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なぜ中国人は元寇を知らない? 公教育が避ける「中華民族による侵略の歴史」

WEB Voice 10/17(木) 11:51 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/384d4da7390a811c0d7d07c4e9f65bd88dda596b

 

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日本では常識の「元寇」について、中国ではほとんど知られていないことが安田峰俊氏によって解説された。

中国の公教育の在り方や歴史認識の違いが、この違いを生み出していると指摘されている。

元寇は日本史において重要な事件であり、大元ウルスのフビライ・ハーンによる日本侵攻のことである。

日本ではこれが義務教育で教えられるが、中国ではほとんど知られていない。

中国の公教育や若者の間でも元寇に関する知識が低いことが明らかになっている。

一方で、元朝による外国侵略についても中国ではあまり広く知られておらず、「中国は歴史上で一度も他国を侵略したことがない」という歴史認識が教えられ続けている。

元寇は日本にとって大きな影響を与えた事件であり、その後の日本国家や日本人のありかたにも影響を与えた。

(要約)

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日本人にとっては常識の「元寇」を、中国で知る人はごく稀だという。その歴史観のギャップはなぜ発生しているのか? 安田峰俊氏が解説する。 

 

元寇は、日本史においては重要な事件だが、中国ではあまり知られていない。なぜこのような違いが生じたのか?日中での歴史認識の違いを生んだ、中国の公教育の在り方について、書籍『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)より紹介する。 

 

三国志やキングダムは好きだけれど、現代中国は嫌になったあなたへ...「中国ぎらいのための中国史」 

 

※本稿は、安田峰俊著『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)から一部を抜粋・編集したものです。 

 

元寇を知らない日本人はほとんどいないだろう。小学6年生の学習指導要領にも記載されており、我が国で義務教育を受けた人は誰もが耳にする歴史用語だ。 

 

蛇足を承知で説明すれば、1274年(文永11年)と1281年(弘安4年)の二度にわたり、大元ウルスのフビライ・ハーンの命令を受けた軍隊が日本の北九州を攻撃した事件である。大元ウルスはモンゴル人の国家だが、当時は中国も支配していたため、こんにちの日本や中国では「元」と中華王朝風に呼ぶことが多い。 

 

元はまず、第一次侵攻(文永の役)で数万人のモンゴル・高麗連合軍を朝鮮半島経由で送り込んだ。ただ、この時期の元は中国南部の南宋をまだ滅ぼせておらず、日本侵攻は南宋への牽制を兼ねた大規模な威力偵察としての側面が強かったとされる。 

 

一方で第二次侵攻(弘安の役)は、第一次と同じ朝鮮半島からの東路軍に加えて、南宋の滅亡で接収された漢人兵士を主体に構成された江南軍も、東シナ海を経由して送り込まれた。元側の兵力は東路軍と江南軍の合計で十数万人以上にのぼったとみられ、本気で日本征服を念頭に置いた陣容だった。 

 

元はさらに第三次侵攻も計画したが、内紛などで結果的に中止した。一方、日本側も鎌倉武士団の奮戦で防衛に成功したものの、対外戦争の負担は鎌倉幕府が滅びる遠因になった。これが元寇のあらましである。 

 

元寇は現代においても、日本人にとっての大事件として記憶されている。なにより、国土に上陸してきた他国の正規軍と大規模な地上戦が起きた事態は、歴史上で元寇と第二次世界大戦だけなのだ(11世紀の刀伊の入寇や15世紀の応永の外寇など、小規模な対外紛争はほかにもある)。 

 

しかも、第二次世界大戦の場合は地上戦の舞台が沖縄と樺太・千島だったが、元寇は日本本土(内地)で戦われた国土防衛戦争である。開戦前に日本側の外交的失敗があったとはいえ、相手側から突然侵略された事態も、元寇がほぼ唯一だ。 

 

仮に敗北していた場合、日本の国家体制や日本人の生活習慣は、この時期を境に大きく変わった可能性が高い。天皇家が存続できたかも疑わしいところだ。 

 

元寇は危うい勝利だっただけに、その後の日本人に変な自信をつけさせた面もあった。元軍が2回とも暴風雨で大打撃を受けたことは、第二次世界大戦中に神国日本のイデオロギーや神風特攻隊が誕生する遠因にもなっている。さまざまな意味で、元寇はその後の日本国家や日本人のありかたに大きな影響を与えたのだ。 

