( 248033 ) 2025/01/12 04:24:47 2 00 沖合でブリ、陸上でサーモンを“生産” 魚が減るなか広がり出した養殖 #食の現在地Yahoo!ニュース オリジナル 特集 1/11(土) 17:01 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/0ff1e3b539e026946d9a3684c44585ed91060395 |
( 248034 ) 2025/01/12 04:24:47 1 00 日本の漁業生産量が減少している中、世界の漁業生産量は増加している。 | ( 248036 ) 2025/01/12 04:24:47 0 00 直径30メートル、深さ20メートルの大型生け簀。5万尾のブリが飼育されている
日本の漁業生産量は40年で大きく減少した。一方、世界の漁業生産量は右肩上がりだ。なぜ世界では増えるのか。その鍵は養殖だ。近年、日本でも養殖に乗り出す企業が増え、ブリやサーモンなどが育てられている。なかには海外に輸出し、成長する事業者まで現れている。では、なぜ、これまで日本では養殖が広がってこなかったのか。そして、今、養殖が広がる要因は何か。宮崎県や鹿児島県、千葉県で展開する事業者や研究者を取材した。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)
黒瀬水産の米村輝一朗部長。ブリ養殖の可能性を感じ宮崎県職員から転職した
雲一つない快晴の空。風はほとんどなく、波は穏やかだ。海面に太陽光が反射し、キラキラと輝いている。
「今から、ここに生け簀が浮き上がってきます。よく見ていてください」
黒瀬水産(宮崎県)の米村輝一朗部長が、静かな海面を指さして言う。3分ほどすると、海中から巨大な金網が水面に顔を出してきた。
10メートル四方、深さ8メートルもある箱形の生け簀だ。ふだんは海中に沈められ、5000尾ほどのブリが飼育されている。餌やりや清掃などの作業をするときに、生け簀に取り付けられた浮きに空気を送り、浮上させる。
作業船から浮きに空気が送られると、海中から生け簀が浮き上がってきた
宮崎県の最南端、鹿児島県と隣接する串間市。志布志(しぶし)湾の岸壁から3.5キロほど離れた沖合は、大小合わせて270基ほどの生け簀が設置された国内最大規模のブリの養殖場だ。この養殖場は黒瀬水産が管理、運営しており、同社が手がける他の漁場と合わせて年間約200万尾のブリが出荷されているという。
魚の養殖は通常、波の穏やかな湾内で行われるが、黒瀬水産は波の高い沖合に生け簀を設置している。使用しているのは、海中で生け簀の位置を上下に変えられる、浮沈式の生け簀だ。
「穏やかな湾内と比べると、沖合は海流が速い。そのため、水が滞留せず、水質がいい。プランクトンなどの大量発生がないため、赤潮が発生しません。しかも、速い海流の中で育つので、ブリの身も引き締まります」(米村部長)
大きく育ったブリは、消波堤の内側にある漁場に移され、出荷を待つ。消波堤内であれば、天候が悪くても海からブリを陸に揚げることができるためだ。
「水揚げ担当の社員は朝3時に出勤し、辺りが暗いうちから作業します。ふだんは1日あたり5000~6000尾のブリを水揚げしますが、12月の繁忙期は水揚げ量がふだんの4倍近くの2万尾にもなります」
日本の漁業生産量は40年ほど減少が続いている。戦後は遠洋漁業を中心に発展し、1984年には年間1282万トンの漁業生産量でピークを迎えた。だが、その後、減少の一途をたどり、2023年の生産量は378万トンほどと過去最低を記録した。背景には、200海里(国土沿岸から約370キロメートル)までの海域を排他的経済水域(EEZ)と設定したことによる漁場制限のほか、乱獲、温暖化による海洋環境の変化などがある。
