( 237781 )  2024/12/22 17:29:16  
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秋田の実家への新幹線代が「1700円→1200円」に! 関西方面では安くならないの?「幹線eチケット(トクだ値)」について解説 

 

旅行や帰省などで新幹線を利用する人にとってネックとなるのが「交通費」でしょう。例えば、東京から秋田県の大曲まで行こうとすると約1万7000円もかかります。しかし、実は「とある方法」を使うと、新幹線代が最大30%も安くなるということをご存知でしょうか。 

 

本記事では、新幹線の切符代を安くする方法などを解説します。 

 

タイトルのように、東京から秋田県にある大曲駅まで新幹線で行く場合、大人1人あたり1万7350円ほどかかります。ただ、前もって新幹線に乗って出かける日程が決まっている場合、JR東日本のWEBサイト「えきネット」限定の割引切符「新幹線eチケット(トクだ値)」を使って切符を買うことで、最大30%安くなります。 

 

JR東日本管内の特定の電車をeチケットで購入すると、5%~40%(一部電車のみ)安くなる施策となっています。事前に予約をすることで割安で新幹線を利用できる、いわば新幹線版の飛行機の早割、というイメージと考えると分かりやすいかもしれません。今回のケースだと、東京~大曲間の正規料金1万7350円が、トクだ値30%引きで1万2000円となります。 

 

「トクだ値」については電車ごとに数量限定での販売となっていますので、旅行日が決まっている人は新幹線の予約を早めに行うと良いでしょう。 

 

最大40%安く利用できる「トクだ値」は、JR東日本管内の下記新幹線が対象となります。 

 

●東北・北海道新幹線「はやぶさ・はやて」:最大40%割引 

●東北新幹線「やまびこ」:最大30%割引 

●東北新幹線「なすの」:最大30%割引 

●山形新幹線「つばさ」:最大30%割引 

●秋田新幹線「こまち」:最大30%割引 

●上越新幹線「とき・たにがわ」:最大30%割引 

●北陸新幹線「かがやき」:最大30%割引 

●北陸新幹線「はくたか」:最大30%割引 

●北陸新幹線「あさま」:最大30%割引 

 

新幹線により割引率が異なりますので、利用する新幹線の割引率も確認しておくと良いでしょう。 

 

 

今回は、JR東日本管内の東京から東北や上越、北陸方面へ向かう新幹線の割引施策を紹介していますが、帰省などで大阪や神戸といった関西方面へ行く人はお得になる方法はないのか気になるところですよね。 

 

関西方面の新幹線は「東海道・山陽・九州新幹線」ですが、JR東海や西日本、九州管内の新幹線もトクだ値と同じようなサービスの「スマートEX」という施策を展開しています。 

 

スマートEXの場合、乗車日の28日前・21日前・7日前・3日前・1日前に指定席を予約すると割引を受けられます。例えば、東京~新大阪間の「のぞみ」に乗車する際、大人1人の片道で、正規料金が1万4720円ですが、スマートEXで最も割引される「EX早特28ワイド」を利用すると約17%引きの1万2240円となります。 

 

JR東日本のトクだ値と比較するとインパクトが控えめかもしれませんが、移動が安くなるのはメリットでしょう。 

 

急な出張などで直前の予約となる場合は仕方ありませんが、事前に日程が決まっている旅行などでは、今回紹介した「トクだ値」や「スマートEX」は利用価値のあるサービスです。 

 

スマートフォンをチケットがわりにするチケットレスサービスを利用するなど条件もありますが、移動を格安にできるのは大きなメリットといえるでしょう。 

 

出典 

えきねっと(JR東日本) 新幹線eチケット(トクだ値)・特急トクだ値(えきねっと限定の割引きっぷ) 

 

執筆者:宇野源一 

AFP 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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