 

 

一方、中国である。 

 

当時の彼らはモンゴルに征服された立場とはいえ、中国は後世でも元朝を中華王朝の正統に位置づけている。中国共産党は、国内に約629万人いる「少数民族」モンゴル族を中華民族の一部であると主張しており、そのためチンギス・ハン以下のモンゴル帝国の皇帝たちも中華民族の英雄ということになっている。 

 

この定義に従う限り、元寇は中国の自国史の一部である。ただ、「元寇」という言葉は日本側の呼称なので、漢字でこう書いても意味がわかる中国人はほぼいない――。 

 

いや、問題は国による呼称の違いではない。実は、中国側で用いられる「元日戦争」(元と日本の戦争)や「元朝東征」(元の東方征服)と書いたところで、やはり大部分の中国人はピンとこない。理由は彼らの間でこの戦争の知名度が極めて低いためだ。 

 

日本国内にいる大学院生レベルの中国人留学生に尋ねても、元と日本が戦った歴史を「来日後に初めて知った」と答える人が目立つ。中国国内の公教育でほぼ習わないうえ、中国の若者の約半分が受験する高考(ガオカオ・大学共通入試)の歴史科目でも出題されないことから、高学歴層の間ですらほとんど知られていないのだ。 

 

加えて、元寇当時の元朝、すなわち大元ウルスは、初代のチンギス以来の対外拡張方針をまだ継続している時代だった。フビライは中国南部(南宋)と日本以外にも、現代の地名でいう北ベトナム(陳朝)と南ベトナム(チャンパー王国)、ミャンマー(パガン朝)、インドネシア(マジャパヒト王国)、さらに樺太のアイヌらしき集団(骨嵬[クイ])にも遠征軍を送っている。 

 

無数に実施された遠征の矛先に、日本が含まれていたかが気になるのは日本人だけだ。たとえ同じ「中華民族」の行動でも、漢民族にとっての征服者だったフビライが他にどこの国の攻撃を命じていたかは、圧倒的多数の中国人にとって関心の枠外にある。 

 

アカデミックの世界においてさえ、元寇への関心は比較的低調だ。 

 

中国の学術論文検索データベースである『CNKI』(中国知網)で「元日戦争」や「元朝東征」を検索すると、それぞれ6件と14件しかヒットしない。「フビライ+日本」のように検索ワードを工夫すれば、もっと多くの論文が見つかるため、学界の関心はゼロではないはずだが、戦役の学術的な呼称さえろくに定着していない現状は察せられる。 

 

一連の論文をチェックしてみると、習近平政権下で学術研究の制限が強まった2010年代半ばごろから、戦役の実情や元側の内部的な事情を考察する内容が減り、元寇の日本側における受け止め方を論じるといった「搦め手」からの切り口が目立つようになる。 

 

中国は公教育のなかで「中国は歴史上で一度も他国を侵略したことがない」「世界で最も平和を好む国」という(どの口が言うのかと思える)歴史認識を教え続けており、外交部の定例記者会見でもこの主張を繰り返している。習近平についても、「中華民族の血のなかに、他者を侵略して覇道を唱えるような遺伝子はいまだかつて存在したことがない」と述べているほどだ(2021年10月9日、辛亥革命110周年記念大会講話)。 

 

たとえ700年以上前のモンゴル人の皇帝の行動でも、「中華民族」の王朝が明確に他国を侵略した事実を詳しく掘り下げる研究は、現体制下では政治的にあまり喜ばれないのだと思われる。 

 

ただし余談を書けば、中国のウェブ百科事典『百度百科』の「元日戦争」の記事は、なぜか筆致がかなり客観的で、内容も充実している。世間の無関心や政治的な締め付けの陰で、日本史や日本側の元寇研究にも目配りのある研究者が、記事をこっそりと執筆して憂さを晴らしたのかもしれない。 

 

 

中国史において、元朝は異色の王朝だ。 

 

歴史上、万里の長城の外からやってきて中国本土(漢民族の伝統的な居住地域)の全域を制圧した非漢民族王朝は、元朝と清朝だけである。だが、清朝は長い中国統治のなかで、支配層である満洲族が多数派の漢民族の言語や生活習慣を多く取り入れ、「中華王朝」らしい雰囲気を濃厚にまとうようになった。 

 

