みずほ銀行は2020年3月31日、インターネットバンキングなどがつながりにくくなる障害が発生し、午前7時ごろから午前10時ごろまで続いたことを明らかにした。

サイバー攻撃の可能性があり、同様の障害が他の銀行でも発生している。

みずほ銀行では個人情報の流出やウイルスによる被害は確認されていない。

（要約）

みずほ銀行の看板=2020年3月、東京都内 

　みずほ銀行は31日、インターネットバンキングなどがつながりにくくなる障害が起きたことを明らかにした。午前7時ごろに発生し、午前10時ごろに復旧した。サーバーに大量のデータを送りつける「DDoS(ディードス)」攻撃の可能性があるという。 

　サイバー攻撃が原因とみられる銀行のシステム障害が相次いでいる。同様の障害は26日に三菱UFJ銀行、28日にりそなホールディングス傘下の銀行でも発生した。 

　みずほ銀で障害が起きたのは、ネットバンキングの「みずほダイレクト」や法人向けの「みずほe―ビジネスサイト」など。スマホやインターネットからの利用がしにくくなった。個人情報の流出やウイルスによるシステム被害は31日時点で確認されていない。（神山純一） 

朝日新聞社