( 246426 ) 2025/01/08 19:17:58 0 00 中居正広 (C)ピンズバNEWS
1月7日、中居正広(52)と笑福亭鶴瓶(73)がMCを務めるバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の新春4時間SPが放送された。同局は番組放送当日に中居の出演シーンを全カットして放送すると発表していたが、実際に中居は1度も画面に映ることはなく、強引にカットしたうえでの放送となった。
中居を巡っては、2024年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)で、女性との間で“密室のトラブル”を起こし、解決金9000万円を支払っていたことが報じられ、その後、スポーツニッポン、『週刊文春』(文藝春秋)などで後追い報道が相次ぐ事態となっている。
騒動が起こったのは23年にあった会食の席でのことだったといい、当初、会食は中居ともう1人の男性、女性で行なわれる予定だったものの、男性が急遽来られなくなり、中居と女性の2人だけに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》とされる。
中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答し、トラブルがあったことは否定しなかった。
一連の報道を受けてとしか考えられないが、テレビ各局は24年末から中居のレギュラー番組で“対応”をみせた。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の収録や『中居正広の土曜な会』(テレビ朝日系)の放送が見合わせとなり、1月7日放送の日テレ『仰天ニュース』も中居の登場場面は全カットに。日テレは、中居との話し合いの中で出演シーンをカットする旨を中居に伝えたところ中居からも《同様の申し出を受けた》と明らかにしている。
そして、1月8日朝10時には中居の冠番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系/日曜夜7時~)の公式サイトが更新され、
《番組MCの中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました。放送を楽しみにされていた視聴者の皆様には、大変申し訳ございません》
と、フジテレビが正式に発表。『だれかtoなかい』の12日放送回は、『千鳥のクセスゴ!3時間SP』に差し替えられることとなった。
「中居さんの休業は秒読みでしょう。自ら『仰天ニュース』の出演場面のカットを申し出ているわけですからね。そして、中居さんは以前から引退を示唆する発言もしていましたから、休業では止まらない可能性も高くなってきました……」(ワイドショーデスク)
7日放送の『仰天ニュース』では、スタジオの引きの映像でもMCの中居がいるであろう中央部分をカットするなど、極力、ひな壇しか映らないような編集がされていた。当然のように、中居と鶴瓶によるオープニングトークもなかった。
「番組終盤には、2019年に起きたカルロス・ゴーン日産自動車元社長の国外逃亡事件の20分弱のVTRが放送されましたが、これも事前告知のない特集で、画面上に出演者の顔を抜く“ワイプ”がなかったことから、中居さんの登場場面カットで不足した尺を無理やり埋めたのでは……という指摘もありますね」(前同)
中居が“全カット”された7日放送の『仰天ニュース』では、「いよいよマズい」(民放キー局関係者)という声が上がる出来事があったという。それは、番組中盤でACジャパンのCMが流れたこと。
テレビ界では、出演タレントの大きな不祥事や、震災・事件が発生して企業がCMを自粛した場合、穴埋めとしてACジャパンのCMに差し替えるのが通例となっている。
2023年12月末発売の『週刊文春』(文藝春秋)に、ダウンタウン・松本人志(61)の女性トラブルが報じられた際も、松本の出演番組のCMがACジャパンのものに差し替えられたことが記憶に新しい。松本は24年1月8日に、報道を事実無根とし、裁判に注力するために芸能活動を休止。同年11月に訴えを取り下げたことで裁判は決着したが、いまだ地上波テレビに復帰は果たしていない。
「番組に出演しているタレントに重大な不祥事があった際、“うちのCMを使わないでくれ”となるスポンサー企業が出てくるんです。
この場合、企業側はすでにテレビ局にCM代を払っていて、そのお金は返金されない。つまり、“契約分のお金は払うが、それでもCMを流さないでほしい”ということで、スポンサー企業に強く拒絶されているに等しい。これは重大な事態で、スポンサー企業とテレビ局の今後の関係につながる話です。
ダウンタウンの松本さんは文春との裁判に注力するために活動を休止したわけですが、休止のもうひとつの要因として、レギュラー番組のCMがACのものに代わってしまい、局サイドに迷惑がかかってしまうと考えたことも大きかった、とも言われています。
そして、中居さんの女性トラブルを巡って、『仰天ニュース』でも差し替えがあった。これはもう黄色ではなく赤信号が点灯していると言えます。
テレビ関係者の間では、騒動が報じられた当初から、今回の事態でスポンサーが撤退するようなことがあれば、中居さんが番組スタッフや放送局に迷惑がかかるという自責の念から“引退を決断してしまうのではないか”――という声が上がっていましたが、いよいよそれが現実味を帯びてきているということですね」(前同)
『仰天ニュース』の視聴者からも、
《中居正広さんは1度も映らなかったのね…ACジャパンのCMが流れたのはCM流す企業がなかったとか取りやめたとかそんな感じ?》 《CMがACジャパンになってたという事は スポンサーも引いてしまったんでしょうな。 テレビCMも番組のイメージを引きずる可能性あるし》 《世界仰天ニュースACジャパンCM発見 中居部分全部カットか》
といった声がXに寄せられている。
あまりに大きい中居の“解決金9000万円”女性トラブルの影響。果たして、国民的タレントの今後は――。
ピンズバNEWS編集部
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