( 222603 )  2024/10/15 16:32:59  
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「中国は嫌われている」一方で、三国志を好む日本人...この矛盾はなぜ生まれたのか?

WEB Voice 10/15(火) 11:52 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c617cbe6548222e5e03fcc539b26eb6fbfe7d4c7

 

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日本では中国にマイナスな印象を持つ人が多い一方で、「キングダム」や「三国志」が非常に人気がある。

この矛盾は、日本人が古典の中国やその物語をエンターテインメントとして楽しむ一方で、現実の中国とは別物として捉えているためだとされる。

中国史や文化を題材にした作品はなぜ多くの日本人に受け入れられるのか、その背景や歴史認識の違いについて、安田峰俊氏が書籍『中国ぎらいのための中国史』で解説した。

中国古典世界に接した回数が多い日本は、西側の国々で唯一中国史において強力な優位性を持っている貴重な戦略的資源とも言える。

(要約)

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日本では中国にマイナスな印象を持つ人が多い一方で「キングダム」や「三国志」は非常にポピュラーだ。その矛盾はなぜ生まれるのか? 安田峰俊氏が解説する。 

 

国民の9割近くが中国に「親しみを感じない」と答える一方で、中国の歴史や文化を題材にした作品が人気を博すという、一見矛盾しているように見える日本人の心情...。その複雑な背景と、歴史認識のズレについて書籍『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)より紹介する。 

 

三国志やキングダムは好きだけれど、現代中国は嫌になったあなたへ...「中国ぎらいのための中国史」 

 

※本稿は、安田峰俊著『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)から一部を抜粋・編集したものです。 

 

中国は嫌われている。 

 

内閣府が発表した令和5年の「外交に関する世論調査」によると、中国に「親しみを感じない」「どちらかというと親しみを感じない」人は合計86.7%にのぼる。46年前の調査開始から最悪の数値らしい。若者層の忌避感情は比較的薄いという話もあるが、とはいえ世論全体からすれば思い切り嫌われている。 

 

理由は無数に挙げられるだろう。覇権主義的な外交姿勢と、相次ぐ日本人の拘束、台湾に対する恫喝と有事の可能性、福島原発の処理水排出に対する激烈な抗議や、庶民が見せる不合理的で情緒的な反日姿勢、習近平の独裁体制と監視社会、新型コロナウイルスのパンデミック発生当初の隠蔽体質――。嫌われる理由は、中国自身に相当の責任がある。 

 

もっとも、日本側の要因も火に油を注いでいる。古い世代ほど中国人への蔑視感情を濃厚に持つ人がおり、そうした年配層にカネを吐き出させたい商業的な言説も盛んだからだ。国民の9割近くが中国を嫌う世論は、このようにして生まれている。 

 

――ただし、反面で不思議な現象もある。今年(2024年)の夏休み映画の目玉で、7月末時点の興行収入が46億円、観客動員数313万人を記録した作品は、紀元前三世紀の中国が舞台の『キングダム 大将軍の帰還』だった。 

 

日本人がわざわざ、古代中国人を演じた映画が大ヒットしたのである。『キングダム』の原作は、既刊70巻を超えるベストセラーのマンガだ。ほかにも中国史がテーマのマンガは、横山光輝『三国志』『項羽と劉邦』、李學仁・王欣太『蒼天航路』、藤崎竜『封神演義』、川原正敏『龍帥の翼』と、昔からいままでヒット作が多い。 

 

向かうところ敵なしの様子を意味する、「無双する」というスラングがある。言葉の元ネタは、コーエーテクモゲームスの『真・三國無双』だ。これは三国志の武将を操作して戦場の敵をなぎ倒すアクションゲームで、同社のシミュレーションゲーム『三國志』シリーズとともに、現在まで多くのファンを集めている。スマホのアプリにはコンセプトが似た他社のゲームも数多くある。 

 

しかも、日本人は李白の漢詩や『論語』などを中学・高校で習っている。往年ほどではないとはいえ、四字熟語や(実は中国由来の)故事成語を的確に使うと知的に見える風潮は現在も残る。少年マンガなどでも、巨悪の重鎮めいたキャラクターはやたらに漢字の多い言葉や古めかしい言葉づかいを好みがちだ。 

 

考えてみると奇妙な話だろう。私たちは日々、国民の約9割が嫌っている国の、古代社会のストーリーをエンターテインメントとして楽しみ、その人物たちを操作して遊んでいる。さらにその教養に、一定の知性や重みを感じている。 

 

この大きな矛盾はどう考えるべきか? 

 

最も説得力のある説明は、日本人の大部分が、古典の世界(およびそれが舞台のエンタメ)の中国と、現実の中国を「別物」だとみなしているからだ。 

 

ある意味では『ドラゴンクエスト』や『葬送のフリーレン』に登場する「剣と魔法」の中世ヨーロッパ的世界観と変わらない。始皇帝や諸葛孔明がいる古典中国は、日本人にとって一種の異世界ファンタジーの世界で、習近平が台湾海峡にミサイルを打ち込んでいる現実の中華人民共和国とは何の関係もない。なので、世間で抵抗なく受け入れられているのだ。 

 

ちなみに、歴史と現代の「別物」扱いは昔からでもある。幕末に上海を訪れた高杉晋作らは、かつて学んだ古典の中国と、現実の上海で見た中国社会のギャップに衝撃を受けている。 

 

また、日中戦争があった1930年代~40年代には、現実の中国と戦争中にもかかわらず、日本国内では三国志ブームが起きた(横山光輝の作品のモデルである吉川英治の小説『三国志』もこの時期に発表された)。戦地にまで『史記』や李白の詩集を持ち込み、読んでいた日本兵もいたと伝わる。 

 

だが、ここで注意しなくてはいけないのは、カッコいい古典中国と問題だらけの現代中国を「別物」にすることで両者の矛盾を解消する発想は、日本人の一方的な考えにすぎないということだ。当の中国人にとって、古典世界は自分たちの過去である。そして、過去は現代と濃厚に接続している。 

 

エリート層の中国人が会話のなかで「中国有一句話」(中国ではこのような話がある)という言葉とともに頻繁に使う、古典表現の引用や歴史文化のうんちくがどれだけ多いか。 

 

また、日本ではNHK以外でほとんど見られなくなった時代劇が、中国では現在でもどれほど活発に放送されているか。そして子どもに漢詩や『論語』を覚え込ませる(そしてしばしばやりすぎる)中国の親がどれだけ多いか。中国国内外のネットユーザーが現体制を風刺するときに、古代王朝や中華民国時代の比喩をいかに多く使いがちか――。 

