( 213163 )  2024/09/19 01:54:40  
00

中日・立浪和義監督 

 

■プロ野球 中日3-8 阪神 (18日 バンテリンドーム) 

 

中日は阪神に敗れ、9月3度目の3連敗。54勝72敗8分となり今季ワーストを更新する借金『18』となった。また試合前まで0.5差の6位・ヤクルトが広島に勝利したため、7月29日以来51日ぶりの単独最下位転落となった。試合後、立浪監督が今季限りでの退任を表明、今季の残り試合の指揮は執る。 

 

試合は先発の髙橋宏が2回に先制を許すと、4回には木浪、相手先発・前川に連続適時打を許し0-3。打線は4回に福永の適時三塁打などで1点差に迫るも、7回に清水が上位打線と対するも追加点を許した。9回には4番手・岩嵜が一挙4失点で1回もたず、結局打線は追いつくことができず敗れた。 

 

髙橋宏は試合前まで本拠地・バンテリンドームでは11試合で8勝1敗、防御率0.57で7月5日・広島戦から6連勝中だったが、6月28日・DeNA戦以来82日ぶりに本拠地黒星で4敗目(13勝)を喫した。 

 

髙橋宏斗は今季20度目の登板、ここまで12勝3敗、両リーグ1位・防御率1.14。前回の9月10日・ヤクルト戦(バンテリンドーム)は村上に今季初被弾も8回を5安打1失点で勝ち投手。今季の阪神戦は4度目、1勝1敗、防御率2.05。 

 

初回は三者凡退。しかし、2回1死から佐藤輝にライトフェンス直撃の二塁打を浴びると、続く前川に中前適時打を浴び0-1と先制を許す。 

 

スタメンは1番センター・岡林、2番サード・福永、3番レフト・カリステ、4番ファースト・石川昂、5番ライト・細川、6番ショート・村松、7番セカンド・板山、8番キャッチャー・加藤匠、9番ピッチャー・髙橋宏のオーダーを組んだ。 

 

相手先発・村上に対し、初回は岡林が二ゴロに倒れるなど三者凡退。追いかける2回にも、フライ3つで三者凡退。 

 

髙橋宏は3回は2死から連続四球で一、二塁のピンチも、佐藤輝を迎えた場面で、二塁牽制で森下をアウトにしピンチをしのぐも、57球を要す。さらに4回に先頭の佐藤輝に右前安打、1死から坂本の中前安打で一、三塁となり、木浪の二ゴロ間に三塁走者が生還し0-2。続く相手先発・村上に右前適時打を許し0-3と着実にリードを広げられる。 

 

それでも3回までパーフェクトに抑え込まれた打線は直後の4回裏、先頭の岡林が四球を選ぶと、福永が左中間を破る適時三塁打で1-3。続くカリステの一ゴロ間に福永が生還し1点差に迫ると、石川昂もセンターへ二塁打を放ち、細川は三振で2死も、村松がセカンドへの内野安打で一、三塁の同点のチャンス。しかし板山が空振り三振に倒れ同点ならず。 

 

5回の髙橋宏は先頭の森下に四球を出すも、大山を遊ゴロ併殺打に打ち取り3人で抑える。 

 

5回裏は2死走者なしから、岡林がレフト線へ二塁打を放つと、福永が四球で一、二塁も、カリステが左飛に倒れる。 

 

6回の髙橋宏は前川、坂本を打ち取り2死。9番・村上の代打・小野寺には13球粘られるも、遊ゴロに打ち取る。 

 

髙橋宏は6回117球8安打3奪三振3四球3失点で降板し、7回からは1点ビハインドも2番手で清水が登板。しかし先頭の近本に中前安打、中野が犠打、森下が右前安打で1死一、三塁のピンチを招く。ここで大山の三遊間へのゴロをサード・福永が横っ飛びで好捕し打者をアウトにするも、その間に生還を許し2-4とリードを広げられる。 

 

7回裏は4番手・桐敷に対し、1死から代打・鵜飼がレフトへ二塁打を放つも、後続が凡退し得点奪えず。8回裏は4番・石川昂も二ゴロで1死。続く細川は15打席ぶりとなる中前安打を放つも、後続は凡退。 

 

9回表は4番手・岩嵜が登板も、1死から中野に四球、森下に右前安打で一、三塁となり、大山、佐藤輝に連続適時打で2-6。2死からは坂本にこの試合4安打目となる中前2点適時打を献上しこの回4失点で2-8。 

 

9回裏は6番手・富田に対し、追いつくことができずゲームセット。 

 

 

 
 

IMAGE