( 221421 )  2024/10/12 01:57:05  
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 2024年8月15日、日産のカナダ法人は新型ミドルサイズSUV「ローグ」(2025年モデル)を発表しました。 

  

 カナダでは晩秋に発売されるというこのモデルについて、SNSなどで話題となっています。 

 

【画像】超カッコいい! これが新型「ちょうどイイSUV」です!(68枚) 

 

日産「ローグ 2025年モデル」(カナダ仕様) 

 

 ローグは2007年に登場したミドルサイズSUV。初代は専用設計のモデルとなっていましたが、2代目からは国内でも販売しているSUV「エクストレイル」の兄弟車となりました。 

 

 3代目となる現行型は2020年6月に発表され、2024年にはマイナーチェンジを実施。 

最新の「デジタルVモーション」テーマが採用されたほか、インテリアの質感向上も図られています。 

 

 ボディサイズは全長4648mm×全幅1840mm×全高1689mm、ホイールベース2706mm。 

 

 パワートレインは201馬力・225lb-ft(305Nm)を発揮する、1.5リッター3気筒の可変圧縮ガソリンターボ(VCターボ)エンジンを搭載。 

 

 これにCVTを組み合わせ、駆動方式はカナダ仕様車では全車4WDとなります。また日産独自のハイブリッド「e-POWER」は設定がなく、すべて純ガソリン車です。 

 

 今回発表された2025年モデルでは、日産カナダとして初となる先進運転支援システム「プロパイロット アシスト 2.1」(日本名:プロパイロット2.0)が採用されました。 

 

 先の2024年モデルで搭載されたGoogleビルトインを用いた技術で、高速道路の単一車線走行時にハンズオフすることが可能となり、最上級モデル「プラチナム」のオプション「テックパッケージ」として設定されます。 

 

 さらに、従来の「インテリジェント アラウンド ビュー モニター」を進化させた「3D インテリジェント アラウンド ビュー モニター」を採用。 

 

 新たにフロントのワイドビューおよびボンネット透過機能に加え、3D視点で映像の回転機能も追加し、駐車時や狭い場所での運転を支援します。 

 

 このほか、先進運転支援システムとして「インテリジェントクルーズコントロール」や「プロパイロットアシスト」、衝突被害軽減ブレーキパッケージの「ニッサン セーフティ シールド360」などが装備されています。 

 

 ラインナップはベーシックな「S」、ミドルグレードの「SV」「SL」、最上級モデルのプラチナムの5タイプ展開で、価格は3万3998カナダドル(約365万円)から4万5598カナダドル(約490万円)となっています。 

 

※ ※ ※ 

 

 新型ローグについて、SNSなどでは「このデザイン、日本でも売ってほしい」「日本のエクストレイルのマイチェンにも期待してる」「なぜ日本ですぐ出さないの」など、実質的に“エクストレイルの改良型”としての発売を心待ちにするコメントが見られました。 

 

 ちなみに、日本仕様車のエクストレイルは、北米・欧州・中国での現行型発表から2年遅れとなる2022年7月に発売されており、現在のところ一部改良の予定などは発表されていません。 

 

 一方で、今後このカナダ仕様車や北米仕様車などに準じたマイナーチェンジが図られるものとみられます。 

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

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