警視庁麹町署が政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」の立花孝志党首を、みんなでつくる党の大津綾香代表につきまとい行為をしたとして軽犯罪法違反容疑で書類送検したことがわかった。

立花氏は路上で大津氏につきまとったとされ、立花氏はこれを否認している。

立花氏はユーチューブに当時の様子を投稿しており、大津氏は被害届を提出していた。

みんなでつくる党は、旧「ＮＨＫ党」から名称変更した団体で、立花氏と代表権、資金を巡って対立していた。

（要約）

立花孝志党首（２０２２年６月１８日撮影） 

　政治団体「みんなでつくる党」の大津綾香代表（３１）につきまとい行為をしたとして、警視庁麹町署が政治団体「ＮＨＫから国民を守る党」の立花孝志党首（５７）を軽犯罪法違反容疑で東京地検に書類送検したことがわかった。書類送検は１５日。 

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　同署幹部によると、立花氏は５月２２日、東京都千代田区の路上で、大津氏に「質問に答えてください」「逃げなくていいでしょ」などと言いながら数百メートルにわたってつきまとった疑い。任意の調べに「つきまとい行為は成立しない」などと容疑を否認したという。 

　立花氏は当時の様子を撮影してユーチューブに投稿しており、大津氏が６月に被害届を出していた。 

　みんなでつくる党は、立花氏が設立した旧「ＮＨＫ党」から名称変更した団体。ホームページによると、代表権や資金を巡り、立花氏と対立していたという。 

　立花氏は２８日、読売新聞の取材に「罪になるとは思っていない」と話した。