( 212771 )  2024/09/18 00:54:36  
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新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員や無所属の松原仁衆院議員らが、ジャーナリスト青木理氏の発言から拡散された「劣等民族」というワードに対して不快感を表明した。

米山氏は、「劣等民族」という考え方は差別的であり、リベラルではないとし、松原氏も同様にその表現が不快だと述べた。

(要約)

( 212773 )  2024/09/18 00:54:36  
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青木理氏(2019年12月撮影) 

 

 元新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)や、無所属の松原仁衆院議員(68)らが、17日までにSNS上で話題となった「劣等民族」というワードに対し、不快感を表明した。「劣等民族」の拡散は、ジャーナリスト青木理氏の発言が発端とみられている。 

 

【画像】立憲民主党の米山隆一衆院議員のXから 

 

 青木氏は、12日に配信され政治メディアのYouTubeチャンネル「ポリタスTV」で津田大介氏と対談。冒頭で津田氏が「人々はなぜ自民党に入れ続けるのか?」という講演を予定していることを告げると、青木氏が「よくこんなテーマで…。一言で終わりそうじゃない。『劣等民族』だからって」と感想をもらし、津田氏も笑って応じた上で、「単純な話ではなくて、いろいろなのがあるんじゃないか」と深堀りする趣旨を説明していた。 

 

 この発言が拡散されると、米山氏がリアクション。「私は立憲民主党ですが、それで良いという事ではないけれど、一定の人が自民党に投票する理由は分かります。それは決して『劣等民族』だからではなく、我々は正々堂々その理由に打ち勝とうとしています。『劣等民族』などと言う考え方は何であれ極めて差別的で、決してリベラルな在り様ではありません」と私見を述べた。 

 

 続く投稿でも「本来のリベラルは、自分の民族に対しても『劣等民族』なんて言葉を使いませんし、そんな事を考えもしません。と言いますか、『劣等民族』なんていう人は、一体全体自分は何なのか、幾ら自分を含む多数派相手とはいえ、それは余りに差別的だと思わないものなのかと思います」とつづった。 

 

 松原氏も「文脈にかかわらず『劣等民族』という表現そのものが不愉快です」と投稿した。 

 

 

 
 

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