 

中国とある程度深く接した経験がある人なら、頷く話ばかりのはずである。中国において歴史は、外交や政治・軍事から日常生活まで大いに活用されている。ときには日本でヒットしている中国系ソーシャルゲームのキャラクターのセリフからも、それを感じ取ることができる。 

 

一定レベル以上の教養がある中国人と会話したり、ビジネスや政治のシビアな交渉をおこなったりする際に、この手の文化的知識をまったく持たないで成果を挙げることは難しい。中国は、現在もなお歴史と接続し、歴史で動いている国なのである。 

 

 

私は、普段はジャーナリズムの立場から中国に向き合っている。ただ、かつて大学と大学院(修士課程)ではもっぱら東洋史(中国史)を学んでいた。 

 

経験から述べれば、中国史の知識とは、単なる好事家のオタク雑学や、カビの生えた無用の学問ではない。現代中国と対峙して分析するという「業務」のうえでは、会計やプログラミングなどと同様に役に立つ実用的知識である(それらの基礎を学んでいない場合、具体的に何がどう役に立つのかを十分に想像できない点も、会計やプログラミングと同様だ)。 

 

ただ、現代中国に関係している日本人の多くが、必ずしも得意でないのもこの分野だ。 

 

現在、対中外交の最前線を担う外務省のチャイナ・スクール(中国語研修班出身者)の外交官や、中国報道を手掛ける記者たち、さらに企業で長年中国業務に携わっているビジネスパーソンには、標準中国語の高い運用能力を持つ人が多い。 

 

中国共産党の指導部である合計7人の党常務委員の名前やおおまかなプロフィール、直近の対日交流日程などは多くの人が把握している。党大会や全人代などの重要会議で発表されたコミュニケや、香港国家安全維持法や反スパイ法のような重要法案の原文を、みっちりと読み込んでいる人も多い。大国・中国に向き合うセクションは花形部署であり、担当者の多くは勤勉で優秀な人たちなのだ。 

 

だが、彼らのなかで、清朝の奏摺(地方官が皇帝にあてた報告文)を、ある程度でも読解できる人はほとんどいないだろう。李世民や岳飛や乾隆帝(いずれも中国側では非常に著名な歴史人物)の人物評について、中国人と世間話を続けられる人も稀だと思われる。 

 

そのため、たとえば中国政府が尖閣諸島の領有権の根拠として挙げている明の官僚の沖縄出張報告書『使琉球録』を、原書に触れて解釈できる日本側の外交官やジャーナリストは、おそらく限られている。 

 

また、習近平は演説のなかで古典をしばしば引用するが、その意味するところを肌感覚で察せられる人も決して多くない。現代中国の政治や社会・経済を専門とする研究者の世界にも、おそらくこれと近い問題がある。 

 

実は日本の中国史・中国古典研究はそれなりに蓄積がある分野だが、「別物」感覚が強いせいか、残念ながらその知見は現代中国のプロたちとの間で必ずしも共有されていない。結果、メディアの露出や政策提言の機会が多い彼らの情報発信に、歴史や古典の視点は十分に反映されないでいる。 

 

これは、考えてみると非常にもったいない話だ。 

 

現代の国際社会において、中国の古典世界に長年接した伝統があり、現在でもその理解が可能な下地を持つ非中華圏の主要国は、日本と韓国くらいしかない。ただ、韓国はすでに漢字を日常的に使わないので、この分野での日本のアドバンテージはかなり大きい。 

 

中国史の知識は本来、西側各国のなかでほぼ日本のみが圧倒的な優位性を持つ貴重な戦略的資源のはずなのだ。現代中国の分析なり政治判断なりビジネスなりの分野で、もっと有効に活用できないものかと歯がゆい思いがする。 

 

安田峰俊(紀実作家) 

 

 

( 222605 )  2024/10/15 16:32:59  
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多くのコメントが日本人としての視点から、古代中国の歴史や文化に対する興味や尊敬と、現代中国の政治体制や外交姿勢に対する不快感や警戒心という相反する感情を指摘しています。

古代中国に関しては日本人の多くが興味を持つ一方で、現代の中国共産党政権に対しては反感を抱く傾向が見られます。

また、日本人が古代中国の価値観や倫理観を好む一方で、現代中国の価値観や政治体制とは異なる部分に違和感を覚えることや、過去と現在の中国に関する認識の差異について言及するコメントも多く見受けられました。

 

 

(まとめ)

( 222607 )  2024/10/15 16:32:59  
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=+=+=+=+= 

単純に古代中国の倫理観が日本の倫理観に似てる部分があるからでしょう。 

多くの登場人物が持つ倫理観のぶつかり合い。そのなかで正しい行い、誤った行い。それをするとどうなるのか? 

そうした価値観が現代日本人だけでなく過去を含めた日本人の価値観に合ったものだったから春秋、戦国、三国に至るまでの人間模様を通して出来上がった物語として読まれ続けてるのだと思います。 

ただ史実と物語は当然違ったものになり、日本人だけでなく全ての人間は心の奥底にスーパースターを求めているんでしょうね。 

史実での手柄を特定の人物に集中させたり神格化させるように描写したり虚飾もあるわけです。それが正史も演義も同じように事実と虚飾がいい感じで混ざり合ってるようです。 

 

その古代中国の物語にある人間の倫理観、価値観を現代の中華人民共和国が持ち合わせていない。だから現代中国に魅力を感じないんでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

矛盾でもなんでもないでしょう。 

アメリカ嫌いの中国人がいても、アメリカ文化は好んでいる。 

そういうこともあるだろう。 

政治と文化は別だよ。 

 

だいたい日本の三国志好きと一口にいっても、小説の三国志とゲームの三国志とジャンルに違いがあるし。たとえば、中国人には呂布に人気があるのは理解できないのではないかな。日本人に好きな三国志武将は「呂布」と言ったとしたら、それはゲームに出てくる「呂布」のことだからね。 

 

相手のことを理解するというのであれば、それは双方向で行わないと意味がない。中国人の思考を理解することは必要だけど、迎合することはない。 

 

=+=+=+=+= 

三国志ではなく、十八史略を読むと中国史がよく理解出来るよ。 

 国家が興っては滅ぶ。そしてまた国家が興る。その際、大義名分のために亡国の血筋を利用し、不要となれば切り捨てる。 

 この繰り返しの中での三国志は何の違和感もありません。そして、現在の権力者である習近平さんもまた必然的な存在。 

 但し必然的な存在であるが故、無事に余生を過せるかは興味深いところ。 

 

=+=+=+=+= 

1978年に日中平和友好条約が締結された後の日中関係は凄くよかったですよ。パンダが上野動物園に来たり、中国残留日本人孤児が帰国もした。日本からはODAを盛んに行っていた。日中共同製作の映画(大地の子とか)とか、古代中国題材のドラマやアニメも沢山作られて、中国への団体旅行も流行ってました。 

その後、90年代頃から教科書問題(第二次世界大戦で日本が中国にま進出したと書いたら、侵略だと問題視)靖国問題とかを言い出し、中国国内で反日教育が行われるようになり、関係は急速に悪化していったようです。 

特に今の50歳代後半以上の人達は若い時にみたドラマ等の影響で古代中国への親しみがあると思いますが、若い人達はどうなのかな? 

