( 225699 )  2024/10/24 02:08:05  
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日本銀行本店が報告すると、東京外国為替市場の円相場は対ドルで円安が進んだ。

午後5時時点で、1ドル=152円35~37銭で取引が終了し、約3か月ぶりの円安水準となった。

米大統領選挙でトランプ前大統領が優位との見方が広がっており、市場ではトランプ氏が返り咲けば積極的な財政政策でインフレが進むとの思惑から円売り・ドル買いが加速した(要約)。

( 225701 )  2024/10/24 02:08:05  
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日本銀行本店 

 

 23日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで円安が進み、午後5時、前日(午後5時)と比べて1円36銭円安・ドル高の1ドル=152円35~37銭で大方の取引を終えた。日米の金利差を意識した円売り・ドル買いで、7月31日以来、約3か月ぶりの円安水準となった。 

 

 その後、23日のロンドン外国為替市場ではさらに円安が進み、一時、1ドル=153円台をつけた。 

 

 来月5日の米大統領選挙で、トランプ前大統領が優位との見方が広がっている。市場では、トランプ氏が返り咲けば、積極的な財政政策でインフレ(物価上昇)が進むとの思惑から米長期金利が上昇し、日米金利差の開きを意識した円売り・ドル買いが加速した。 

 

 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏は、「米経済の減速懸念は後退しており、円が売られやすい環境になっている」と指摘した。 

 

 対ユーロでは、62銭円安・ユーロ高の1ユーロ=164円25~29銭で大方の取引を終えた。 

 

 

 
 

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