( 221291 )  2024/10/11 17:56:19  
00

斉藤慎二(ジャングルポケット)※画像は斉藤慎二の公式X『@chsaito』より 

 

 10月7日、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が警視庁に不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検され、同日午後、所属していた吉本興業から契約解除をされた騒動は方々に大きな衝撃を与え、現在も波紋を広げ続けている。 

 

■【画像】「ロケバスで性的暴行の疑い」ジャンポケ斉藤、“助手席乗車姿”が生々しすぎる■ 

 

 斉藤の容疑は今年7月、東京都新宿区内に停まっていたロケバス内で女性に性的暴行を加えた疑い。当時、車内には斉藤と被害女性の2人しかおらず、女性からの相談を受けた警視庁が本人から事情を聴くなどして捜査を進めていた。 

 

 調べに対して斉藤は「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」などと供述。一方の被害者の女性は「許すことは絶対にできません」と話しているという。 

 

 一連の報道を受け、報道同日、斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリ(36)がインスタグラムに《この度の報道に関しまして》とする声明を発表。 

 

《この件で性的暴行と報道されておりますが一部事実と違う報道がされております。不同意ということでお相手の方が被害届を出しているとお聞きしておりました》と、事実と違う報道もあったとし、 

 

 事実関係について《相手の方からも行為があり SNSをフォローしたり 連絡先を交換していたことは事実で こちらとしましてはロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました》《一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした》と双方の同意があったと主張した。 

 

 一方、被害者の女性は9日、弁護士を通じてこうコメントを出した。 

 

《今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません。 

 

今回の事件報道をきっかけに、インターネット上で、いわれのない非難や、被害者を特定しようとするコメントが多くみられます。さらに、初対面で、早朝のロケバス内での出来事にもかかわらず、斉藤氏の家族から私に「行為があった」と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出されたことが、それに拍車をかけています。警察は十分な捜査を遂げた上で書類送検しました。 

 

事件だけでなくその後の状況に、恐怖を感じ、眠れない日が続いています。私だけでなく家族も精神的負担を感じています。どうか、そっとしておいていただきたくお願いします》 

 

 食い違う両者――そんななか時間とともにより詳細な報道も出てきており、10月8日配信の『スポニチアネックス』では《仕事中ロケバス内で口腔性交 書類送検も本人らは「不同意」否定》と見出しを打ち、斉藤が行なった行為について具体的に伝えた。 

 

 

 警察関係者は話す。 

 

「被害を訴えている女性A子さんは20代のタレント兼インフルエンサー。事件は関西のあるテレビ局の番組のロケ中に起こったことです。新宿区内でのロケで、複数のスポットを訪れるという内容だったといいます」 

 

 10月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でもそのロケの件は報じられており、7月30日に新宿区で行なわれたロケにはA子さんのほか、お笑いタレントのやす子(25)も参加。ロケバスは2台で、斉藤とA子さんが、やす子とは別の車両で休憩する場面もあったという。 

 

 前出の警察関係者は続ける。 

 

「ロケは2つの場所を回るものだったといい、まず最初に“異変”が起こったのが1つ目のロケ終了後。斉藤とA子さんがロケバス内で2人きりになるタイミングあったそうで、2人で談笑しているうちに斉藤の気持ちが盛り上がっていき、その流れで斉藤がA子さんにキスをしたといいます。 

 

 A子さんは初対面の斉藤と“仲良くなれた”という喜びはあったものの、まさかキスされるなんて思っていなかった。驚きと相当なショックを受けたそうで、女性はすぐに自分の家族にLINEでそのことを報告したといいます。だから、A子さんのLINEを辿れば“証拠”があるということでしょう。 

 

 ただ、相手は有名タレントでロケの中心人物。その場で騒いで大事にしてロケができなくなるのはマズいと思い、キスされたことは忘れるようにして、2か所目のロケに臨んだといいます」 

 

 斉藤の妻・瀬戸はインスタで《相手の方からも行為があり SNSをフォローしたり 連絡先を交換していたことは事実》と綴っていたが、1つ目のロケ終了後にSNSをフォローし合ったり、連絡先を交換したということか。 