正直反日教育さえしなければ上手く付き合えると思うけど、国内の不満を逸らすのには仕方ないんでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

中国を嫌っているわけではないです。中国共産党を嫌っているのです。立派なところ尊敬するところは多々あります。このようにひとまとめにする記事はまた問題ですね。 

 

=+=+=+=+= 

矛盾はしていない。日本は中国の覇権主義に飲み込まれた歴史がないから。今の中国を忌々しく思うことがあっても、大戦以前の中国の前身やその前をことさら忌み嫌うほど子供じみた国民性ではないって事なのかな。坊主憎けりゃ袈裟までともいうが、それを貫くのもそれなりなカロリーを消費するもの。 

 

=+=+=+=+= 

初代社長に恩があったら、傲慢な当代社長と疎遠になってはいけないのか?そんなわけはない。 

 

まして、血縁世襲したのではなく、合併で縁もゆかりも無い経営者に変わっている。 

 

=+=+=+=+= 

大学から中国語を学び30年以上経った。取引先とのメールで(茶道の)「一期一会」を用いた際に食いつきが良かった。彼らが日本人の中国語を褒めるとき使うのが、2流なら「中国通」、1流なら「知識分子」と評する。中国語検定1級が4字熟語のテストと揶揄されるように、中国語という言語の本質に歴史だけではない教養重視があるとは感じる。 

60年代の中国は閉鎖的な国家であり、そこで日本人の妄想が捗った。『西遊記』などの作品により、中国はエンタメの一環として捉えられていったわけだ。筆者のいう矛盾は、本質的にはここから来ていると思う。 

しかし、昔は歯痒く思ったものだ。私が中国を学んだことがあると聞くと、一人一様の中国観を披露され辟易したものだ。しかし今の中国の監視社会、独善さをみると、妄想の中の中国を楽しむ時代に戻ったと感じ、早めにビジネスを引退してしまった。筆者はどう考えているのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

この方、本当に三国志をしっかり読んでいるのでしょうか。元々演義と正史があって、特に日本で好まれているのは演義の方であって、例えば事実だけで書かれた正史の方には貂蝉も大喬も小喬も実在しませんし、最低限その辺りは流石に抑えておいていただきたいですけれども。 

 

そもそも曹操が最初に台頭し始めたのは元々の境遇もあったにせよ、広く浸透していた当時の儒教というカルト宗教のような歪な価値観を正して、現在の日本のような良いものは良く、悪いものは悪いという『本来当たり前である筈の価値観』に置き換えようとしたからこそ人々(特に民衆)から多大な支持を得たのです。これが日本で受けやすい大きな要因でしょう。 

 

結局後の司馬一族によってせっかく醸成された価値観が儒教によって再度塗り固められ、現在の中国のような形になってしまったのですから、勝者の価値観が最も正しいという『勝てば官軍』の中国精神が、日本は嫌いなだけでは。 

 

=+=+=+=+= 

・・江沢民政権以前までの中国は好き。NHKのシルクロード視聴世代は・・。 

 

 

=+=+=+=+= 

古代中国と現代中国が別物、ということではないと思います。正確には「国内混乱期の中国と国内安定期の中国は別物」ではないでしょうか。 

 

国内で争っている時は、戦術や戦争哲学が盛んになり、国内統一した後の中国は周辺を見下して支配や搾取に乗り出すといった感じ。 

 

中国の清だけは、三人の賢帝の黄金時代という例外がありましたが、国内安定期の中国というのは周辺国から見たら本当にいやらしい。 

 

日本も同じです。戦国時代や倒幕の混乱期などは哲学あるいは人物でに優れた輩出があったとされ、国内安定期は外国人から見たら嫌で嫌でたまらない日本というのがそこにたちあがっているのでは? 

 

=+=+=+=+= 

でも三国志を読んでいても中国人の思うカッコ良さと日本人の思うカッコ良さの違いは感じることがあるよ。 

自分は趙雲が父親の韓徳の目の前で息子4人を討ち取った場面で居たたまれない気持ちになった。 

中国人的には趙雲のカッコ良い名場面なんだろうな。 

 

=+=+=+=+= 

三国志までの古代中国と隋唐以降の中国は別物だよ 

三国志の魏を継承した晋、この晋が北方異民族に侵入されて南に逃れた東晋、この東晋を継承する南朝の方に日本は朝貢していた 

だがこの漢人の南朝は北方異民族の隋によって滅ぼされた 

それ以降の中国はこの北方異民族の王朝を継承する形で続いている 

 

日本が憧れてやまなかった中国は南朝とともに滅び、それ以降は日本がずっと敵視していた北方異民族の北朝の中国だ 

それを意識すれば「なぜ日本が古典中国に憧れ隋唐以降のリアル中国を嫌い続けたか」が理解できる 

 

=+=+=+=+= 

むしろ、「過去の中国」と「現在の中国」を同一視する理由ってあるのかと。 

そもそも、現在まで絶えずに残り、しかも日本という海外にまで伝わるレベルの伝承や教えってのは、全体からすればごく一部の優れたものや変わったもののみ。そういう意味では「過去の中国」ってのは「ファンタジーの中国」というのは間違いではないんだが、別にそれって中国に限った話ではない。日常的に和食を食べてそうなイメージのある京都が、実は餃子消費量で上位の街だったりとか、イメージと現実が違うことなんてよくあること。 

 

=+=+=+=+= 

古典の世界と現実の中国を「別物」だとみなしている。それは中国に限らないよ。 

 

日本だって欧米、アジア、全ての国の歴史や文化は常に変化して来てるでしょ。けど自国の歴史を学ばない国なんて無い、世界史を学ぶともっと面白いし視野が広がる。 

 

その国や自国を嫌う感覚は、メディアが植え付けた思想だろうが。結局は、紙面には真実は無く実際の目で見て体験から感じて、肌で学ぶ事だけが本質をついてる。 

 

