知事の続投を明言しました。 取材陣から19日の県議会本会議初日に提出される可能性がある知事への不信任決議案が可決した場合の進退について聞かれると、「法律に則って、様々な選択肢の中からしっかり考えたい」と述べました。
【解説】斎藤知事、涙ながらに続投の訴え 19日にも「不信任案」提出へ 斎藤知事の今後はどうなる?
12日午前10時ごろ
知事に辞職の申し入れをした県議らは、パワハラなどの疑惑を調べる百条委員会の証人尋問で、斎藤知事が「道義的責任が分からない」などと証言したことについて県議らは「看過できない」と指摘。「来年度予算を編成するためには知事の即時辞職が必要である」としたうえで、知事が要望を拒否して辞職しない場合、「然るべき行動に移る」として不信任決議案の提出を示唆していました。
申し入れを行った自民県議団の北野実幹事長は、「出処進退は自ら判断して、辞職を申し出るのが筋と考え、改めて申し入れた」と語り、辞職要求に応じない場合は19日から始まる本会議で「不信任決議案提出」に踏み切る考えを示しました。公明やひょうご県民連合、共産なども不信任案の提出に賛成する意向を示しました
12日朝、記者団の取材に応じた際は斎藤知事は、「私のいまの思いとしては、昨日の会見で申し上げた通り、物価高騰対策を含めた補正予算をしっかりやっていくということ、まずは県民の皆様のための政策をやっていくことが大事だと思っています」と語り、一連の疑惑に対して、「私が述べるべきことや思いは真実として述べている」と述べていました。
11日
一方で、前日11日の会見で、涙ながらに「(自らが当選した県知事選で)分裂してまで自らを支持してくれた自民に対して、悔しい思いだ」「間違いもあったかと思うがあくまで県民の皆さんのために…」と話したことについて、記者団から‟真意”を問われると、「私も人間なので感情が高ぶった点は申し訳なかったが、日々の文書問題や百条委に対して緊張や不安に思うことは当然ある」「期待をいただいた方には不安や心配をかけていると思うので、ふがいなさを強く感じた。それでも県政を担わせてもらいたい。努力を重ねていきたい」と話しました。
12日、兵庫県神戸市で、斎藤知事について県民の方々に話を聞きました。
70代女性 「地元として恥ずかしい」
80代女性2人 「高級車に乗らなかったり、県民のこと思ってくれているのは評価する」 「早く身を引くなどケジメをつけて、また出直してほしい」
50代女性 「昨日の会見を見て県民のための涙ではないとわかった。一刻も早くやめてほしい」
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