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石丸伸二氏が新党結成を発表し、東京都議会選挙に向けて地域政党を作ると表明した。

石丸氏は2021年の都知事選で大きな票を獲得したが、その後批判も浴び、新党立ち上げで再び注目を集めている。

他の政治家や有識者もコメントをしており、期待と懸念が交錯している。

ただし、一部では新党に対する否定的な声も見られる。

(要約)

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新党の立ち上げを発表した石丸伸二氏 

 

《舞台は東京。時は来年7月。東京都議会選挙に向けて、地域政党を作ろうと思います》 

 

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は11月12日夜、自身のYouTubeでこう述べ、2025年7月の都議選に向けて地域政党を作ると表明した。続けて、《東京都議会議員になろうという方、興味、関心のある方は、準備を進めてください》と都議選の候補者を募集すると宣言。Xでは「石丸新党」がトレンド入りしている。 

 

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「石丸氏は7月の東京都知事選で、大方の予想を裏切る約166万票を獲得。当選した小池百合子都知事の約290万票には及びませんでしたが、蓮舫元参院議員の約128万票を大きく上回る得票で2位に躍進しました。既存政党の支援を受けず、SNSを駆使した選挙戦は“石丸現象”という新語を生んだほどです。 

 

 しかし、その後は、テレビなどでの発言が上から目線の“石丸構文”などと批判されるなどして、一時のブームは去ったとみられていました。そんななかでの新党結成宣言で、再びスポットライトが当たっています」(政治担当記者) 

 

 石丸氏は、新党の詳細については12月中には発表すると語っているが、「石丸新党」はすでに様々な方面にインパクトを与えている。元宮崎県知事の東国原英夫氏もその一人だ。 

 

《面白くなって来た。公職選挙法を強めに早く改正しないと来年の都議選、とんでも無いカオスになる予感がする》 

 

 と、13日までに自身のSNSで綴った東国原氏。公職選挙法の改正とは、都知事選で見られた一部陣営による他候補への妨害などを念頭においたものとみられる。 

 

 じつは東国原氏と言えば、都知事選後直後に本誌がおこなった前明石市長の泉房穂氏との対談で、「“石丸新党”が(国政の)第三極になる」と予測していた。国政より一足早く、都議会で新たな勢力が出現することに東国原氏は期待しているようだ。 

 

 メディアで活発な発言を続ける元大阪市長の橋下徹氏も、さっそく反応した。13日、自身のXを更新して、 

 

《吉村知事と新しい日本の政治に挑戦して 新しい感覚の国会議員も両名に負けずに切磋琢磨して》 

 

《古い飲み食い政治をぶち壊して、真の政策論議・ペットボトル政治を》 

 

 と、「石丸新党」を歓迎するコメントを綴った。 

 

「石丸氏の新党発表が、吉村洋文大阪府知事の日本維新の会代表戦への立候補を表明したタイミングだっただけに、橋下氏のコメントは、石丸新党と維新の会が合流するのではないかとの憶測を生んでいます」(同前) 

 

 ただ、そんな期待の声が上がる一方で、Xでは「石丸新党」にブーイングのコメントが押し寄せている。 

 

《この人が政策を語ったことあった? 市長時代の議会答弁にもまともに答えたことなかったし、二度の民事裁判でも敗訴してるし》 

 

《市長の任期も務めなかった人間が、何がしたいのか主張もなく立候補とか、新党とか本当にクソだと思います。SNSの延長でしかなくて虚無。迷惑でしかない》 

 

《市議会では論点のすり替えやって議会を空転させる、議会内外関係なく質問にまともに答えない、都知事選のために安芸高田市長の職を任期満了前に放り投げる》 

 

《石丸新党が出来るんだ じゃあ党名は『都民ワースト』とかどうだろう》 

 

 すでに“石丸ブーム”のメッキははげているのかもしれない。 

 

 

 
 

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