( 217050 )  2024/09/30 16:42:35  
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タイヤ交換は「5年ごとがいい」と言われましたが、短くないですか?8年乗って1回も替えたことがないのですが… 

 

タイヤ交換のタイミングは「5年ごと」と推奨されることもありますが、8年以上交換していない方にとっては短く感じるかもしれません。 

 

今回は、タイヤの寿命と交換の目安、タイヤ交換にかかる費用、安全性を確保しつつ費用を抑える方法について紹介します。 

 

▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説 

 

タイヤの交換時期は、使用年数やタイヤの溝の深さで判断します。夏タイヤは残り溝が1.6ミリ以下になると「スリップサイン」というマークが現れ、そのまま使用し続けると道路交通法違反になるため交換が必要です。溝が4ミリ以下になると、特に雨天時の排水性能が低下して事故を起こす危険が高まるため、4ミリが実質的な交換目安です。 

 

また、タイヤはゴム製品のため、5年以上使用した場合や製造から10年以上経過したものは、たとえ溝が残っていてもゴム自体が劣化していると考えられるため交換が推奨されています。 

 

スタッドレスタイヤも、残り溝が1.6ミリ以下での使用が禁止されていますが、スタッドレスタイヤとしての性能は、溝が新品の50%まで減ると大きく低下します。氷雪路でのグリップ力が失われてしまうと安全性が著しく低下することから、早めの交換が必要です。 

 

タイヤの溝の深さ以外にも、ひび割れや偏った摩耗が見られた場合も、すぐに交換が必要です。 

 

車種別に見たタイヤの価格相場は車種ごと、ホイールサイズやメーカー、店舗によっても異なります。詳しい金額を知りたい場合は、車の条件に合わせて調べることをおすすめします。 

 

また、タイヤ交換には作業代(工賃)も必要です。例えば、オートバックスでは、軽・普通自動車でタイヤ1本あたりの交換工賃の目安は1100円(税込)からとなっています。工賃も車種や店舗によって異なるため、詳細はお近くの店舗に問い合わせてみましょう。 

 

タイヤ交換費用は一見高いように感じるかもしれませんが、タイヤを交換しないまま走行することで事故のリスクが高まったり、燃費が悪くなったりする可能性があります。これを防ぐためにも、定期的なタイヤ交換は必須となるのではないでしょうか。 

 

 

ここでは、タイヤ交換やメンテナンスにかかる費用を抑えつつ、安全性を確保する方法を見ていきましょう。 

 

■日常点検と適切なメンテナンスでタイヤ寿命を延ばす 

日常的なタイヤチェックで傷や空気圧の異常を発見し、適切な位置交換やアライメント調整を行うことで、タイヤの寿命は延ばせます。また、適切な保管方法で劣化を遅らせて、安全性を維持しつつ交換頻度を減らすことは可能です。 

 

■自分でタイヤを交換 

自分でタイヤの交換作業をするには、専用の工具を揃える必要がありますが、一度購入すれば、次回以降の交換費用をほぼゼロに抑えられます。 

 

ただし、安全性に十分注意しなければなりません。タイヤの脱落は重大な事故につながる可能性もあるため、自動車整備士の資格を持っていない方は、資格を持ったプロに任せることをおすすめします。 

 

5年ごとのタイヤ交換が推奨されている理由は、タイヤの安全性が確保されているかを確認するための目安になるからです。タイヤの溝が減ったり、ゴムが劣化したりすると事故のリスクが高まるため、定期的な点検と交換が必要です。 

 

費用を抑えるために日常点検をしたり、自分で交換したりする方法もありますが、いずれの場合も安全性を最優先にすることが大切です。定期的なタイヤ交換を心がけて、安心して運転を楽しみましょう。 

 

出典 

株式会社ブリヂストン タイヤの寿命はどれぐらい?知っておきたい交換時期と見分け方 

株式会社オートバックスセブン タイヤ交換 工賃と交換目安 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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