( 226464 )  2024/10/26 02:14:54  
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北朝鮮製の火星11号ミサイルがウクライナで使用されていたことが明らかになりました。

ウクライナ外務相は、ミサイルの解析結果から西側製の部品が使用されていたことを指摘し、ロシア製ではないことを強調しました。

この報告によると、アメリカや日本、EU加盟国などの西側諸国の部品が含まれており、プーチン大統領と金委員長がその製品に依然としてアクセスできる状況にあることも指摘されています。

外務相は同盟国に対し、制裁と輸出規制の強化を呼びかけました。

(要約)

( 226466 )  2024/10/26 02:14:54  
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発射される火星11号ミサイルと運搬車両(画像:朝鮮中央通信)。 

 

 ウクライナのアンドリー・シビハ外務相は2024年10月21日、北朝鮮製ミサイルを解析した結果、西側部品が使われていたと公式Xで明かしました。 

 

【ロシア製ではない…】これが、飛来した北朝鮮製ミサイルの残骸です(写真) 

 

 調査されたミサイルは、北朝鮮製の戦術弾道ミサイル「火星11号(KN-23)」「火星11号改(KN-24)」です。北朝鮮から供与を受けたロシア軍が、2023年末頃からウクライナへの攻撃で使用しています。 

 

 ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」によると、ミサイルはハルキウ攻撃などに使用されたそうですが、回収されたミサイルの破片のうち北朝鮮製と断定したものを分析した結果、アメリカや日本、EU加盟国など、いわゆる西側諸国でごく最近に製造された部品が多数含まれていたとのことです。 

 

 シビハ外務相はXで「とんでもないことだ、調査では西側製の部品が多数発見された。プーチン大統領と金委員長は依然としてそれらの製品にアクセスできる」と驚きを伝え、「私たちは同盟国に対し、制裁と輸出規制の強化を訴えます」と呼び掛けました。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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