彼らは王朝の中期まで、漢民族の価値観では夷狄(野蛮人)とされる自分たちがなぜ天命を受けて中華を統治しているのかを、なんとか理論化しようといじらしく努力した形跡もある。一方、元朝の支配者だったモンゴル人たちの漢化は限定的だった。 

 

そもそも、本質的にグローバル規模の存在だったモンゴル帝国にとっては、広大な中国本土ですら帝国のパーツでしかない。彼らはわざわざ中華に染まったり、統治の正当性を理論化したりする必然性を、清朝ほどには切実に感じていなかったように見える(切実になる前に元朝の中国支配が終わったからでもある)。 

 

また、世界史の年表だけを眺めると、1368年の明の建国によって元が滅びたように見えるが、実際の彼らはこのとき中国本土を「損切り」して北方の本拠地に戻っただけだ。元朝の後継政権は、中華世界とは別物の強力な権威として、その後も草原世界で数百年にわたって存在し続けた。 

 

後世の中国人は、約1世紀にわたり中国本土を支配した元朝を、中華王朝の正統に位置づけざるを得なかったが、モンゴル人の側はその評価にさほどの価値を覚えていない(現在、少数民族として中国国家に組み込まれた「モンゴル」族に限れば、自民族の地位向上につながるのでありがたいはずだが)。 

 

こうした複雑な事情もあって、現代中国における元に関係した言説はどこかよそよそしい。中国史上で最大の版図を実現したはずの「中華皇帝」フビライも、中国人の間では人気がない。中国の首都である北京の直接のルーツが、フビライが建設した元の首都の大都であることも、あまり声高には語られない。 

 

そんな微妙な感覚がうかがえる文章が、党の広報サイト『中国共産党新聞網』に掲載されたことがある。 

 

2016年7月7日付の、習近平の外交姿勢を讚える記事だ。その2年前の8月におこなわれた彼のモンゴル訪問を紹介するなかで、党のこの手の文章には珍しく、フビライや元寇に言及している。 

 

ただ、記述はこのようなものである。 

 

「日本の『神風』特攻隊の名称は、モンゴルと関係がある。約八百年前(原文ママ)、中国と朝鮮半島をすでに制圧したフビライは日本を攻撃することを決めたが、強大なモンゴル艦隊は突如として襲来した台風により打ち砕かれ、日本は安全を保つことができた。『神風』の名はこれに由来する。モンゴルがソ連の支配を脱してから、日本はほどなくモンゴルの密接な友人となり......」 

 

自国史の話とは思えない他人事感だ。元朝を中華王朝として認めざるを得ないものの、対外侵略はモンゴル人がやったことで、中国とは無関係。そう言わんばかりの書き方に思えるのは私だけではあるまい。 

 

「中国は歴史上で一度も他国を侵略したことがない」 

 

そんなお約束を嘯くためにも、現代中国にとって元朝の歴史は頭が痛い。 

 

安田峰俊(紀実作家) 

 

 

( 223360 )  2024/10/17 16:52:35  
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北条時宗については人気英雄であるが、前線に出ていなかったため人気はバイパルスや興道王ほどにはならなかった。

金沢実政の立ち位置なら、一番になれた可能性があった。

北条時宗は後方で防衛ラインのインフラ整備や朝廷との交渉などを行い、有能かつ働き者な英雄であったとされる。

日本の歴史において対外戦争が少なかったことから、元寇は異例なケースであり、攻め込んで撃退されただけで攻め込まれたわけではないため、扱いが軽くなる傾向がある。

元の配下には漢民族などの被征服民族兵もいたため、漢民族の侵略という見方が難しいともされている。

また、中国では侵略戦争などの歴史を隠す傾向が見られ、自国に都合の悪い歴史は歪曲されたり隠蔽されたりすることが多いようだ。

 

 

(まとめ)

( 223362 )  2024/10/17 16:52:35  
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=+=+=+=+= 

北条時宗は日本史の中では有数の人気英雄だけどバイパルスや興道王と違い前線に出ていないせいで一番人気にはなれないんでしょうね。 

金沢実政の立ち位置なら一番になれていたのかな。 勿論、後方で防衛ラインのインフラ整備したり朝廷と交渉して非御家人への指揮権や徴発権を獲得したり有能かつ働き者な英雄であるのは間違いないでしょうね。 

 

