( 215518 )  2024/09/26 02:07:08  
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STVニュース北海道 

 

北海道小樽市で、飲酒運転の車が乗用車と正面衝突し、大学院生が死亡した事故。 

 

事故から3日が経ち、逮捕された男の足取りが少しずつ明らかになってきました。 

 

2024年9月25日朝に札幌市の大学院生・田中友規さんの葬儀が執り行われました。 

 

参列者の中には悔しさのあまりか手を強く握りしめる姿がありました。 

 

田中さんは22日、小樽市銭函の国道で乗用車を運転中、対向車線からはみ出してきた車に衝突され、その後死亡しました。 

 

警察は、酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで函館市の大沢亮汰容疑者を逮捕・送検していて、呼気検査では基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されました。 

 

警察は25日も実況見分を行い、道路の状況を調べています。 

 

現場の近くには25日朝も花や飲み物が供えられていました。 

 

悲惨な事故を起こした大沢容疑者。 

 

事故から3日が経ち、足取りが徐々に明らかになってきました。 

 

(鷲見記者)「大沢容疑者は事故の前日、オータムフェストで酒を飲んでいたとみられます」 

 

大沢容疑者は事故の前日、オータムフェストに立ち寄り酒を飲んだと話していて、警察のその後の調べで、午後6時ごろから午前0時過ぎまで複数の友人と札幌中心部の居酒屋などで酒を飲んでいたことも新たに分かりました。 

 

さらにその後にはー 

 

「友人と別れた後、1人で1、2軒飲みに行った」 

 

という趣旨の供述をする大沢容疑者。 

 

6時間以上にわたり酒を飲んだあと、駐車場にとめていた車を運転し、事故を起こしたとみられています。 

 

なくならない飲酒運転による痛ましい事故。 

 

今回の事故を受け、被害者を知る人は憤りを感じているといいます。 

 

(田中さんの後輩)「後輩に声をかけてくれて明るくて話していて楽しい、そんないい先輩だった。反省してほしい」 

 

(田中さんの知人)「許せないですね、厳罰化してもらわないといけないと思います。(大沢容疑者には)最悪なことを想定して自分で考えて行動してほしかった」 

 

警察は危険運転致死の疑いも視野に引き続き捜査を続けています。 

 

 

 
 

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