( 236656 )  2024/12/20 20:39:42  
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東山紀之氏(C)ピンズバNEWS 

 

 旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題を巡り、元所属タレント2人がアメリカ・ネバダ州の裁判所に総額3億ドル(約465億円)の賠償訴訟を起こし、物議を醸している。 

 

 滞在していたアメリカで、身体的・精神的な苦痛を受けたと被害を訴えたのは元関西ジャニーズJr.・田中純弥氏(43)と元Kis-My-Ft2・飯田恭平氏(37)の2人。 

 

 田中氏は15歳だった1997年、ネバダ州ラスベガスのホテルなどで、ジャニー氏から性的暴行を受けたという。飯田氏も14歳だった2002年、同じホテルなどでジャニー氏から性的暴行を受けたとされる。 

 

 2人は身体的・精神的な苦痛を受けたとして旧ジャニーズ事務所から名称を変えたSMILE-UP.や、タレントのマネジメントなど引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTなどに対し、総額3億ドルの賠償を求めている。 

 

 これを受け、SMILE-UP.は《米国の弁護士にも相談しながら、今後の対応を進めてまいります》とコメント。また、STARTO社は《当社は無関係の立場にあり、本件について提訴される理由がないため、大変困惑しております》としている。 

 

「訴状には、ラスベガスで滞在していたホテルの名前、いつ被害を受けたのか具体的な日にちなどもしっかりと記載されています。 

 

 田中氏は1997年3月、ジャニーズJr.らとラスベガス旅行に行ったといいますが、当時田中氏は15歳だった。ホテルで3泊し、ジャニー氏はいずれの夜も田中氏に性加害を行なったといいます。 

 

 また、ジャニー氏は2002年8月16日、飯田氏らJr.をラスベガスのミラージュホテルへ連れて行き、3泊。ジャニー氏とJr.の部屋は別だったものの、ジャニー氏はその時も3泊とも飯田氏に性加害を行なったといいます。 

 

 被害者への補償業務を専門としているSMILE-UP.は、補償が完了した時点で廃業するとされていましたが、今回の訴訟で廃業どころではなくなってしまいましたよね」(ワイドショー関係者) 

 

 

 SMILE-UP.は12月13日時点で補償対象者547名のうち、530名に補償金の支払いを終えたことを公表した。 

 

「補償金の支払いだけで一連の問題が解決するわけではありません。被害者の精神的ケアなども必要になってきますからね。ただ、補償完了が見えてきたこともあり、芸能界を引退してSMILE-UP.社長に就任した東山紀之さん(58)の芸能界復帰が現実味を帯びてきた、という報道も複数ありました」(前出のワイドショー関係者) 

 

 2023年9月にSMILE-UP.の社長として臨んだ会見で、ジャニ―氏の犯罪行為を「鬼畜の所業」と断罪した東山氏。 

 

 芸能界引退後もその動向が注目を集めているが、24年9月5日にはアメリカ・アナハイムにあるエンゼル・スタジアムで大谷翔平選手(30)が出場したドジャースvsエンゼルスの試合を、妻で俳優の木村佳乃(48)とともに観戦している姿も目撃された。 

 

「STARTO社もテレビ局サイドも東山さんの復帰に期待を寄せていて、NHKや時代劇専門チャンネルなどから水面下でオファーが届いているという報道もあったほか、ディナーショーでの復帰があるのではないかとも言われました。 

 

 SMILE-UP.が廃業したら、復帰の可能性も十分にあるでしょう。東山さんは、見た目もスタイルもまだまだ若々しいですからね。 

 

 ただ、訴訟大国のアメリカで起こされた3億ドル(約465億円)の裁判ですからね。東山さんは来年以降、社長としてこの裁判にしっかりと向き合う必要がある。ジャニー氏の加害事実が、アメリカなどの海外でもあったとすれば、同様の訴訟が起きる可能性もある。 

 

 東山さんの芸能界復帰話は“これで吹き飛んだ”と言われていますし、SMILE-UP.の廃業はまだまだ先ということになるでしょうね」(前同) 

 

 ジャニー氏が犯した罪は、あまりにも大きい――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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