=+=+=+=+= 

島国ということもあり、日本史において対外戦争がいかに少ないかということでしょう。大陸国家の中国にしてみれば異民族や周辺諸国との戦いはどの王朝でも日常的に起こっていることで、その中の1つにすぎないといえばたしかにそうかも。 

海を渡って攻め込んだという点ではちょっと異例なケースではありますが、攻め込んで撃退されただけで攻め込まれたわけでもないので、どうしても扱いが軽くなるのでしょう。 

日本の方が珍しいケースでしょうね、他国との国家間の戦争がこんなに少ない歴史は。 

 

=+=+=+=+= 

元はモンゴル人による征服王朝だから、元寇は漢民族の侵略ではない。 

という理論もある。 

元の配下に漢、満、鮮などの被征服民族兵もいたから、漢民族による侵略だというのは、難しい。これでは、日本支配化で対米戦争をした朝鮮民族は侵略者になってしまう。 

歴史認識を問うなら、このあたりもきちんと研究してからにした方がよい。 

もっとも今頃、元寇を持ち出しても何の役にも立たない。 

それより、通常兵器シェルターを全国に早急に整備して欲しい。それが完成したら核シェルターを。 

ミサイルアラートが鳴っても「近くの安全な建物に逃げる」しかないのでは安全保障もへちまもない。 

 

=+=+=+=+= 

大陸国家の中国は有史以来、侵略し侵略されを繰り返してきた。中原の小さな漢民族の国が今の中国の領土を持つに至るまで、侵略の積み重ねがあったのだ。 

そんな中で、侵略に失敗した元寇なんて、しかもそれで国が滅んだ訳でもなく、当然ながら無数にある侵略戦争の取るに足らない一つ。よほどの歴史好きでもない限り知る訳もないし、元寇を公教育が教えるなら、同時に何百何千の侵略戦争を教えなければならなくなり、義務教育期間の全てを歴史教育に充てても時間が足らないでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

結局は民族単位で語らなければならないって事。ということは今の中国共産党は一時的な現在の大陸の支配者でそれ以前のことは現政府とは別物で語らなければならない。日本人はモンゴル帝国は侵攻してきたが、中華民族が侵攻したという意識はないのはいいのだが、今の中華人民共和国政府とは対戦したことがないのを常に意識して討論すべきだろう。 

 

=+=+=+=+= 

元寇だけでなく、中越戦争なんかも知らないです。中華人民共和国の設立過程で西部の地域で繰り広げた虐殺なども。 

 

また、日中関係を教えるなら、日本から受けた被害だけでなく、ODA額などの恩恵も同時に教えるべき。宝山鋼鉄に対する日本製鉄からの技術供与や、CATLの源がTDKだみたいな恩恵面も教えないとね。 

 

=+=+=+=+= 

チンギスハンの手からもうヨーロッパ中央まで侵攻して、大きないな帝国を作ったが、チンギスハンが死後大帝国は息子たちに受けついたが、間もなく分裂した為、中国から見るとあくまでも、分かりやすくいうと中華の文化と概念を受けついた部分の王朝が元朝となり、中原を中心とした政府が中国歴史の一部となりましたが、ほかの部分は中国からほとんど関心がなく、今は世界歴史の一部にすぎないとみる人も多い。 

 

=+=+=+=+= 

中国史が好きだったんで、学生時代に何人か中国人留学生と話したけど、基本的に漢人が異民族の支配を受けていた時代は評価が低く知識も浅かったな。もちろん専門家なら話は別なんだろうけど、彼らが習ってきた範囲ではそうだった 

特に清朝は列強の進出を招いたというところで、一番評価が辛かった記憶がある 

まあ、自らを偉大な民族であると思えば思うほど、その辺に目を向けるのは苦痛なのだろう 

 

=+=+=+=+= 

全ては中華思想に基づく、中国的近代史観を世界の共通認識にするための習近平の策略。今の世界共通認識による近代史観は、1648年のウェストファリア条約を以て近代の幕開けとしており、その時点での勢力圏が今日まで続く各国の勢力図の基礎となっている。いささか西欧史的見方であることは否めないが、中国にとっては漢民族国家明が満洲族国家清に滅ぼされた直後であり、漢民族は被支配民族であったこと、清はその後英仏果ては日本にも敗北し領土割譲の憂き目を見た政権であり、そのような歴史観に従う積りは全くないのだ。中国は漢民族の輝かしい国家、唐や明時代の最大勢力図に上乗せした範囲を勢力圏と決め、現在南沙諸島や八重山に手を伸ばそうとしており、明の鄭和の遠征の故事に倣いアフリカにも手を伸ばしている。勝手な夢想は誰かが正し、醒ます必要があるのだ。 

