( 211273 ) 2024/09/13 01:57:21 0 00 中日・立浪和義監督
■プロ野球 中日 4-9 ヤクルト (12日 バンテリンドーム)
5位・中日は最下位・ヤクルトとの直接対決に2戦連続の惨敗でカード負け越し。53勝68敗8分で今季最多タイの借金15となり、ゲーム差を1.5に縮められた。
試合は0-3で迎えた3回に福永の4号2ラン、5回には石川昂の2点適時打で4-3と逆転。しかし直後に2番手・藤嶋が増田に同点被弾、7回には清水が登板も木下のパスボールで勝ち越しを許し2失点。8回には岩嵜が3連続適時打を浴び3失点と投手陣が2試合連続大量失点で力尽きた。
大野は今季9度目の登板、ここまで2勝6敗、防御率4.91。前回の9月5日・阪神戦(甲子園)は5回を6安打2失点(自責2)で負け投手。ヤクルト戦は今季初登板、通算では9勝17敗。
立ち上がりは、先頭の長岡に右前安打、2番・並木の犠打を大野が処理できずオールセーフに。外野フライで1死となるも、タッチアップで三塁へ進塁を許し村上に中前適時打を浴び0-1。さらにオスナにも左前適時打を浴び0-2と出鼻をくじかれる。
スタメンは1番センター・岡林、2番ショート・村松、3番サード・福永、4番ライト・細川、5番ファースト・石川昂、6番キャッチャー・木下、7番セカンド・板山、8番レフト・鵜飼、9番ピッチャー・大野のオーダーを組んだ。
相手先発のサイスニードに対し、岡林が中前安打を放つも、後続が凡退し無得点。2回には石川昂、木下の連打、板山のセーフティバントで無死満塁の絶好機。しかし鵜飼はフルカウントからの高めのボール球に空振り三振、大野も空振り三振、岡林は捉えた打球も一直に終わり痛恨の3者残塁。
すると直後の3回に1死から村上に中前安打、オスナに左中間を深々と破る二塁打を浴びるも、中継プレーで本塁を狙った村上をアウトにし2死二塁。しかし増田にも左中間への適時二塁打を浴び0-3。
反撃したい打線は3点を追う3回裏に、先頭の村松がセーフティバント、続く福永が左中間への4号2ランを放ち2-3と1点差に迫る。
大野は4回に先頭の内山を右前安打で出塁を許すも、長岡、並木の1、2番を意地の連続空振り三振で追加点を許さず降板。4回80球7安打5奪三振1四球3失点(自責2)だった。
5回は2番手・藤嶋がクリーンナップを三者凡退に抑えると、直後の5回裏に、先頭の村松が死球、福永が中前安打、細川が四球でこの試合2度目の無死満塁。続く石川昂は左前2点適時打を放ち4-3と逆転。なおも一、二塁だったが、木下は犠打失敗、板山は右前安打で再び満塁も、鵜飼が投ゴロホームダブルプレーに終わり勝ち越せず。
藤嶋は6回も続投するが、先頭の増田にレフトスタンドへ2号ソロを浴び4-4の同点。さらに四球で山田を歩かせ1死一塁となったところで、3番手・齋藤が代打・澤井、長岡を退ける。
7回からは4番手・清水が登板するも、並木、サンタナに連打を浴びると、村上を投ゴロも二、三塁となりオスナを満塁策で敬遠。2死となり山田を迎えると、3球目の低めのストレートを木下が痛恨のパスボールで4-5と勝ち越される。山田には結局四球を与えると、内山に中前適時打を浴び4-6と2点差に。
8回には5番手・岩嵜が1死から並木に右前安打、盗塁を許し、サンタナに四球で一、二塁。村上は空振り三振で2死も、オスナ、代打・川端、山田に3連続適時打を浴びこの回3失点で4-9に。
8回裏には1死から鵜飼がレフトへ二塁打を放ち、2死から岡林が内野安打でつなぐも、村松が空振り三振に終わる。
9回裏は3番・福永からも、6番手・小澤に対し追いつくことができずゲームセット。4番手・清水が今季初黒星(2勝)を喫した。
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