( 213508 )  2024/09/20 02:15:10  
00

不信任決議案が可決した瞬間の斎藤元彦知事(19日午後5時40分ごろ) 

 

 19日午後、兵庫県議会の本会議で、斎藤元彦知事の不信任決議案が全会一致で可決されました。これにより、斎藤知事は「辞職」か「議会解散」かを10日以内に選ぶことになります。 

 

【当日ドキュメント】無精ひげで登庁、応援する人の姿も…兵庫・斎藤知事、“運命を決める一日”を追う 

 

 先ほど報道陣の取材に応じた斎藤知事は「改めて県民の皆さんにおわびする。(決議を)しっかり私自身が受け止めなければならない。今の状況を招いているのは私自身」としたうえで、「86人の議員には感謝したい。職員の皆さんにもこの間一生懸命仕事をして頂いていたので、感謝の気持ちです」と話しました。 

 

 一方で、辞職か、議会解散かについて、自らの判断を問われると、「しっかりと考えることが大事。今すぐ判断はできない。重い判断。しっかりと考えて、表明するタイミングについては事前にお伝えする」として、自らの進退は明言しませんでした。 

 

可決後に取材に応じる斎藤知事(19日午後5時50分ごろ) 

 

 元幹部職員が作成した告発文書に端を発した、斎藤知事のパワハラなどの疑惑やその後の対応について、9日に兵庫県議会・第二会派の「維新」が、12日に兵庫県議会の最大会派「自民」のほか、「公明」、「ひょうご県民連合」、「共産」、無所属議員が辞職を求める申し入れを行い、県議86人全員から「辞職要求」される異例の事態となっていました。 

 

 その後、各会派は19日の本会議で知事の「不信任決議案」を提出。採決が行われ、全会一致で決議案は可決されました。 

 

 兵庫県の斎藤知事に対する不信任決議案が全会一致で可決されたことを受け、県民からは厳しい声が相次ぎました。 

 

 女性 

「いいと思いますよ。当然やと思うけど」 

(Q、知事は続投の意思を示し続けていましたが?) 

「あかんと思うよ。はよ辞めてほしい」 

 

 男性 

「やむを得ないかなとは思います。人間関係がよくなかったからそういうことができたのかなとは思いますね」 

 

 女性 

「頑張ってほしいという気持ちもありましたけど、最初はね。でもこれだけ公になったら、出直してというか、辞められてまた新たにという気持ちになってほしい」 

 

 

 
 

IMAGE