=+=+=+=+= 

これはひとえに現代中国語で中国の古典を読むか、それとも昔ながらの漢文訓読法で読み解くかの違いによると思う。訓読法の歴史は長いが、これは結局日本語の知識で読んでいるので翻訳と変わらないし、描かれている状況に入って行くのも難しい。中国人と同じように普通話で文言文(古文)を上から下、右から左へ戻ることなく読むことで、やっと深く理解出来るし、中国人との会話の中で使えるようなる。 

 

=+=+=+=+= 

中国共産党が支配する国。憎悪教育で日本に対して敵愾心が強い。これがまず一つ。それと三国志時代とその後では人種も変わってきているのもあるかな。大体、晋朝末期辺りから北方民族が大量に入り込んできた。隋唐王朝にしても純粋な漢民族の王朝ではない。思想家も三国志以前の方がたくさん輩出されている。 

 

=+=+=+=+= 

たしかに中国の広報に対して古の時代の資料を見せて そこは日本と書いてあるでは無いかと質問する姿は痛快ではある。新しい中国に関係ないというのであれば 戦時中の日本軍の占領は昔のことであるという話し合いになる。しかしすべてがつながって現在があるわけであるが 現在お互いに嫌うよりは お互いに好きであるが好ましいに違いなく 話し合いが続かれていくべきである。 

 

=+=+=+=+= 

三国志が現代の話なら矛盾って言っても良いけど 

全く違う時代の話だし、矛盾でも何でもない 

三国志に関しては、日本人にそもそも戦国ものが好きな人が多い、その中の一つのコンテンツとして三国志も人気がある 

現代の中国嫌いは、中国共産党の反日姿勢やそれに扇動された人たちの過度な反日活動に起因してるだけだし 

 

=+=+=+=+= 

古代ローマ人は先行するギリシャ文明をリスペクトし子弟をギリシャ人奴隷の家庭教師につけギリシャ語を勉強させた。ギリシャ語は地中海世界の公用語でもあるので教養と実用を兼ねた。 

とはいえローマ人がリスペクトしたのは同時代のギリシャではない。ローマが地中海世界を支配しつつあった時代、既にギリシャに昔日の姿はなかった。一言で言えば堕落していた。独立独歩の精神は失われ強者に靡くのが常、しかしプライドだけは高い。 

ローマがリスペクトしたのは失われた過去のギリシャであり同時代のギリシャは軽蔑し支配者として彼らに臨んだ。 

この歴史状況は記事の日中関係に近いが、大きく違うところもある。中国語は地域の公用語ではないし日本は中国を支配していない。そして中国は独立独歩を通りこして覇権国家を目指している。 

ローマはギリシャを軽蔑するだけでよかったが自衛が必要な我々には確かに李世民の狡知など知っておく必要がある。 

 

 

=+=+=+=+= 

三国志は横山さんの功績が多い 

古い写本の原文読めるわけも無く、中国国内の三国志は地方により中身が変わりますしね 

日本語の小説も読みましたが挫折しました 

何で横山さんの中でこなした三国志かんが好きで、現実の中国とはね 

特に共産化した中国ほど中国に似合わないものないですし、文化大革命で歴史を失ってしまったのが本当に痛い 

今中国に住む人たちは誰なんでしょうと 

 

=+=+=+=+= 

・・現代日本と、例えば平安時代の日本が同じもんだと考えることができるもんか。唯一残ってるのが「天皇家」と細々と「貴族(藤原家とかね)」。 

残ってるだけで、天皇家はそれなりだけど影響力はないし(陛下がそれを使うことを好まないから。ってか天皇家は後醍醐天皇以降は和歌の勉強と祭祀しかしてない。特に家康が公家諸法度」つくってから。) 

というわけで日本人が昔の中国(三國志とか劉邦の時代とか、せいぜい唐の時代まで。)と、現代中国とを一緒のもんだと思うハズないだろ。 

だいたい大抵の日本人は三國志から現代の間の中国史なんかあんま知らないし。 

 

=+=+=+=+= 

小さい頃から教育で戦争中の日本の事を徹底的に悪く教えているので殆どの中国人が日本を敵視し、それが行動に出ているので、その影響で日本も好きになれないだけで、過去に日本より遥かに進んだ国家として見本になるべく弟子の様な関係であった中国の壮大な歴史は誰も否定しないし興味ある。 

 

=+=+=+=+= 

古代中国の王朝と民族は現代の中国とは全く別じゃん 

100年ちょっと昔だって中国は清という満州民族の国だったし、それ以前も別の王朝で民族も違う 

王朝の入れ替わりと共に民族も歴史も全て略奪や殺害によって葬られるため連続性が無い 

漢文は王朝の交代と共に葬られ、盛んに使われていた日本では生き延びる事が出来た 

現代の中国語は日本で使われている漢字を元に簡体字中国語を完成させた 

だから現代の中国人は漢文が読めないし使えない 

日本が古代から変わらず存在した事で逆輸入に成功し、現代の中国に漢字文化が蘇った 

第二次世界大戦の戦勝国は現在台湾に亡命している中華民国政府であり、中国共産党が支配する中華人民共和国は別の国 

かつて世界最大の帝国だった元だって蒙古民族の国で、その現在の姿はモンゴル 

古代中国と現代中国を別の物として見るのに矛盾は無い 

地球上で古代文明と現代文明に連続性がある王朝、国家は日本だけだ 

 

=+=+=+=+= 

今中国を支配している人たちは哲学的にも道徳的にも中国の古き良き伝統を継承していないと感じます 

それは文化大革命時代に青春期を過ごしたことと関係するかもしれない 

今の中国の子供たちは民間、家庭のしっかりした教育で中国の古き良き伝統を引き継ぐことが出来るように育っていると思います 

若い世代には期待出来る、少しだけど 

 

=+=+=+=+= 

公には批判できないからこのような分析評価をするのでしょうが、はっきりしていることは、有史以来の中国の歴史や登場人物に対する興味と、現中国共産党支配下の中国観とは全く異なるということですね。文明という点では、わが国も多くの事を学ばせてもらった、壮大な資料が埋もれる中国の魅力は、永遠のものでしょう。そのことと、中国共産党、いわば皇帝時代の繰り返しをしている現中国政府の姿勢とは全く相容れないものを包含する中国とは別なものです。現習近平下の独裁強権政治が無くなれば、又行っていない中国を訪れたい誘惑で一杯ですが、高齢の今それが叶わない悲哀だけです。 

 

