( 215476 )  2024/09/26 01:25:56  
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PIXTAは、“高齢者の就業を通じた社会参加”に関するデータを共有しています。

2024年9月時点で65歳以上の推計人口は3625万人で過去最多で、65歳以上の就業者数も20年連続で増加し、産業別では特に医療・福祉分野で働く高齢者が増えています。

65歳以上の割合は過去最高29.3%で、高齢者の4人に1人が働いていることになります。

年齢階級別では、65-69歳が52.0%、70-74歳が34.0%、75歳以上が11.4%で、いずれも過去最高です。

(要約)

( 215478 )  2024/09/26 01:25:56  
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PIXTA 

 

「還暦を迎えると退職して、悠々自適の生活を送れる時代があったらしい」と、昭和を語る日がやってくるのだろう。今や、60-64歳の就業率は74%。 

 

総務省の集計で、2024年9月15日時点の、65歳以上の高齢者の推計人口は前年より2万人増の3625万人で過去最多となった。総人口に占める割合も0.2ポイント増の29.3%で過去最高だった。 

 

65歳以上の就業者数の推移 

 

高齢者人口の増加に伴い、働く高齢者も増えている。2023年の65歳以上の就業者数は914万人で、20年連続で増加し過去最多。産業別では、「卸売業・小売業」が132万人で最も多く、「医療・福祉」107万人、「サービス業」104万人と続いた。「医療・福祉」は10年前と比べて、2.4倍に急拡大しており、特に、介護分野で働く人が増えている。15歳以上の就業者全体に占める65歳以上の割合は13.5%で、働く人の7人に1人は高齢者ということになる。 

 

年齢階級別の就業率の推移 

 

65歳以上人口に占める就業者の割合は前年と同じ25.2%で、高齢者の4人に1人が働いていることになる。年齢階級別では、65-69歳は52.0%、70-74歳は34.0%、75歳以上は11.4%といずれも過去最高となった。 

 

65歳以上就業率の比較 

 

65歳以上人口に占める就業者の割合は前年と同じ25.2%で、高齢者の4人に1人が働いていることになる。 

 

 

 
 

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