( 227056 )  2024/10/27 17:43:19  
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※画像は“浪人生”のアカウントより(編集部にて一部加工) 

 

「どっち食べる~?」こんな呼びかけとともに、しゃぶしゃぶ店『木曽路』で着ていた服の裾をまくり上げ、下着を着けたバストを露わにした姿をSNSに投稿した女性に、ネット上で批判が殺到。大きな問題となった――。 

 

■【画像】"胸を露出する"女性が多発、飲食店や新幹線の中でも…削除された問題画像■ 

 

 兵庫県の風俗店で働いているというこの女性のXには、10月20日にアップされ問題となったこの画像の他にも、きわどいショットが大量に投稿されていた。 

 

 炎上する少し前の10月15日には、 

 

《写メ日記、利用停止なっちゃった!! 局部写ってたみたいでっ1週間投稿できないのだっ心当たりはある、問題児でごめんっ》 

 

 と投稿しており、彼女はXだけではなく、風俗店に勤務する女性が集客のために投稿するツール「写メ日記」でも、問題のある投稿をして利用停止に追い込まれていたようだ。 

 

「この女性だけでなく、他の複数の女性も同様の非常識な“迷惑行為”を行なっており問題化しています。 

 

『木曽路』で露出した件の女性は、同投稿で650万インプレッション(閲覧)を獲得。同月11日には別の自称21歳の“浪人生”だという女性がラーメンチェーン『三田製麺所』で、前開きのボタンをはだけさせ、胸の谷間を見せつけながら《つけ麺とラーメンどっちが好き??》という文言を添えてXに投稿し、最終的に260万もの閲覧数を稼ぎました。(現在は削除済み) 

 

 これらの投稿には、《下品すぎる》《安心して食事できません》といった批判が殺到。飲食店への問い合わせも相次いだようで、『木曽路』での当該ポストは削除され、自称浪人生はアカウントを消しましたね」(WEBメディア編集者) 

 

 これについて『木曽路』はメディアの取材に対し、「法的措置も含め厳正に対応」、『三田製麺所』の運営会社も「顧問弁護士と協議の上で今後の対応を検討」としている。 

 

「いわゆる裏垢女子(※裏アカウントで性的な内容を投稿する女性。収入を得ている場合も)たちが、SNSのフォロワーを増やすため、こうしたカゲキな投稿をしていると見られます。 

 

 個人の自宅できわどい服装で撮影するぶんには問題はありませんが、今回は家族連れなどさまざまな客が訪れる飲食店での露出行為なので、極めて悪質な行為とみなされ炎上したと。指摘を受けた店側は法的措置など厳しい対応を取らざるをえないのでしょうが、当然ですが、本業外のことで大いに振り回されて、あまりにも大変ですよね」(前同) 

 

 そんななか本サイトは、彼女らと同じように飲食店の店内できわどいポーズで投稿をしたことのある20代のインフルエンサーのAさんに話を聞くことができた。 

 

 

 過去、飲食店で露出行為を行なったいた20代のインフルエンサーのAさんは話す。 

 

「去年の7月頃、インフルエンサーの女性が飲食店でセクシーな投稿をしていたのを見て、これはバズるかも……と思い、東京都内のお蕎麦屋さんで着ていたTシャツを少しだけ下げて、谷間を見せた写真を撮ったんです。 

 

 これをSNSに上げたら、普段の投稿のインプレッション数は500くらいだったのに、なんと100万を超えて大バズりしたんです。たくさ“イイね”がついたので、この投稿を続けたら、もしかしたら私は有名になれるんじゃないかって……」 

 

 これに味をしめたAさんは、都内のインドカレー店、和食の居酒屋やサラリーマンに人気のビジネス街の定食の店など、さまざまなお店で同じようにセクシー系の写真を撮影したそうだ。 

 

「当時は、何でもいいからバズりたいしフォロワーを増やしたい! と思っていて、とにかく必死でした。セクシーな画像を投稿するたび、どんどんインプレッションやフォロワー数が増えていき、《今日もかわいいね!もっと見たいな!》《もう少し、ニットを下げて胸を見せて》って、ファンからコメントがくることも嬉しかったんです」 

 

 しかし、そんなAさんも、あることがきっかけとなりその投稿をやめたのだという。 

 

「私の場合は、下着やバストを丸見せするのではなく、着ていたニットの胸元を下げて谷間を見せるくらいだったので、自分の中では大丈夫かなという気持ちもあったんですが……。 

 

 今から数か月前、中華料理店の女性スタッフさんに撮影していることがバレてしまい、“ちょっとあんた!!何してるの!!”って、ものすごい剣幕で怒られて、そこのお店を出禁になってしまったんです。 

 

 それを受け、これはいけないことなんだと初めて気づき、アップしていたきわどい投稿も削除しました。脱いではいないとはいえ、周りの方を不快にさせてしまったことには変わりないので、とても反省しています。 

 

 今回のしゃぶしゃぶ店での炎上騒動は、こうした投稿でインプレッション数を稼いでいたインフルエンサーにとって、良いクスリになったんじゃないかな、とも思っています……」(前出のAさん) 

 

 フォロワー数を増やしたい、フォロワーから注目を浴びたい、そんな承認欲求を満たすためもあったであろうインフルエンサーたちの過激な投稿は、刑事罰的には公然わいせつ罪に該当すると見られる。店側からの営業妨害による損害賠償請求もあり得るといい、軽い気持ちで行なう行為で人生が台無しになってしまう可能性も――社会的にも、決して許されない行為であることは間違いない。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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