( 215636 )  2024/09/26 16:19:21  
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国土交通省は2027年9月から、自動車に自動前照灯照射方向調整装置を義務付けることを決定した。

これは、LED前照灯の普及やデザインの自由度の高まりにより、ヘッドライトの眩しさによる事故が増加しているためだ。

これにより、300件以上の事故が発生しており、安全のための対策が必要であるとしている。

新基準は国際基準に基づいており、乗用車は27年9月1日から、トラックやバスは28年9月1日から適用される。

(要約)

( 215638 )  2024/09/26 16:19:21  
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ヘッドライトの眩しさを訴える声は意外と多い 

 

 国土交通省は、すべての自動車(二輪車や大型特殊自動車など一部車両を除く)に2027年9月から順次、自動前照灯照射方向調整装置(オートレベリング装置)を義務付ける。すでに、光源が2千ルーメンを超える高輝度のすれ違い用前照灯(ロービーム)を備える新車には06年からオートレベリング装置を義務付けているが、LED前照灯の普及やデザインの自由度が高まったこともあり、ヘッドライトの眩しさで周囲の車両などの発見が遅れ、事故につながった事例が12~21年の10年間で300件以上、発生しているという。 

 

 国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で「灯火器の取り付けに関する協定規則(第48号)」に関する基準改正が合意されたことなどを踏まえ、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示などを一部改正し、22日に施行した。 

 

 乗用車(乗車定員10人以下)は新型車が27年9月1日から、継続生産車は30年9月1日から適用する。車両総重量3.5トン超のトラックや、乗車定員11人以上のバスの新型車については28年9月1日から、継続生産車は31年9月1日から適用する。 

 

 

 
 

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