( 233684 )  2024/12/16 01:48:39  
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北九州市で凶器を持った犯人が逃げた事件で地域に不安と緊張が広がっている。

市立学校では部活動とイベントが中止され、被害生徒の学校は休校となる。

市教委は警察に巡回強化を要請し、児童・生徒の不安を考慮して欠席やオンライン授業を認める措置を取っている。

地域住民は子どもたちの安全を祈り、犯人の早い摘発を望んでいる。

(要約)

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事件現場の店舗を訪れ、手を合わせる男性(15日午後、北九州市小倉南区で)=佐伯文人撮影 

 

 凶器を持って逃げた犯人が確保されない状況に、地域には不安と緊張が広がっている。 

 

 北九州市教育委員会は15日、全ての市立学校に対し、同日の部活動と児童・生徒が参加するイベントを中止するよう周知。各家庭には学校が連絡用アプリを通じて、不要不急の外出や、子どもだけの外出を避けるよう呼びかけた。 

 

 被害生徒の中学校は16日を休校とし、登校再開後、アンケートや教職員による面談を実施して生徒の心のケアにあたる予定。それ以外の学校は、16日から通常通り登校させる方針だ。各校では当面の間、保護者同伴での登下校に協力を求め、下校は集団や複数人で行う。市教委は警察にも巡回の強化を要請した。児童・生徒が不安を訴えた場合は欠席も認め、希望があればオンライン授業で対応する。 

 

 同じ中学の卒業生で、現場近くに住む高校1年の男子生徒(16)は「女子生徒は元気で明るかったと後輩から聞いた。事件が起きた店は塾帰りの中学生らが多く、自分も利用するので驚いている」と話した。近くの自営業男性(38)は「子どもたちに危害が加えられないように一刻も早く犯人が捕まってほしい」と願った。 

 

 

 
 

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