( 217008 )  2024/09/30 15:53:32  
00

名古屋高裁は、男性3人から多額の現金を騙し取った罪などで有罪判決を受けた「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告に対し、一審の懲役9年と罰金に対して、懲役8年6か月と罰金の判決を言い渡しました。

渡邊被告は被害者に謝罪の意思を示し、返済の意思を持っており、その点を考慮された判決となりました。

(要約)

( 217010 )  2024/09/30 15:53:32  
00

CBCテレビ 

 

「頂き女子りりちゃん」を名乗り、男性3人から多額の現金を騙し取った罪などに問われ、一審で懲役9年と罰金の判決を言い渡された女の控訴審で、名古屋高裁は懲役8年6か月と罰金の判決を言い渡しました。 

 

【写真を見る】“頂き女子りりちゃん”の控訴審 一審より“6か月短い”懲役8年6か月の判決 「被害者に謝罪の意思を示している」名古屋高裁 

 

一審判決などによりますと、「頂き女子りりちゃん」こと住居不定・無職の渡邊真衣被告26歳は、2021年3月から去年8月にかけ、マッチングアプリや当時勤務していた風俗店で知り合った50代の男性3人から1億5500万円以上を騙し取った詐欺の罪などに問われています。 

 

一審の名古屋地裁はことし4月、渡邊被告に懲役9年と罰金800万円の判決を言い渡しましたが、弁護側が控訴していました。 

 

これまでの裁判で弁護側は、量刑が不当だと主張。検察側は控訴の棄却を求めていました。渡邊被告は「被害者が頑張って稼いだお金を奪い取って申し訳なかったと思う」などと謝罪し、被害者への返済の意思を示していました。 

 

30日に開かれた判決公判で、名古屋高裁の田邊三保子裁判長は、「被告の生い立ちやホストとの関係を考慮しても、詐欺行為に及んだ動機に酌むべき余地はない」と指摘。 

 

一方で「被害者に謝罪の意思を示している」などとして、渡邊被告に対し一審判決より半年少ない、懲役8年6か月と罰金800万円の判決を言い渡しました。 

 

CBCテレビ 

 

 

 
 

IMAGE