( 245406 )  2025/01/06 19:15:26  
00

2年連続総合Vの青学(青学のインスタグラムより) 

 

  箱根駅伝で起こった中国人インフルエンサーによる「走行妨害」への批判が止まらない。 

 

■「沿道を走らないように」大会スタッフの呼びかけを無視 

 

  問題視されているのは、2025年1月2日に行われた第101回箱根駅伝往路5区での「トラブル」だ。  

 

  5区は往路の最終区間の山登り。過去には「山の神」と称された選手が出現するなど、注目を集める区間でもある。  

 

  今年は、早稲田大学の5区・工藤慎作(2年)が「山の名探偵」として話題となったが、レース中の危険な「迷惑行為」もインターネット上で大きな話題を集めた。  

 

  インターネット上で批判されているのは、男性の中国人インフルエンサーだ。  

 

  この男性は、動画を撮影しながら青山学院大学の5区・若林宏樹(4年)と併走。動画がインターネット上で拡散されると、批判が殺到し、大会から4日経った6日現在も批判の声が止まない状況だ。  

 

  動画では、若林と併走しながら動画撮影をする男性に向け、大会スタッフがマイクで「大変危険ですので、沿道を走らないようにお願いします」と呼びかけたことが確認できる。ところが、男性はスタッフの注意を無視して併走し続けた。 

 

  この危険な迷惑行為をした中国人インフルエンサーは、SNSで470万人のフォロワーを誇る。スポーツ紙などの報道によると、自身の行動への批判に対して、SNSで謝罪したというが、中国においても批判の声が上がっているという。  

 

  駅伝ファンの怒りは収まることがなく、Xでは「日本のイベントに来るなよ」「中国人インフルエンサーたちが日本で好き勝手に迷惑行為を繰り広げている」「捕まえてでも静止させるべきだったよ」「日本に来たら日本のルールに準じて欲しいね」「自分勝手すぎる」「警告無視なら実力行使しないと」「選手は様々な試練を乗り越えつつ、人生をかけて走ってるというのに⋯」「コースに部外者入るのは怖いし危険だしレースに支障をきたすので許されません」などの批判的なコメントが上がっている。  

 

  第101回大会は、5区で「走行妨害」を受けた青山学院大学が往路を制し、復路でも安定した力を発揮して2年連続8度目の総合優勝を飾った。 

 

 

 
 

IMAGE