=+=+=+=+= 

私は中国語をまったくの趣味でマスターし、その勢いで中国関連の仕事にもかなり首を突っ込むことになり、中国駐在も3年ほど経験しました。今でも中国人と会話をすることもかなり多いのですが、どうも三国志に代表される中国の古典には興味が持てず、関連の作品や書籍も何も読んだことがありません。自分の中でもちょっと偏っているかな(=教養不足?)とも思いますが、確かに記事のような「矛盾」ともいえる状況は日本(人)全体でありそうですね。まあそれはともかく、よほどの切迫したニーズでもない限り、三国志の世界に心を奪われることは個人的には一生なさそうに思います。 

 

=+=+=+=+= 

30年前初めて中国に行ったとき添乗員の説明で中国人は親切でホテルのごみもくずかごに捨てないととっておいてくれると言っていたが実際同グループの誰かが枕の下に当時30万おいていたのを忘れてが100km離れた場所まで届けてくれた。 

今では絶対出てこないであろうが何が変わったのだろう。 

 

=+=+=+=+= 

三国志は漫画で読む限り物語としては面白い。しかしその登場人物と仲良くなりたいかと言われると、はっきり言ってごめんこうむる。結局は強さとか(人格の良し悪しも含めての)狡猾さがすべてと言ってもいい価値観の世界で、到底現代の日本人が心を許せる人達ではない。まあ日本で活躍していた戦国武将と仲良くなれるかと言われれば無理なのと同じようなものだが、中国のほうがはるかにエグいのは確か。 

 

=+=+=+=+= 

中国は頻繁に王朝が変わっており日本の時代の変遷とは全く異なる。 

同じ中国という大地にモンゴル勢が建国した国が今の中国の元である。 

つまり三国志時代の中国人と今の中国人は全く違う血を持つ民族である。 

日本人は三国志や論語を産んだ中国が好きだが今のモンゴル発祥の中国とは肌が合わないのも道理である。 

 

 

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日本人が古代の中国が好きで、現代の中国が嫌いな理由は、一言で言えば、昔の中国が日本よりも先進的で優れてたのに対し、日清戦争以降の中国が日本よりも劣っていたからでしょう(明治維新以降、日本は西洋文明をいち早く取り入れ、工業が発展し、経済的にも中国を凌駕するようになりました)。近年中国が急速に発展していますが、そのことに対する妬みの気持ちも混ざって、中国が好きになれない、という感情にもなるのだと思います。 

 

=+=+=+=+= 

特に司馬炎以降は異民族からの受難の時代。 

いろんな英雄も有能な丞相も多い一方、トンデモ皇帝や宦官、賊もいたりと中国、東アジアの歴史は熱すぎる。 

そしてしっかり記録残すから情報量が多すぎる。 

 

=+=+=+=+= 

千年二千年も経ち、 

しかも支配構造が何度も入れ替われば、 

民族性や、民族そのものの変化もあるでしょ。 

 

 

日本のように単一国家が継続していないのだから当然であり、 

その単一国家の視点でモノを書くからこんなタイトル&文章になるだけ。 

 

漢と元と清と中華人民共和国を同一視するべきではないのは、ちょっとした歴史好きなら当然。 

 

=+=+=+=+= 

>だが、ここで注意しなくてはいけないのは、カッコいい古典中国と問題だらけの現代中国を「別物」にすることで両者の矛盾を解消する発想は、日本人の一方的な考えにすぎないということだ。当の中国人にとって、古典世界は自分たちの過去である。そして、過去は現代と濃厚に接続している。 

 

本当にそうかな?中国共産党は文化大革命をはじめ中国の伝統を否定し続けてる気がするんだけど、中国が民主的な政権になったら本当に過去と現代は濃厚に接続するのかもしれないけど 

それに三国志とか描かれた隋より以前の漢民族は北方の騎馬民族が流れ込んだそれ以降とは別物で特に元以降とはまったく別という考え方も結構色濃くある。 

 

=+=+=+=+= 

海が狭くなったからでは? 

簡単には大陸と行き来できなかった時代は、日本人にとって中国は常に憧れの国で、日本古典にも憧れの国として登場するから、現代人も親しみを感じるけど。 

今は狭い海を挟んだ「隣国」になってしまったから、衝突危険性もあるし、どうしても警戒せざるを得ないよね。 

世界中、どこの国も隣国同士はピリつくものでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

どちらかと言えば古代中国と現代中国が別物でなく、古代そのまんまの精神性と哲学が今も生きてるから、世界基準から見て異質なんだと思います。少し前なら近代化に遅れた国と蔑視していたし、今なら古典さながらの戦狼外交に少なからず反発を感じている。 

 

=+=+=+=+= 

中国が嫌いなのではなく、一党独裁の現政権が世界中で嫌われているのではないでしょうか? 

孤立していた中国を世界に仲介し、中国の近代化に最も協力したのは日本ですよね。 

 

=+=+=+=+= 

よく考えると日本は矛盾する文化が多いと思う、自国よりもアメリカファーストなスマホやクレジット、韓国や中国嫌いで韓国料理や中国料理好き、中国製造でも販売がアメリカや日本なら信用するが中国企業なら全く信用しないとか、EVも日本の日産を無視してテスラに注目して日本企業を煽る、政治も国内よりも海外、どれだけ矛盾していても放置 

 

=+=+=+=+= 

心強く感じる記事です。 

エリート層の日本人が中国語で中国人の幹部層と話すことが出来ているとは素晴らしいと思います。 

私は大学で中国語を選考したのに全く発音を重視せず卒業したため後悔先に立たずです。 

 

=+=+=+=+= 

全然矛盾しないと思う。 

それは中華人民共和国が嫌いであって過去の中華文化の国や歴史は嫌いじゃないってことじゃないか… 

物事は単純に白黒つけられるものじゃないあの人のココとは好きだけどココは嫌いとか個人レベルでも有り得るだろう… 

 

 

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司馬遼太郎さんも書いてますが、幕末の尊王攘夷思想は「明」から日本へ亡命した朱舜水が作った水戸学から。その本質は中華思想であり、朱舜水が説いたのは万世一系の天皇を戴く日本こそ、真の中華だというもの。攘夷は失敗しましたが反清復明のうねりは大日本帝国に受け継がれました。やがて大アジア主義を唱える孫文と大日本帝国は結びつき、大陸浪人や頭山満らと共に、中国革命や日本の大陸進出を演出することに。正に、大東亜共栄圏は中華思想であり、今日の一帯一路へと形を変え繋がります。 

