( 238244 )  2024/12/23 17:35:17  
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年収400万円でも自動車ローンや残価設定ローンを利用すれば、高級車を購入することが可能です。

自動車ローンは車の代金を分割で支払う仕組みであり、審査を通過すれば借入可能額が決まります。

残価設定ローンは契約時に車の最終価値を設定し、それを差し引いた金額を支払う方法です。

どちらも支払いを抑えられるため、高級車の購入を検討する際に活用できる方法です。

ただし、借入額や契約条件、リスクをよく理解した上で計画的に選択することが重要です。

(要約)

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最近アルファードやベンツ、レクサスといった高級車をよく見かけます。年収400万円でも自動車ローンや残クレを利用すれば買えるのでしょうか? 

 

最近、アルファードやベンツ、レクサスなどの高級車をよく見かけます。購入したくても、年収が400万円であれば高額な車には手が届かないと考えがちになるでしょう。 

 

しかし、自動車ローンや残価設定ローン(残クレ)を活用すれば、月々の支払いを抑えつつ高級車を手に入れられる可能性があります。 

 

本記事では、自動車ローンや残クレの仕組みと概要を紹介するとともに、実際にこれらのローンを利用して高級車を購入する方法を解説します。 

 

自動車ローンとは、車を購入する際に必要な費用を金融機関やディーラーから借りる仕組みです。ローンを利用すると、車両代金を分割で支払えるため、高額な車を手に入れられます。 

 

ただし、ローンを組むためには審査を通過する必要があります。審査には仮審査と本審査があり、仮審査では年収や勤続年数などをもとに審査が行われ、結果が数日以内に出ることが多い傾向です。 

 

一方の本審査では、申込者の信用情報を確認し、返済能力があるかどうかが判断されます。一般的に、マイカーローンは年収の30%~40%が借入可能額とされています。年収400万円の人の場合は、120~160万円程度が借り入れの目安となるでしょう。 

 

ローンの審査基準は金融機関やディーラーによって異なりますが、銀行や信用金庫が提供するローンは金利が低い分、審査が厳しく、審査に時間がかかることが多い傾向です。一方、ディーラーや中古車販売店のローンは金利がやや高めですが、審査が緩く、比較的借り入れが早くできる点が特徴といえます。 

 

年収が400万円の場合、借入可能額の範囲でローンが組めるかどうかを慎重に確認する必要があります。高額な車は借入額が大きくなるため、審査が通らない場合も考えられるでしょう。 

 

残クレとは、残価設定ローンともよばれており、車を購入する際に利用できるローンの一つです。 

 

ローン契約時に車両の最終的な価値(残価)を事前に設定し、その価値を差し引いた金額を分割で返済する仕組みです。残クレを利用すると月々の支払額を抑えられるため、高額な車の購入を実現できます。 

 

例として、400万円の車を購入する場合で考えてみましょう。5年契約の残価設定ローンを選んだ場合、5年後の車の価値(残価)が80万円に設定されたとすると、支払うべき金額は80万円を除いた320万円です。 

 

元金部分のみを分割で返済するため、月々の支払額が比較的低く抑えられます。高級車を購入するためのハードルが下がり、年収400万円ほどの方でも購入の選択肢が広がるでしょう。 

 

ただし、残クレには注意すべき点もあります。例えば、契約期間中の走行距離に制限が設けられていることが多く、過度に走行した場合には追加費用が発生する可能性があります。 

 

また、金利が高めに設定されていることもあり、支払総額が予想よりも多くなるケースにも注意が必要です。 

 

さらに、ローン終了時に車の市場価値が残価設定の金額よりも高い場合でも、事前に設定された残価は変更されず、車を返却する際に損をすることもあります。残クレを利用する際は、月々の支払いが抑えられるメリットだけでなく、契約条件やリスクをよく理解したうえで検討することが大切です。 

 

 

高級車を購入するためには、自動車ローンや残クレといったローンの活用が有効な手段となります。 

 

しかし、どちらの方法にも利点とリスクが存在するため、支払い計画をしっかり立てることが大切です。ローンを利用する際は、月々の支払額や金利、契約条件を十分に理解し、返済可能な範囲で計画的に購入を検討しましょう。 

 

なお、収入に対して借入金額が大きすぎると審査に通らない可能性があります。また、残クレを活用すれば高級車を購入できる可能性はありますが、毎月の支払金額が生活費を圧迫することがあるかもしれません。支払い計画をしっかり立てて、リスクを理解したうえで利用することが大切です。 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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