 

=+=+=+=+= 

そもそも初代皇帝、秦始皇帝そのものが漢民族ではなく、遊牧民系の人じゃなかった?夷狄というのかな?なぜか中国人が秦民族とはいわず、漢民族というのはそのあたりに理由があるのかと思ってた。 

 

間違いだったらご指摘ください。親切な方お願いします。本当に知りたいんです。 

 

 

=+=+=+=+= 

元寇って、モンゴル帝国の時代。 

現代中国人が知らないのも当然。 

あれは、モンゴルの歴史。 

今は、中国の歴史。 

って、都合の良い教科書になっているからだろうね。 

ああ、それを言っちゃうと、中華4000年とか言えなくなるよね。 

モンゴル帝国の時代があったり、今の中国は約80年の歴史だし。 

一つの国家としては、歴史を語るのは難しいとなります。 

なので、都合の良いところだけで、教科書を作っちゃいました。 

と、想像できます。 

 

=+=+=+=+= 

>中国は公教育のなかで「中国は歴史上で一度も他国を侵略したことがない」「世界で最も平和を好む国」という(どの口が言うのかと思える) 

 

非難じみた書き方だけど、ちょっと間違っている。漢民族は農耕民族なので生産力が高く、結果豊かで文化が高い。豊かなのであまり外に攻めていかない。逆に北方の騎馬民族に収穫が終わった秋になると攻め込まれて、奪われてきた。ほとんど定期便。それが大きくなって国まで奪われたのがモンゴルだったり清だったりする。 

漢民族の国とされる唐だって隋の辺境軍が建てた国。隋は北魏の後継で、北魏は北方狩猟採取民の女真族が建てた。他にも金だとか遼だとか、中国を半分くらい支配した異民族の国はいくらもある。 

先にも書いたが中国は豊かなので、狙われることはあっても分捕ることはあまりない。そもそも夷荻の産物に関心を示さない。中国が侵略したのを1とすると、侵略されたのは100くらいじゃないですかね。 

 

=+=+=+=+= 

漢民族は異民族モンゴルの屈辱的な支配を受けた。漢民族の女はモンゴル人の子を産まされ、男は髪型をモンゴル式の辮髪に変えられた。行政文書はモンゴル語になり、漢民族に対する差別が横行。さらに、親分モンゴルの日本侵略に無理やり駆り出されたわけだが、被支配民の漢民族にやる気はなく、勇敢な鎌倉武士の返り討ちにあい、海上まで敗走したところに台風が直撃。海のもくずと消えた。 

 

=+=+=+=+= 

司馬遼太郎さんも書いてますが、幕末の尊王攘夷思想は「明」から日本へ亡命した朱舜水が作った水戸学から。その本質は中華思想であり、朱舜水が説いたのは万世一系の天皇を戴く日本こそ、真の中華だというもの。攘夷は失敗しましたが反清復明のうねりは大日本帝国に受け継がれました。やがて大アジア主義を唱える孫文と大日本帝国は結びつき、大陸浪人や頭山満らと共に、中国革命や日本の大陸進出を演出することに。正に、大東亜共栄圏は中華思想であり、今日の一帯一路へと形を変え繋がります。 

そもそも中国最初の王朝「夏」の禹王は、倭人のルーツとされる羌(チャン)族出身。そのように見れば夏王朝は倭人の王朝なのかも。つまり日本と中国は、一つの文化圏です。江戸時代まで日本の公文書は漢文で書かれていたのです。 

でも私は、真の日本は一万年以上前の平和な縄文時代にあって、律令以降の戦う日本は大陸由来の渡来系で、中華思想の亜流と考えます。 

 

=+=+=+=+= 

弘安の役は史実どうりだが文永の役は立証されていない。元正史には弓の矢がなくなった兵士が仲間割れをする。高麗史には博多湾から沖まで出たら暴風にあったとそれぞれ書いてある。ホントの所はどうなんですかね?歴史に精通している先生教えて下さい。 

 

