( 241771 )  2024/12/30 16:05:37  
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停電の影響で停車した秋田新幹線の車内で休む乗客(30日午前5時27分、仙北市のJR田沢湖駅で)=広瀬辰馬撮影 

 

 29日午後10時35分頃、JR田沢湖線刺巻駅(秋田県仙北市)と奥羽線神宮寺駅(同県大仙市)の間で停電が発生し、同区間を走る秋田新幹線の下り2本が立ち往生した。「こまち43号」には約260人、「こまち45号」には約230人が乗っており、JR東日本はタクシーやバスで避難させる対応を取っている。 

 

 JR東日本秋田支社の発表によると、こまち43号は鶯野駅(大仙市)に車両の一部が入った状態で停止。車内の電気と暖房も止まった。駅のホームにかかるドアを使って乗客を降ろし、午前2時40分頃までに全員をタクシーなどで近くの駅に避難させた。一方、こまち45号は田沢湖駅(仙北市)で停止。車内の電気は止まっていないが、午前8時過ぎから乗客をバスで避難させている。 

 

 同支社によると、30日午前10時半をめどに運転を再開する見通し。 

 

 

 
 

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