そもそも中国最初の王朝「夏」の禹王は、倭人のルーツとされる羌(チャン)族出身。そのように見れば夏王朝は倭人の王朝なのかも。つまり日本と中国は、一つの文化圏です。江戸時代まで日本の公文書は漢文で書かれていたのです。 

でも私は、真の日本は一万年以上前の平和な縄文時代にあって、律令以降の戦う日本は大陸由来の渡来系で、中華思想の亜流と考えます。 

 

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>たとえば中国政府が尖閣諸島の領有権の根拠として挙げている明の官僚の沖縄出張報告書『使琉球録』を、原書に触れて解釈できる日本側の外交官やジャーナリストは、おそらく限られている。 

 

清朝が尖閣諸島に漂着した清の漁民を救助したことに対して日本に送った感謝状(日本国尖閣諸島と明記されている)や戦後今の中国政府が発行した公式の地図(中国本土と尖閣諸島の間に国境線が引かれている)が存在しています。 

 

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認識がズレてるような気がする。 

 

迷惑を受けているから嫌いなだけで、元々は興味深々だと思うよ。 

そう言うのをやめれば、四千年の歴史への好奇心で、色々遊びにいくだろうに。 

 

スパイ扱いは困るので、いけないけれども。 

 

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矛盾でもなんでもない。 

 

現代の中国共産党のやり方に反感を持つ人が多いというだけだ。 

 

中国の歴史や教養に親しみを持つ日本人は多い。 

歴史や教養と大げさに言わなくても、いまここで使っている漢字でだって中国由来。中国が(歴史もひっくるめて)嫌いだから漢字は使いません!などという人は見たことない。「矛盾」という言葉だって中国のエピソードから来たものだ。 

 

わざわざ矛盾を持ち出す必要もなく現代中国に対する好感度について語るだけでいいのに、それではPVが稼げないから突っ込みやすい記事にしたんだな。 

 

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> だが、彼らのなかで、清朝の奏摺(地方官が皇帝にあてた報告文)を、ある程度でも読解できる人はほとんどいないだろう。李世民や岳飛や乾隆帝(いずれも中国側では非常に著名な歴史人物)の人物評について、中国人と世間話を続けられる人も稀だと思われる。 

 

これ、外務省のエリートをなめすぎじゃないですかね。中国に限らずその国の古典を押さえるなんて基本中の基本でしょうに。会話の中のちょっとしたジョークもわからないことになる。 

 

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かつての中国を最も否定しているのは現在の中国共産党だし、日本人が嫌っている中国は中国共産党の中国だ。矛盾は無い。実際、今の大陸の中国人が古い中国を知ろうと思えば日本の研究者の仕事を調べるか、日本人作家の本を読むしかないだろう。 

 

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私も、何も知らなかった頃三国志などを読んでいた。 

 

しかし、その後政治のことを勉強するようになって世界の国の実態を知ってからは三国志などは全て処分した。 

 

今も三国志などを読んでいる人は、世界の国の歴史なども勉強してほしい。実態を知れば読みたくなくなる。 

 

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日本人は日本流にアレンジしちゃうからね。吉川英治三国志は日本人のものでがんしょ。孔子もホンマもんの漢人とは印象違う日本人好みに変化しているかも。それに春秋戦国時代の漢人はその後北方民族の襲来と統治でほぼ途絶えたろ。昔の朝鮮が日本人の儒教はまがい物と断じ朝鮮こそ正当派儒教を継ぐ者の誇り持っていた。江戸時代の幕府の儒教学者は朝鮮通信使で来日した朝鮮の学者にコンプレックスを感じていたね。だが、ええんよ。日本人には日本人の流儀がある。サムライに憧れる外人が着物着て居合いで日本刀振り回してもやはり違和感はあるからね。 

 

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コメントの大勢の通り。 

この文章の筆者が、間違っているか、あるいは意図的に 

「矛盾」しているとしたい、つまりは、中国4千年の 

栄華の 継続を 認めさせたいこと その上に現在の大中華 

があるんだと ふんぞり返っているだけ。 

 

ちなみに、語られていないことでさわりをすこし。 

知人の在日や、在留華僑と共感できることがある。 

日本の東洋史で中国史は、学びにくい、なぜなら古代史の 

専門家が少ないことー学生のほとんどが古代史専攻だから。 

現代中国も同じ。中国人の多くが、古代史が好きで、 

近代史が嫌い、何故ならいいことが何もないから。 

日中ともに、近現代史に専門家は多けれど、在野の興味はない。 

なぜ逆転が起こっているのでしょう。 

 

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「中国は嫌われている」中国のすべてを嫌っているわけではなく、『中国共産党が嫌われている』のが正解。 

三国志時代に共産主義は存在したのか。そこが重要。矛盾でも何でもない日本人としての美徳の追及。日本人として心にしみるものがあるからだ。 

 

 

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そもそも中国は歴史的に支配者層が漢民族じゃないとかザラなんで、同じ国かと言われれば微妙なんですよね。 

最後の王朝になった清も末期は逆に漢民族に呑み込まれてたようなもんでしたが満州族でしたし。 

 

ローマ帝国や古代ギリシャを学んだあとに何故現代イタリアやギリシャを尊敬しないのかと言ってるようなもんですよ 

 

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何を言ってるやら。 

中共と台湾でも言えることで古代を持ち出すまでもない。 

台湾政府は蒋介石軍で日中戦争の相手だったが嫌ってはいない。 

後期清王朝も日清戦争は有ったものの嫌い合っていたわけではい。 

古くから住む中華街や町中華店主の華僑も同様。 

中国共産党とその教育を受けた「人民」が嫌われているだけ。 

このライターの素性は知らんが日教組系教育を刷り込まれたのではないか。 

本人が中国共産党政府にシンパシーでも持っていて「矛盾」と感じるのだろう。 

 

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そんなこと言ったら、ラーメンとか中国発祥の飲食やTikTokなんかもやめなくちゃいけなくなるわ 

あくまでも日本は、中国が日本に敵意むき出しで嫌いだっていうから、日本も構えてるだけだろ 

中国が領空海侵犯も犯さず平和的で世界のルールやマナーを守り友好的なら、そこまで嫌いにはならない 

 

むしろ中国は現代の日本が嫌いなくせに現代の日本によく観光くる方がよくわからんけどな 

 

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>>考えてみると奇妙な話だろう。私たちは日々、国民の約9割が嫌っている国の、古代社会のストーリーをエンターテインメントとして楽しみ、その人物たちを操作して遊んでいる。 

 