 

「キスをされショックを受けつつもA子さんは2か所目のロケをこなし、無事に終了。そしてロケ終了後に出演者がロケバスに戻り、斉藤が車内で着替えをすることになったといいます。ロケバスには外から車内が見えないよう窓にスモークが貼ってありますが、演者が着替える際にはさらにカーテンを閉めて外からの目を遮断すると。 

 

 そんな最中に、斉藤がA子さんに“もう大丈夫だから入っていいよ”と声をかけたそう。それで再び斉藤とA子さんが2人きりになったと……。当然ながらカーテンが閉まっているので外からは見えませんし、運転席と後部座席の間もカーテンで仕切られていたのではないでしょうか。 

 

 1つ目のロケ終了後のキスからの流れもあり、斉藤の気持ちは盛り上がっていたのか、その場でA子さんに自分の下半身を見せたといいます。そして手で触らせ、その後は、スポーツ紙などでも報じられているような流れになったと……」(前同) 

 

 

 だが、ほどなく番組スタッフもロケバスに乗り込んできたといい、一連の行為はそこまで長い時間行なわれたものではなかったという。しかし、コメントを出しているようにA子さんが受けたショックは計り知れない。 

 

「A子さんはキスをされた時点で大きなショックを受けていたものの、“ロケを成立させないと……”という思いから、斉藤の行為をスタッフに報告することなく、自分の胸にしまって仕事をこなしたといいます。 

 

 ただ、ロケ終了後にさらにショッキングな出来事が起こってしまったということですね。後日、“やはり許せない”となって、被害を警察に相談し、現在に至ると。斉藤の一連の行ないで、そのロケVTRもお蔵入りになっています。 

 

 ただ、ここまでのものはA子さんの被害報告。斉藤には反論があるということですよね……」(前出の警察関係者) 

 

 斉藤はトラブル発生時から一貫して「不同意ではなかった」と主張しているという。妻の瀬戸も夫を信じ、《一方的な行為ではなかった》と主張し、ドライブレコーダーやカメラの解析を捜査当局に求めているということだ。 

 

 だが、斉藤がロケバス内でやったことには、芸人界・テレビ界からも怒りと失望の声が出ている。 

 

「そもそも斎藤さんは妻子ある身でありますし、昨年8月と9月に2度にわたって不倫スキャンダルを報じられていましたからね。それにやはり、ロケバス内で、というのが信じられない話。ロケバスに乗っているということは仕事中なわけですからね」(制作会社関係者) 

 

 10月7日放送の『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(CBCテレビ・TBS系)に出演したタレントの大久保佳代子(53)は、斉藤の騒動について「ちょっと前にあった不倫騒動とはレベルが違いますから。なんで踏みとどまれなかったのかな」と言及。 

 

 さらに「ロケバスってことなんで、きっと仕事の途中だと思うんですよね。そのときにこういう状況になんでなってしまうのか。すごい、なんか悲しいし、悔しいですね」と疑問を呈していた。 

 

「仕事中の“職場”でそんな行為をしたわけで、多くの芸人仲間やテレビマンも呆れ、厳しい目で見ています。それは太田さん、おたけさんの声明からも垣間見えますね」(前同) 

 

 10月8日午後、トリオの残りの2人、太田博久(40)とおたけ(41)が声明を発表。 

 

 太田は《17年間、皆様に笑いを届ける為3人で頑張ってきましたが、このような形で応援してくださる皆様を裏切る事になってしまった事が本当に悔しく、やりきれない思いでいっぱいです》と、おたけは《なんでこんな事になってしまったのか、強い苛立ちと悲しみが込み上げています》と怒りや悔しさをにじませた。 

 

「同意があったのかなかったのか、そのほかにも斉藤さんサイドにはいろいろと言いたいことがあるのでしょうが、それにしたってあまりにもなことをやらかしてしまったわけで……周囲の失望感は非常に大きいですね」(同) 

 

 あと2週間後、10月26日に42歳になる男は、あまりにも軽率な行動によって、甚大な代償を払うことになってしまった――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

IMAGE