=+=+=+=+= 

中国人の伝統的な考え方では、中華皇帝の徳が及ぶ範囲が中華の範囲である、だからそこに徳が及んでいなければ、兵を出して徳を広めねばならない、とする。 

近代主権国家の国境という概念とは違うことに注意が必要だ。 

彼らは侵略とは考えていない。 

 

=+=+=+=+= 

日本は海という大きな防壁がある。 

それを破ってまで侵略することのリスクを考えればやめた方が得策である。 

中国がそれ以上のことをやらなかったのは海が障壁だったからである。 

天気晴朗なれどなみたかし。 

つまり日本はこの荒海が最大の抑止になるのです。 

近世になっても海に囲まれた国は侵略されない。 

空軍や海軍が攻撃しても最終的には陸軍を船で送らなければならない。 

それにはリスクが伴う。金もかかる。 

大陸国の中国は海が苦手。水が嫌いな猫のようなもの。虎なのか? 

 

=+=+=+=+= 

なぜか中国には満州族がいないことになっている。旧満州の人はどう思ってるのか、旧満州の人との摩擦はないのかな?中華民族がどうとか言うけど、元の時代が一番版図が広かったことは人民は知らないのでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

元と清は異民族国家だからでしょう。 

彼等は中華文化を取り入れたが、自民族伝統も維持。 

(清国の辮髪は有名だが、中華伝統とは無関係) 

と言うより、中華とは世界の中心であり唯一の正当王朝。 

従属しない周辺国を成敗するのは当然と思っている。 

その代り、形式的でも従属すれば恩恵を施す、が彼等の価値観。 

 

これは国民党も共産党も受け継ぐ中華伝統。 

彼等とてチベットやモンゴル侵攻を知らない訳ではない。 

(何れも第二次世界大戦後、武力による侵略で統治支配。ウイグルも同様) 

逆に言えば大帝国ならば広大な領土安定と食料確保の為、周辺国支配や強国との戦争は避けられない。 

それが原因で国力低下、異民族や内乱での王朝交代が為される。 

そもそも初の中華帝国の秦、戦争に継ぐ戦争で大陸統一ですからね。 

侵略など意に介しませんよ。 

「強大国が弱国と平等の筈も無い」が中華常識。 

(だからロシアにも国民批判が無い) 

 

=+=+=+=+= 

日本人はオランダに対して出島貿易などで好印象の人が多いが、オランダ人は蘭印作戦の印象で日本に対する印象は一般的に非常に悪い。 

歴史認識が食い違うのはよくあること。 

 

 

=+=+=+=+= 

単純に漢民族じゃないからでしょ。現に日本人だって琉球王国の歴史については、ほとんどの人は知らない。もし琉球王国が中国に侵攻していた過去があっても、日本の歴史教科書には載らないと思う。 

 

=+=+=+=+= 

敗戦の歴史は、国家として、教育したくないし 

ナショナリズムが高揚しないことは国家としてマイナス 

 

ちなみに、モンゴルは南宗を攻めるため船が必要だったから、日本の船の技術も必要だった 

モンゴルは陸では、強くても、大河の戦いはムリだからです 

 

=+=+=+=+= 

元寇を中華民族による侵略とするの無理筋だ。中国大陸をも支配下に置いた、モンゴル帝国が攻めてきたのであって、漢民族が主体ではなく、旧宋の兵士などは、駆り出されただけだ。 

 

=+=+=+=+= 

20年代にアジアから米国勢力を駆逐してアジアに君臨し中華大帝国を構築する中華の野望   そのために人民も王様のような性格にするのかもしれません それを手伝うのはそうでいい日本人もいるからできる 

 

=+=+=+=+= 

古今東西、侵略を受けた側にとっては忘れられない大事件でも侵略した側は侵略したなんて考えてなくて劣った民族に自分達の優れた文化を広めたんだ、くらいに考えてる、そんなもんでしょ。 

 

=+=+=+=+= 

コロコロと国家体制が変わった歴史を教えるより、習近平の事や中共思想などを相当熱心に教え、次に反日思想を植え付ける。戦後の日教組もおかしい組織故に、自虐史観でこの有り様。教育は本当に大切だし、それがわかる親は易々と任せきりに出来ない。金持ち中国人は、国家観植え付け教育に不安を感じ、子息の為に他国移住している。 

 

=+=+=+=+= 

元寇? 