意味のない片方からの考察。 

中国でも日本のアニメや作品人気は健在なわけだが。 

日本に親近感も興味もない人がドラゴンボールやキャプテン翼、ワンピースや初音ミクに夢中になるのと何も違わない。 

歴史は違うが名言やせりふ、数十年後はわからないが技の名前など、知名度で言えば「現代においては」比肩すると思うが。 

 

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三国志の頃の中国人は現在の中国人とは違う賢く優秀な民族だったが隣地から攻め込んだ荒々しい民族に制覇され今のようになったと習っていました。中国人と言っても広い国ですから色んな気質の民族があったのですね…三国志の頃の末裔は生き延びて台湾に逃れたとも言われています。 

 

=+=+=+=+= 

中国人の中でも、古代史、近代史、そして書道(甲骨文、篆書、隷書、楷書、草書、行書、繁体字など、今使用している簡体字)に詳しい人は極わずかです。80%以上の人は知らない、興味ないと思います。漢詩、茶道、楽器などは専門職のひとしかわからないでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

印象論が人間を支配しているからでしょう。 

誰もが自分の頭の中でしか世界を認知できない。 

しかも全ての物事をファクトベースで捉えることはありえない。 

中国に対する印象はほとんどが生身の個々中国人や中国政府の全ての執政からではなく、メディアで取り上げられた部分的ものしか認知できない。 

もちろん三国志も歴史として部分的にしか認知する程度。 

簡単に言えば思い込みでしか好き嫌いを決められないから。 

 

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国民の9割近くが中国に「親しみを感じない」と答える一方で、中国の歴史や文化を題材にした作品が人気を博すという、一見矛盾しているように見える日本人の心情...。 

 

全く矛盾していません。 

昔の中国は好きだけれど、今の中国は好きではない、それだけの事。 

 

=+=+=+=+= 

三国志やキングダムが愛されてるからって現代の中国とはほぼ無関係なんだから当たり前だと思うんだけど。全然矛盾を感じない。 

 

例えば、「偉大なる指導者毛沢東」なんて映画が日本でヒットしたら、それは無茶苦茶不思議な現象だと思うけど。 

 

=+=+=+=+= 

日本の元号の出典が「令和」より前は「漢文が出典」というのは有名な話。 

日本の熟語や、慣用句には、中国の古典から出来たものも多い。「矛盾」「韓信の股くぐり」「四面楚歌」「呉越同舟」「一生功成りて万骨枯る」「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」「三顧の礼」、、、言葉の背景を調べれば、中国の古典に行き着く。 

それに対して、今の中国では、古典は教育していないようで、日本に来て驚く中国人もいるらしい。結局、日本人には「温故知新」の民族性があって、古いものも大事にしている。だから、古代インドや、古代中国から伝来し、インドや中国には残っていない文化が、日本に残っていたりする。 

日本人が嫌っているのは「習近平の中国」で、権威主義国家の独裁者が統治する中国。危なっかしくて簡単に近寄れない。警戒監視は必要で、備えも必要な厄介者。普通に嫌いになる。 

 

 

=+=+=+=+= 

それは、本来の中華思想と漢民族は、北方民族の侵食で居なくなってしまい、17世紀の清帝国設立で絶滅してしまったわけで、日本人が好きなのは、中華思想を作り上げた漢民族の文化が好きだということだ。 

 

=+=+=+=+= 

そら、三国志時代の偉大な漢民族は、今や「客家」という少数民族だもの。 

ごそっと大陸系に入れ替わったからね。 

 

そうして栄華を誇った中華文明はほぼ消失。 

台湾にその面影を残すだけ。 

 

しまいにゃ赤い帝国だもん。 

今の中共を好きになる方がどうかしている。 

 

まぁ、それでも客家出身の毛沢東や鄧小平に対しては日中双方リスペクトしてきた。 

でも、江沢民やキンペー皇帝にリスペクトする所あるか?(いやない) 

 

故に矛盾でもなんでもないし、それを矛盾と主張するのは中共流全体主義に飲み込まれた哀れな人達と断ずるわ。 

 

=+=+=+=+= 

三国志を読みながら中国に想いを馳せることがそもそも無い。勿論史実に基づいている前提ではあるけど、ただ物語として面白いというだけ。大昔の中国でこんなことあったんだぁ、ぐらいなもので、今の中国と繋げて考える意味がない。 

 

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三国志の時代は卑弥呼の時代で、おそらく大陸から移って来た渡来人もある程度いたはず、現代の日本人は孔明や曹操などの子孫の可能性もある ご先祖の話なんだよ 

 

=+=+=+=+= 

別物と見る話を更に深掘りすると 

中国や韓国が世論などの国民情緒で日本を嫌っているのと違って、 

日本は理由があって嫌っているから。 

だから、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」にならず、分けて考える事ができる。 

 

=+=+=+=+= 

別に他所で殺し合いしてても迷惑はないけど飛び火したらヤダってだけやろ。殴られるの嫌いでもボクシング見るのは好きな人いるし。チンギスハン好きだとかいうアッポラピーな大学教授でも別に自分が溶けた銀を目やノドに流し込まれたいわけではあるまい。 

 

=+=+=+=+= 

単純に中国から得られる知識やモノが無くなったから。 

今の中国共産党はとてもじゃないが尊敬される権力組織ではない。 

過去の歴史や思想に今こそ改めて学ぶべきだろう。 

 

=+=+=+=+= 

中国共産党が嫌われているだけ。 

秦、唐、元、渤海、清などと、中国共産党はそれぞれ 

まったく別物だと思う。 

 

日本は数千年 天皇王朝を上に置いてきた歴史がある。 

日本人はどの国も同じようなものだろう思うが、大陸は全くちがう。 

内紛で王朝がコロコロ変わる。支配民族も変わる 

元はモンゴル人が支配してたし 

 

この記者も中国も日本と同じような感覚でいるのでしょう 

 

=+=+=+=+= 

中国共産党になって日が浅い、と言うか、当たり前の話だが歴史を全く感じられない。三国志は歴史そのものだし、その物語や伝説にはロマンが有る。つまり、今の中国や中国人は歴史を継承していないものという見え方しかできず、薄っぺらく感じてしまうのだ。そういう彼らが、尖閣や南シナ海で、本当の領海権利者の邪魔をしているのを見ると、海賊などの悪党にしか見えないという事です。 

 

=+=+=+=+= 

三国志の時代今の中華人民共和国は別の国。単純比較する意味が分からない。王朝変われば国変わる。 

民族も違えば、社会も違う。 

 

嫌われているのは中華人民共和国の社会体制や人々のマナーじゃない? 

