( 218939 )  2024/10/05 16:27:05  
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週末のニューヨーク外国為替市場では、9月の米雇用統計が市場予想を上回ったことにより、円売り・ドル買いが加速し、円相場が急落しました。

米雇用統計では非農業部門の就業者数が25万4000人増と市場予想を大きく上回り、失業率も改善しました。

これにより、米利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したため、円売り・ドル買いの動きが強まりました。

ユーロは対ドルで1.0955~1.0965ドル、対円では163円15~25銭で推移しています。

(要約)

( 218941 )  2024/10/05 16:27:05  
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 【ニューヨーク時事】週末4日午後のニューヨーク外国為替市場では、9月の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことを受けて円売り・ドル買いが加速、円相場は一時1ドル=149円01銭近辺まで急落した。149円台を付けるのは、8月中旬以来約1カ月半ぶり。午後1時現在は148円90銭~149円00銭と、前日午後5時(146円92銭~147円02銭)比1円98銭の大幅な円安・ドル高。 

 米労働省が4日発表した9月の雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比25万4000人増と、伸びは市場予想(ロイター通信調べ)の14万人増を大きく上回った。失業率も4.1%と前月から改善した。インフレに影響する平均時給も前年同月比4.0%上昇と、前月から伸びが若干加速した。底堅い米雇用情勢を示す指標を受けて大幅な米利下げ観測が後退、米長期金利の急上昇とともに円売り・ドル買いの流れが強まった。 

 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0955~0965ドル(前日午後5時は1.1026~1036ドル)、対円では同163円15~25銭(同161円99銭~162円09銭)と、1円16銭の円安・ユーロ高。 

 

 

 
 

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