50歳の女性が北海道小樽市の人気ビジネスホテルの天然温泉に無断侵入し、建造物侵入の現行犯で逮捕された。

女性は宿泊者しか利用できない大浴場に侵入し、2時間近く入浴していたという。

女性は暗証番号を聞き出して入浴し、警察によると、前日にも同じホテルを訪れて入浴を希望していたが、宿泊者でないため拒否されていた。

ホテル従業員が防犯カメラで女性の侵入を発見し、警察に通報。

女性が浴場から出るところを取り押さえられ、逮捕された。

女性は黙秘し続けており、警察は入浴の動機や北海道を訪れていた理由などを調査中。

（要約）

　北海道小樽市にある人気ビジネスホテルの天然温泉に無断侵入した、静岡県の50歳の女が建造物侵入の現行犯で逮捕されました。 

　女は12月25日午前2時10分ごろから午前4時10分ごろまでの間、小樽市内にあるホテルに侵入し入浴。駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。 

　警察によりますと、女は宿泊者しか利用できない天然温泉大浴場に侵入し、2時間近く入浴していたとみられています。 

　事件前夜にも女はホテルを訪れていて「風呂に入らせてほしい」などと願い出ていましたが、宿泊者ではないため断られていました。 

　女はその後、大浴場に入るのに必要な暗証番号を「忘れた宿泊客」のふりをしてホテルに電話。暗証番号を聞き出して大浴場に入りました。 

　防犯カメラの映像などから女が侵入したことに気付いたホテル従業員が警察に通報。女が入浴を終えて大浴場から出てきたところを警察が取り押さえ、その後逮捕しました。 

　調べに女は黙秘を続けていて、警察は無断で入浴した動機や、北海道を訪れていた理由などを調べています。