( 235116 )  2024/12/18 14:44:42  
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悠仁さま 

 

 宮内庁は12月11日、かねて取り沙汰されてきた秋篠宮家の長男・悠仁さまの進路について、来年4月に筑波大学へ入学されると発表した。当面は宮邸から通学されるというのだが、現役学生や卒業生に聞くと、日々のカリキュラムともども、広大なキャンパスでの新生活はなかなか“過酷”なものになりそうで……。 

 

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 悠仁さまが進まれる筑波大学の生命環境学群(学部)生物学類(学科)では、卒業までに必修40、選択科目84と、合計124単位の修得が求められている。卒業生の進路は、昨年度は8割ほどが大学院へ進学し、他の学生はビール会社や製薬会社、教職などに就いている。 

 

 生物学類OBで、私立大学の教授職にある男性は、同学類のカリキュラムについてこう明かす。 

 

「実験の時間は、初めのうちは基礎を学ぶためのトレーニングとして4~5人のグループに分かれ、正しい答えが出るような道筋を先生が示してくれますが、本当に望ましい結果が出るまでとことん繰り返すので、失敗すれば遅い時間までかかることもあります。特に3年次からは実験のウェイトが増します。例えば、連続的に化学反応を調べる実験では一晩中、1時間おきに測定をしなければならず、学生は泊まり込んでいました」 

 

 キャンパスは南北におよそ4キロ、東西に1キロとひたすら広く、学生たちは自転車での移動を余儀なくされるという。移動だけでも一苦労なわけだが、通学もまた悠仁さまにとってハードなものになりそうだ。 

 

 宮廷のある赤坂御用地から大学キャンパスまで、距離にしておよそ70キロ。自動車では、片道およそ1時間半程度を要するという。さる宮内庁関係者によれば、 

 

「ご希望の大学に入られたのは誠に喜ばしいのですが、ご移動の時間が長いため、いくつかの“不安材料”も付随しています」 

 

 とのことで、 

 

「オーソドックスなルートとしては、宮邸を出発して霞が関から高速に上がり、三郷ジャンクションから常磐道へ。谷田部あるいは桜土浦で降りるといった行程になるでしょう。ただし、ご登校とお帰りの時間帯がいずれも、ちょうど常磐道の渋滞と重なってしまう恐れがあります」(同) 

 

 

 常磐道を管轄するNEXCO東日本によれば、下り車線の三郷料金所・流山IC付近では午前6時から8時にかけて長い渋滞が発生しやすく、その最大値は約9キロ25分。また上り車線の柏IC付近では16時から18時までがピークで、最大値は実に約26キロ65分となっている。宮内庁関係者によると、 

 

「これらを踏まえると、悠仁さまが1限の授業に間に合うには、朝7時前に出発なさらねばなりません。また、お帰り時の渋滞を避けるのであれば、図書館やサークル活動などで過ごされるのも一案ですが、その場合はご帰宅が22時近くになりかねません」 

 

 続けて、 

 

「まずは初年度の時間割が確定した時点で、ご自宅からの通学については再検討せざるを得ないでしょう。新生活のリズムが安定したのを見計らって、例えば夏休みを機に、現地で“拠点”となる一軒家やマンションを借り上げ、実験やサークルで遅くなる曜日だけその家でお暮らしになるといった案が、現実味を帯びてくると思われます」(前出の関係者) 

 

 12月19日発売の「週刊新潮」では、“過酷”なキャンパスライフと、それに伴う警察の警備の不安点など、悠仁さまの筑波大ご進学について4ページにわたって特集する。 

 

「週刊新潮」2024年12月26日号 掲載 

 

新潮社 

 

 

 
 

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