( 215306 )  2024/09/25 16:27:25  
00

小泉進次郎氏が自民党総裁選出馬のため、麻生太郎副総裁を訪ね、支援を求めたことが明らかになった。

麻生氏は河野太郎デジタル相の支持を表明しており、総裁選の最終段階で幹部が支援に関する情報について誤解される状況となっていた。

小泉氏の面会はうわさを払拭する目的があったとされ、麻生派内では麻生氏の長男・将豊氏を後継者とする動きも見られる。

麻生派は54人所属しており、議員票の影響力が大きいため、上位候補2人の決選投票で鍵を握る可能性が高い。

(要約)

( 215308 )  2024/09/25 16:27:25  
00

小泉進次郎氏(資料写真) 

 

 自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(衆院11区)が24日に麻生派会長の麻生太郎副総裁を訪ね面会していたことが25日、分かった。関係者によると、小泉氏は「力を貸してください」と議員票獲得の協力を求めた。麻生氏は「“太郎2世”とは仲良くしてほしい」などと応じたという。 

 

【動画で見る】進次郎氏びっくり 孝太郎氏の投稿「大好きなお父さん」 

 

 麻生氏は同派所属の河野太郎デジタル相(15区)の支持を明言。一方で総裁選終盤になって「高市早苗経済安全保障相の支援を自派の議員に指示した」などの情報が飛び交い、同派幹部が「聞いていない」と打ち消しに追われる事態となっていた。 

 

 同派幹部によると、面会は小泉氏からの打診がきっかけで都内で30分ほど行われた。「小泉さんの面会を受けることで飛び交ううわさの火消し効果を狙った」とされる。「太郎2世」の内容を巡っては河野氏に加え、麻生氏の議員後継とされる長男・将豊(まさひろ)氏(日本青年会議所直前会頭)を指すともみられている。 

 

 麻生派には54人が所属。議員票の比重が高い上位候補2人による決選投票ではキャスチングボートを握る可能性が高い。 

 

神奈川新聞社 

 

 

 
 

IMAGE