( 215892 )  2024/09/27 14:33:35  
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“最後の登庁”で取材に応じる斎藤元彦知事(27日) 

 

 兵庫県議会で全会一致で不信任案が可決されたことを受け、失職し、”出直し”となる知事選への立候補を表明した兵庫県の斎藤元彦知事が27日午前、兵庫県庁に登庁し、報道陣の取材に応じました。 

 

【映像で見る】斎藤知事、最後の登庁日「任期満了まで仕事したかった」各会派は候補者擁立を模索、知事選11月中旬までに 

 

 午前10時すぎに晴れやかな笑顔で登庁した斎藤知事は「きょうが最期の登庁日になります。この3年間、全力で仕事をさせていただきました。県職員のみなさんに改めて感謝申し上げたい」と述べました。すっきりとした表情の一方で、「今回、失職という形になりますが、自分としては任期満了まで仕事をしたかった」と悔しさもにじませました。 

 

 “出直し”の表明から一夜明けた心境については「少しふっきれた。ホッとした思い。これから選挙もあり、政党や組織の支援がないなか、厳しい道のりになるが、やるしかない」と語りました。 

 

 今後、斎藤知事は30日午前0時で失職し、50日以内に知事選が行われ、知事が不在の期間は服部副知事が公務を代行することになります。 

 

 知事選に向けて候補者を模索する動きも加速していて、「自民」は27日午前11時ごろから候補者を選定するための会議を開いています。 

 また「維新」は、27日正午に吉村洋文共同代表が報道陣の取材に答え、独自候補の擁立を明言しました。また、医師で無所属の大澤芳清氏が「共産」の推薦をうけ、出馬する予定です。 

 

 県選挙管理委員会によりますと、兵庫県知事選挙は11月10日か17日が想定されています。 

 

 

 
 

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