人事院は2024年度の国家公務員中途採用試験で、就職氷河期世代を対象として、151人が合格したことを発表した。この氷河期世代向け試験は20年度から始まり、今回で終了する。合格者の対象は1966年4月2日から86年4月1日生まれの人で、応募者数は3909人だった。法務省が45人で最多であり、国土交通省が44人、財務省が25人の順に続いた。2020年から24年までの期間で計878人が合格し、各年度で150人以上という採用目標を上回る結果となった。(要約)
人事院=東京都千代田区
人事院は23日、就職氷河期世代を対象とした2024年度の国家公務員中途採用試験で、151人が合格したと発表した。
氷河期世代向け試験は20年度から始まり、今回で終了する。
1966年4月2日~86年4月1日に生まれた人が対象で、申込者数は3909人。府省庁別の合格者は地方の出先機関を含め、法務省の45人が最多で、国土交通省44人、財務省25人が続いた。
同試験では、2020~24年度で計878人が合格。各年度で150人以上という採用目標を上回る合格者となった。