元はモンゴルだから中華民族による侵略の歴史というには無理がある。 

実際は、モンゴル民族に征服された中華民族と朝鮮民族が軍の主力として攻撃してきたのではあるが。 

 

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日本では元寇ってモンゴルが攻めてきたような印象があるけれど、中国の王朝と・朝鮮半島の王朝の連合軍が日本に攻めてきたのですよね? 

 

=+=+=+=+= 

日本の教科書には元はモンゴル帝国の一部、中国は占領された。。。無理やり今の中国と結ぶつけないほうが良いのでは? 

 

=+=+=+=+= 

中国は多民族国家ですからね 

中国人ハマると、なんで今の中国が統制厳しいのかよく分かる 

多民族共生目指そうとした王朝は、裏切られて崩壊したとかあるし 

 

 

=+=+=+=+= 

そもそも歴代王朝を否定するところから中国共産党は始まるはずで中国の主張は基本的なところから矛盾だらけです。 

 

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周恩来首相は訪中した田中角栄首相に、あれはモンゴルがしたこと、と話したらしい。 

 

=+=+=+=+= 

まあ、言われてみれば確かに当時のモンゴル帝国にとっては日本は交戦国の一つでしか無いわな。 

 

=+=+=+=+= 

中国語で、[中国国内では教えられない中国史]でも中国人観光客向けに出版したらどうかな。 

 

=+=+=+=+= 

中国の統一政府の首魁が漢民族ではなくモンゴル人っていうのが許せない感ある 

 

=+=+=+=+= 

対外的な侵略をしていないのであれば、 

「常に内乱だらけだった国」というだけだよね。 

 

=+=+=+=+= 

チンギス・ハン以下のモンゴル帝国の皇帝たちも中華民族の英雄ということになっている。 

 

無茶苦茶ですな笑 

 

=+=+=+=+= 

北京の始まりがモンゴル帝国の元由来だったとは!勉強になります。 

 

=+=+=+=+= 

「民族」という言葉がいかに政治用語であるか、よく分かる記事でした。 

 

=+=+=+=+= 

唐王朝も鮮卑族で、漢民族ではなかったと思います。 

 

 

=+=+=+=+= 

異民族に支配されてばかりの歴史を学ぶのは苦痛でしょう。 

 

=+=+=+=+= 

尖閣云々を除いたとしても中越戦争とか彼らの脳内でどうなっとるんだ? 

 

=+=+=+=+= 

何で中国人がチベット問題を知らないのかわかった 

 

=+=+=+=+= 

中華民族ってなんなん? 

漢民族とかはあるけど聞いたことないぞ 

 

=+=+=+=+= 

侵略しておいて撃退された中越戦争も教えていないのかな? 

 

=+=+=+=+= 

モンゴルが中原の覇者でいいなら、日本が征服しててもオッケーだよな。 

 

=+=+=+=+= 

1636年丙子の乱。あれを侵略戦争と思わぬ傲慢さよ。 

 

=+=+=+=+= 

元寇なんかどうでもいい! 

その前に731部隊を詳しく説明してくれない? 

 

=+=+=+=+= 

ははあ。こりゃ面白い記事だ。 

歴史はご都合主義の世界だね。 

 

=+=+=+=+= 

失敗したから無かったことにしたいんじゃない? 

 

 

=+=+=+=+= 

日本人も“詳しく“は知らないだろ? 

大東亜戦争のことも『悲惨だった』以外詳しく知らないじゃん(呆) 

 

=+=+=+=+= 

まあ日本も南宋の捕虜は丁重にしてるしね… 

 

=+=+=+=+= 

政治家が国民にウソをついたらいけませんね。 

 

=+=+=+=+= 

中国は知らんかも。 

モンゴルは知っているのか? 

 

=+=+=+=+= 

ロシアの国土進攻は? 

世界対戦とひとくくり? 

 

=+=+=+=+= 

いや知らないんだけど。 

よほど中国が好きでもない限り役に立たない知識だから。 

 

=+=+=+=+= 

この人にはぜひ満州事変についても書いてほしい。 

日本は化外の地である満州に満州国を建てた。傀儡ではあっても一応は独立国家であり、君主もいた。 

しかし中華民国や中華人民共和国は、チャイナではない土地を併合して、名前まで「東北」にしてしまった。 

どちらの方が悪いか、一目瞭然だろう。 

それなのにマスコミや教育界は「中国東北」の言い換えに加担して、彼らの侵略を支持している。 

まずは正しく「満州」の復権から始めていこう。「中華」というのは漢人帝国主義のカモフラージュに過ぎないことを拡散していこう。 

 

