( 215735 )  2024/09/27 00:10:30  
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斎藤元彦・兵庫県知事が不信任決議を受け、記者会見で非常に思い悩んだ結果、解散せずに失職し、出直し知事選に出馬することを正式に表明した。

県議会は全会一致で不信任決議を可決し、斎藤氏に29日までに議会の解散か辞職・失職するか選択を迫った。

これは都道府県知事に対する5例目の不信任決議で、過去の4例では知事が失職か辞職している。

(要約)

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記者会見で話す斎藤元彦・兵庫県知事=神戸市中央区で2024年9月26日午後3時4分、大西岳彦撮影 

 

 兵庫県議会(定数86)に不信任決議を全会一致で可決された斎藤元彦知事(46)は26日午後、県庁で記者会見を開き、県議会を解散せずに失職を選び、出直し知事選に出馬することを正式表明した。会見の冒頭、「県政にとって大きな判断。大変思い悩んできたが、きょう決断した」と述べた。 

 

【図解】兵庫知事 告発を巡る経緯 

 

 県議会の全86議員は9月定例会の開会日だった19日、パワーハラスメントなどの疑惑を内部告発された問題で県政を混乱させた責任は重いとして、斎藤氏に対する不信任決議案を共同提案し、全会一致で可決された。 

 

 斎藤氏は地方自治法の規定に基づき、29日までに議会の解散か辞職・失職するかの選択を迫られていた。 

 

 総務省によると、都道府県知事に対する不信任決議は5例目で、過去4例はいずれも知事が失職・辞職している。【中尾卓英、山田麻未】 

 

 

 
 

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