財務省が公立学校の教員の待遇改善案をまとめ、残業時間を削減しながら給与を引き上げることがわかった。

現在の教員給与には残業代として教職調整額が含まれており、財務省はこれを段階的に10％に引き上げる案を提案している。

一方、文部科学省は13％に引き上げる予算要求をしており、財務省案との隔たりが明らかになっている。

（要約）

FNNプライムオンライン 

公立学校の教員の待遇改善で、財務省が残業時間を削減しながら、段階的に給与を引き上げる案をまとめたことがわかりました。 

公立学校の教員の給与には現在、残業代として基本給の4％にあたる「教職調整額」が上乗せされています。 

財務省は「教職調整額」を、5年程度で10％を目指し段階的に引き上げる一方、それに見合う水準まで残業を減らすとする案をまとめました。 

この案は、来週開かれる財政制度等審議会の分科会で示されます。 

一方の文部科学省は「教職調整額」を13％に引き上げるよう来年度予算の要求をしていて、財務省案との隔たりが明るみになりました。 

フジテレビ,経済部