橋下徹氏は、公明党が自民党の非公認候補に推薦を出したことについてコメントした。

公明党は各選挙区に2〜3万票を持ち、70〜80人の自民党議員が公明党の基礎票を重要視していると述べた。

特に、西村康稔氏は自民党の有力国会議員であり、公明党との関係を重視してきたことが推薦の理由だと話した。

（要約）

橋下徹氏 

　橋下徹弁護士が１２日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。番組では、衆院兵庫９区で、自民旧安倍派幹部で裏金問題の責任を問われ、党員資格停止１年の処分を受けた西村康稔氏（不記載は１００万円）が、自民党が非公認としたが、公明党が推薦を決めたことを取り上げた。 

　公明・石井啓一代表は先立って、非公認となった自民候補からは推薦要請はないだろうとして推薦は見送る考えを示していたが、その後に推薦依頼が来たとして「地元の意向を尊重した」としている。 

　番組で、公明は各選挙区に２～３万票持っていると言われていると紹介されると、橋下氏は「公明票がないと落ちてしまうような自民党の議員が７０名とか８０名いると言われてるくらい、公明党の基礎票って重要なんですよ」と解説。 

　西村氏については「西村さんは、まさにＴＨＥ政治家で、ずっとこれまで自民党の有力国会議員として、公明党との関係を地元でものすごい重視して、緊密な信頼関係を築いてきたから、公明党が今回こういうふうに推薦を出した」と語った。