( 247106 ) 2025/01/10 05:46:08 0 00 FNNプライムオンライン
初任給を引き上げる企業が相次いでいます。
自動車総連・金子晃浩会長: 製造業一般労働者の実質賃金は、依然として足元の物価上昇の伸びに賃上げが追いついていない。
自動車業界の労働組合でつくる自動車総連は9日、2025年の春闘の賃上げ要求の目安を月額1万2000円とすることを決定しました。 自動車総連が具体的な額を明示したのは7年ぶりです。
一方、新入社員の人材獲得競争が激化する大手金融機関を中心に、新年早々初任給引き上げの動きが相次いでいます。
明治安田生命は2025年入社予定の新卒者のうち、全国転勤がある採用コースの初任給を現在の24万円から3万円引き上げて27万円にする方針です。
固定残業代を含めた場合、実質の初任給は33万2000円で業界最高水準になるとしています。
明治安田生命は、2年連続の初任給引き上げで優秀な人材獲得につなげたい考えです。
三井住友銀行は2026年4月に入行する大学新卒の初任給を30万円に引き上げる方針です。
大卒の初任給を30万円台に引き上げるのは、メガバンクでは初めてということです。
また、ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは、この春に入社する新入社員の初任給をこれまでの30万円から33万円に引き上げます。
初任給引き上げによる人材確保の動きが今後も続きそうです。
フジテレビ,経済部
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