( 247401 )  2025/01/10 18:36:03  
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中居正広 (C)ピンズバNEWS 

 

 1月9日夜7時、中居正広(52)が、昨年末から世間を騒がせている“解決金9000万円女性トラブル”を巡り、所属事務所「のんびりなかい」の公式サイト上にコメントを掲載。それを機に、これまでダンマリ状態だったテレビ各局の報道・情報番組も、この問題を取り上げ始めた。 

 

「中居さんのスキャンダルは、2024年12月19日発売の女性週刊誌『女性セブン』(小学館)が、2023年のトラブルで女性に解決金9000万円を支払っていた、と報じました。 

 

 中居さんともう1人の男性、女性で行なわれる予定だった会食に、男性が急遽来られなくなってしまい、中居さんと女性の2人だけになり、密室でのトラブルに発展したということでした。中居さんの所属事務所は代理人弁護士を通じて回答し、トラブルがあったことは否定しなかった。その後もスポーツニッポンや『週刊文春』(文藝春秋)が後追い記事を出し、騒動はどんどん拡大しています」(女性誌編集者) 

 

 1月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、被害女性のX子さんが証言。X子さんが中居から《意に沿わない性的行為受けた》とX子さんの関係者が告白するなど、新情報が続々と出てきている。 

 

 一連の報道の影響で、『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『THE MC3』(前同)、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)と、年明けの出演番組はすべて、収録見合わせ、放送休止、出番場面がカットされるという措置が取られ、中居はテレビから姿を消していた。 

 

 そうしたなか、中居が9日夜にお詫びと今後に関するメッセージを出したのだ。 

 

「中居さんは《守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました》と事情を説明し、報道内容を認めつつも《手を上げる等の暴力は一切ございません》《当事者以外の者の関与といった事実はございません》と、報道の一部は否定するようなコメントを発表しました。 

 

 そして、同文書では今後の芸能活動についても触れられましたが、その内容がなかなか驚きで……SNSには憤る声が殺到し、大炎上状態となっています」(前同) 

 

 中居の“お詫び文”で問題になったのは、《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》という一文。ここに批判の声が殺到しているのだ。 

 

《示談成立=裁判沙汰になる行為があって相手を傷つけたというのは紛れもない事実なんだよ。支障なくはムリ》 

《支障なく続けられるかを決めるのはアナタではないって誰も言わなかったのかしら?》 

《無理筋。中居氏はテレビ各局から事実確認を求められても示談で通すのか》 

《「芸能活動も支障なく続けられる」って言われてもねぇ。視聴者やスポンサーの拒否反応は否めないと思うけど》 

《今回中居くんの 示談したから支障なく芸能活動できる事になったの一文 やった事の重大さを理解してないし反省も何も無さすぎて引いたよ》 

《今、この時点でこんなコメントを出すのはスゴいな。 厚顔無恥というか、あまりにも世間と感覚がズレすぎてる》 

 

 といった厳しい声が、Xにも多数寄せられている。 

 

「芸能人はイメージ商売。ましてや、中居さんはスポンサー企業のCMでの収入で成り立っている地上波テレビバラエティで活躍しているタレントですから、なおさらです。解決金を9000万円も払う深刻な女性トラブルを起こしたうえに、こんな猛烈に反感を買うコメントを出していては、とてもこれまで通りにはやっていけないでしょうね。 

 

 中居さんのお詫びコメントはNHKの『ニュースウオッチ9』、そして主要民放キー局の報道番組で取り上げられましたが、その内容も注目を集めています」(前同) 

 

 

 中居のコメントは、9日夜の『ニュースウオッチ9』(NHK)、『news zero』(日本テレビ系)、『報道ステーション』(テレビ朝日系)、『news23』(TBS系)、『Live Newsα』(フジテレビ系)で取り上げられた。 

 

「『ニュースウオッチ9』、『報ステ』、『Live Newsα』の3番組は中居さんのコメント、各局の番組出演が見合わせになっている現状を紹介するに留まりました。 

 

 一方で、『news23』はキャスターの小川彩佳さん(39)による攻めたコメント、そして『news zero』は、しっかりと特集を組んだ姿勢が話題となっています」(ワイドショー関係者) 

 

『news23』では、中居のトラブルについての街頭インタビューなど、短いながらも独自取材があったほか、小川キャスターは中居を巡る報道に対して「当事者の女性の意向が最大限、尊重されるべきだとは思いますが」と前置きしたうえで、「こうした書面でのコメントという形だけでなく、近い将来、中居さんご本人が、自らの口から、説明する機会があってもよいのではないかと感じます」と言及。この発言は、《攻めるねぇ》《ジャーナリストとしての良心を感じます》といった声が寄せられるなど、SNSでも注目を集めた。 

 

「『news23』は中居さんの件を、独自調査も含めて5分30秒ほどの尺で扱っていましたね。 

 

 一方、『news zero』は、VTRでは日本危機管理士機構の市川宏雄理事長、スタジオでは芸能分野に詳しい河西邦剛弁護士と専門家の見解も聞いた上で、最後に日本テレビの小栗泉報道局解説委員長が日テレ報道局の対応や報道姿勢を丁寧に説明するというしっかりした特集を、およそ16分20秒ほどの長尺で放送していました」(前同) 

 

『news zero』の中居特集では、最後に小栗解説委員長が、 

 

「私たち報道としても、一般的に性的トラブルを報じるにあたっては、まず被害を訴えている方が報道されることを望んでいるのかなど、精神的なダメージなどにも配慮して今後も取材を試みます。その上で、中居さんサイドの取材をした上で、事実関係を精査して、報道すべき事実があれば、ニュースとしてお伝えして参ります」 

 

 と、締めくくって終わった。 

 

 これには番組視聴者から、 

 

《他局コメントもだけじゃなくて自局の番組コメントも全部載せて、未だ不明な点も精査して、弁護士からの示談の通常スキームとか、ポイントを絞ってめちゃくちゃスマートにグイグイ取り上げている!!! フラットで分かりやすい!すごい!》 

《日テレとして「現時点でやれる事」は十二分に実施した様に映りました》 

 

 といった声が寄せられた。 

 

「日テレは1月7日放送の『ザ!世界仰天ニュースSP』でも中居さんの出演シーンを全カットしていたし、今後も厳しい姿勢で臨むとみられています。中居さんは笑福亭鶴瓶さん(73)とともに2001年から『仰天ニュース』のMCを務めてきましたが、同番組への復帰は“不可能”と言われていますね」(前出のワイドショー関係者) 

 

 いよいよテレビでも報じられはじめた中居の“解決金9000万円”女性トラブル。今後の各局の対応にも注目が集まる。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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