後者はそもそも時間が解決するしかない。前者はどうかな。 

 

 

=+=+=+=+= 

全否定、全肯定はありえません。 

 

そんなことを言っていたら、「漢字」も故事成語も使えないことになります。 

 

儒教も仏教も、中国大陸から伝わったので、中国大陸の影響があるに決まっています。 

 

それと、今の中華人民共和国とは、別問題ですね。 

 

=+=+=+=+= 

古典の知識を有効に使おうにも大陸の政権は日本敵視と言うか戦狼外交でやたら噛みつく。わんわん言われたら側にもよれない。一方、中華民国は非常に友好的なイメージと民主主義という自由が共通している。記事を書いた人はその辺、認識していないね。いまの大陸はビザなしで訪問できず。写真を取れば恣意的にスパイとして逮捕される恐れがある。矛盾は大陸政権の政策によって生まれたモノ。日本人が何かできる余地はない。 

還暦後のじーさんより 

 

=+=+=+=+= 

歴史なんて面白いとこだけ切り抜いたファンタジーだからね。 

織田信長だって虐殺しまくりなのに人気がある。 

それは虐殺された側の一人一人の人生までは歴史で学べないからだ。 

 

=+=+=+=+= 

歴史愛好家や研究家じゃなく政治、外交家だったらそんな古典の専門的な話を出してきたり、抽象的な表現をしてきても、煙に巻かれて、主体を忘れてははだめだよ。 

 

=+=+=+=+= 

三国志の中で自身の妻を殺し、その肉を料理して賓客をもてなす場面が最高の美談として語られているのには強烈な違和感。しかし中国の古代史は好きだ。習近平の近代共産党中国は大嫌いだが。 

 

=+=+=+=+= 

物語などの創作物のイメージと、最近言われる中国人に向けられるイメージが違い過ぎるからね。 

 

日本の戦国物なんかもそうだけど、どちらも基本的に残酷さと暴力のオンパレードだから、好みじゃない人間からすればエグ過ぎるのは一緒だと思う。 

 

=+=+=+=+= 

晋以前に住んでいた東アジアの人々は、日本人の主要ルーツの内の一つなので、なんとなく理解できる点があるのでは(五胡十六国以降は、かなり違ってくる)。 

今の中国は中共が支配しているから嫌い。 

 

=+=+=+=+= 

新選組は日本では嫌いな人はいないんじゃないかってくらい好かれているけど現実の新選組は幕府子飼いのテロリストで最終的には朝敵扱いされるのを矛盾とは言わないでしょ 

また、中国古典に明るくないと中国のエリート層と話ができないってのはどこの国でも同じでイギリス人なんか一挙一動がその場にふさわしいか見定めてきてふさわしくないと思ったら未開人扱いだよ? 

中国から見たら日本人は外国人なんだから中国人と同一の文化背景を得ることは不可能なんだし頑張って勉強しても中国人の劣化版にしかならないし相手もそれは望んでいない 

相手方にすりよるんじゃなくて日本人としてのアイデンティティをきちんと示せば中国人は尊敬して対等に話してくれるよ 

それこそ中国古典にいやというほどそういう話がある 

 

=+=+=+=+= 

中国はというより現行の中国政府には親しみを感じないだけで 

中国自体は古来から行き来もあって歴史的にも文化的にも切り離せない相手だと思っている 

 

=+=+=+=+= 

文革で知識人らの粛正も有り、共産党時代からの無秩序が考えられ、変わらないのは、 

お役人らの 汚職では無いか⁈ 

尊敬に値する人は、中国から 最近 話題無しですね。 人権に圧力も、ありそう。 

経済は、共産圏には発展性が無いのでは⁈ 

 

 

=+=+=+=+= 

単に中国共産党の覇権主義を嫌ってるだけですよ。そんな難しいものではない。ちなみに日本と戦った中華民国(蒋介石の国民党)は今や台湾に追いやられてしまいましたが、日本人の大好きな国ですよ。 

中国共産党が崩壊して民主的で世界に友好的な国が出来るまでは嫌いな国のままです。 

 

=+=+=+=+= 

今の共産党政権の反日中国が嫌いなのであって、春秋戦国時代、三国時代は、日本の戦国や安土桃山時代の様な感覚で好きなのである。 

今の中国と古の中華とは、全く別の物という感覚。 

物凄く単純な話だと思う。 

 

=+=+=+=+= 

そもそも中国の歴史は王朝が変わるたびに歴史を消去改変してきている。 

漫画や映画化されるものは正史を基にしたものは皆無なので国を好きか嫌いかではない。矛盾はしていないと思うが。 

 

=+=+=+=+= 

中華人民共和国は三国志と何の関係もない国だと思う。確かに同じ場所にあるけれど、中華人民共和国はまだ70年ちょっとしか歴史のない国だ。魏、呉、蜀とはちがう国なので、矛盾は無いのではないでしょうか。 

 

=+=+=+=+= 

「中国=中華人民共和国」ってのが誤解の元。 

中国共産党は進化論を使って現状が最上の政体と思わせたいようだけど、 

歴史的には歪な一つの形態に過ぎないと思う。 

中華民国は「一つの中国」で覇権を争う、 

北京とはもともと別の政権のはずなのだが、 

だとすると今更「独立」とかいう民進党政権って何なの? 

所属してないのに独立って。 

 

=+=+=+=+= 

君子が好きなのであって、匹夫は好まないのでは 

今の中国には君子が見当たらず匹夫が多いような印象 

 

元とか清(遼・金・元・清、さらには隋・唐も)は一応、中国の王朝として位置づけられているけれど 

無理があると思う 

 

=+=+=+=+= 

例えば中華料理は好きだけど中国は嫌いとか、中国人は嫌いなんて人間、世界中に普通にいる。 

三国志も同様。 

中国と極めて深い関係があるだけで全く別の物というだけの話。 

矛盾でも何でもない。 

 

=+=+=+=+= 

矛盾も何も、昔の中国と今の中国は歴史的に続いてないから。 

こうした事に異議を唱える人は、中華人民共和国の歴史=中国四千年の歴史と思っている。 

正しくは中国大陸四千年の歴史と言うべきだ。 

 

=+=+=+=+= 

歴史という知識が大事なのは何も中国に限った話ではない。欧米ではそれに宗教もかかわってくる。この観点は単にお隣さんの国にしか当てはまらない。 

 

=+=+=+=+= 

誰もかれも「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」わけでもないしね。 

中国の歴史や文化には敬意を払うべきだよ。 

それと同時に今の中国の覇権的な態度を嫌ってよい。何も矛盾はない。 

 

 

 
 

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