=+=+=+=+= 

中国のこの態度は一言で言い表せて、「ご都合主義」。 

重要なのは自分たちが被害者で、でも偉大な歴史も受け継いでいるということ。 

だから世界を席巻したモンゴル帝国は中華王朝の系譜として扱いつつも異民族の征服王朝であることはふだんは曖昧にするし、ましてや日本に侵略した事実など見ないフリ。加害者のうえに負け戦だから、みっともなくて仕方ないのだろう。 

一方で、近代に日本を始めとした列強に侵略されたことについては永遠に言い立てる。 

つまりは「歴史のつまみ食い」なんだよな。一貫性も整合性もへったくれもない知的怠慢だが、まぁよくある標準的な大陸しぐさ。 

この点韓国も似たり寄ったりで、小中華に大朝鮮というのが実によく出来た揶揄である。 

 

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成果は過大に報告、被害は過少に報告の今の中国のやり方は昔からずっとそうで、都合の悪いことは記録からも記憶からも消し去って何もなかったかのように振る舞う、だから失敗についての反省や人間的成長もなくいつまでも子供みたいな国民も多いんじゃないかな・・・ 

 

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中国人はとてもプライドが高く、外国に占領されたことは一度もないと信じています。海軍力に大きな差があって元は2回とも日本に完敗しているので、中国では国民に対しこの重要な歴史的出来事を教えていません。 

 

日清戦争で負けたことも隠蔽していて、台湾や朝鮮半島が大日本帝国の一部であったことも全く知りません。蒋介石と中国国民党の残党が台湾に逃れて統治したという断片的知識はあるようですが、その前は日本領だったことは伏せているのでずっと中国のものだったと信じています。大日本帝国の地図を見せてもフェイクだと笑っています。彼らは学校で嘘の歴史を教えるなと日本に主張し、日露戦争でロシアが勝ったのでその時に北方領土がロシア領になった、沖縄は中国領をアメリカが占領して日本に割譲したと考えています。 

 

韓国の場合は、ネガティブにとらえるかどうかの違いはあっても歴史の大筋と法的事実について食い違いはありません。 

 

 

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元による日本侵略であってただ攻めてきた元と戦ったのではない 

そして朝鮮人もその元の手先として先に対馬で虐殺や乱暴強盗強姦人さらいをやったことは日本人も教えられてない 

 

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漢人が蒙古族に支配されたという屈辱、その上で2回も日本に惨敗した、という事実はそれは隠したいでしょう。漢人は戦には滅法弱いですから。 

 

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元はモンゴル民族の帝国。漢民族も支配されていた。歴史の真実を歪曲したのは、日本人の嫌中感情をさらに高めたいということかな? 

 

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漢民族を征服したモンゴル民族だから教えないんだろう。漢民族ならアレクサンダー大王みたいだ!で教えるだろう。 

 

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中国からしたら 

日本に負けた歴史だからね 

面白くないさ 

しかも自分達から仕掛けた侵略戦争だから 

日本を悪者にできない都合が悪い歴史 

 

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韓国も同じだ 

韓国も1度も日本を 

侵略したことがないそうだ 

韓国がよく言う歴史を学べとは 

鏡を見ないことだったのかな 

 

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中国は洗脳教育だから。五毛党に元の話して侵略国家とか中華の歴史は嘘と言っても知らないから話が通じない。洗脳教育って怖いね。 

 

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なぜ日本人は日本軍従軍慰安婦を知らない? 

 

「教科書検定」を道具にして日本政府が隠蔽する「朝鮮・中国侵略の歴史」 

 

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中国人にとって高句麗や南越は外国ではないんですね。 

不思議だけどそれが中国人の考える中国。 

 

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自分たちは常に被害者で加害の歴史は黙殺する。傲慢で恥知らず。こういうところが大嫌い。 

 

 

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中国人は元寇知らないのですか? 

日本に攻めて来たのですよ。 

隠蔽は良くないですな。 

 

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お~ 

とうとう本当のことを言い出すね。 

命が狙われるので、気を付けされたし。 

 

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どの国も、自国に都合の悪い歴史を歪曲していますね。 

 

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中共にとって都合の悪い歴史は隠すか 

模倣して造る 

 

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モンゴルだからだろうよ。 

 

 

 
 

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