1980年代から90年代にかけて大量に獲れていたマイワシは1988年の449万トンをピークに減少に転じ、2005年には3万トンと、ピーク時の100分の1以下にまで激減。その後、漁獲量は増えてきたものの最近は70万トンほどと低い水準のままだ。また、秋の味覚の代表格であるサンマは2008年でも34万トンの漁獲量だったが、2020年代は2万~3万トンという不漁が続いている。
減少するばかりの日本に対して、世界の生産量は右肩上がりに増えている。1984年に8786万トンだった世界の生産量は、2022年には2億2322万トンまで増加した。世界の生産量が大きく伸びている鍵は養殖だ。天然の魚を獲る漁船漁業は漁獲量が変動するが、養殖では1年を通して安定して魚を供給できる。
日本の水産物の生産量はこの40年ほどでピーク時の3割ほどになってしまった
養殖の中身を詳しく見ると、フナ・コイなどの淡水魚、ノリ、コンブ、エビ、カキ、アサリなどが大半を占めるが、ノルウェーやチリなどは、サーモンの大規模養殖で成功している。一方、日本は2022年時点で、養殖による水産物の生産量は約91万トンと生産量全体の約23%に過ぎない。
日本で養殖があまり広がってこなかったのはなぜか。端的に言えば、環境とコストの関係だ。
日本にはもともと黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかる水産資源の豊富な海域がそばにあり、流通網や販売網も整備されてきた。漁船漁業では、魚を育てるコストはかからない。
一方、養殖はコストがかかる。生け簀などの設備のほか、生育にかかる餌代は養殖事業におけるコストの7割を占める。魚を育て始めてから出荷するまで2~3年の時間が必要だ。天然の魚を獲る漁船漁業に比べて、コストが高く、収益が出るまでの期間が長い。中小規模の漁業・養殖業者の多い日本では、養殖の規模拡大も難しかった。
さらに、生産量とマーケットの関係性もあると水産研究・教育機構理事長などを務めた宮原正典氏は指摘する。
「日本の場合、日本のマーケットに供給することだけを考えてきた。人口が減少しているなか、生産量を増やすと価格が崩れるリスクがありました」
だが、近年は温暖化や乱獲で天然の魚が減少。漁船で漁に出ても燃油代を消費するばかりで、それに見合う漁獲高が上がらなくなった。そこで、定期的にコストがかかったとしても、計画的に生産量が見込める養殖に関心が高まり、積極的に取り組む企業や地域が出てきた。
黒瀬水産の立川捨松社長
国内の養殖ブリは年間約10万トン生産されているが、そのうちの1割は前述の黒瀬水産が占めるという。同社は水産・食品業大手のニッスイの100%子会社として2004年に設立された。串間市でブリ養殖をしていた企業の事業を譲り受けて創業した。
日本では、沿岸海域には漁業権(共同、区画、定置の3種類)が設定され、都道府県から漁業協同組合(漁協)や漁業経営者に対して免許が発行される。各都道府県知事は、地域内の漁場を、それぞれの漁業ごとに適切で有効に活用することを求めている。新規参入する場合は、それまで実際に操業してきた地元の漁協や漁業関係者などとの信頼関係を築くことが必要とされてきた。
黒瀬水産は地元の漁業協同組合と良好な関係を築き、志布志湾で漁業を営む権利を得て養殖事業を開始した。立川捨松社長は語る。
「現在、ブリ養殖をさらにブラッシュアップし、生産性を高める努力をしています」
生け簀の中を元気に泳ぎ回るブリ(提供:黒瀬水産)
その取り組みの一つが、自然環境に左右されない完全養殖の実施だ。
ブリの養殖は、モジャコと呼ばれるブリの稚魚を海から捕ってきて、それを養殖場で育てるのが一般的だ。だが、自然界では毎年1回しか稚魚を捕らえるチャンスがない。同じ時期から育て始めるので、出荷する時期も重なってしまう。それでは価格がなかなか上がらないばかりか、天然物が豊漁のときは値崩れのリスクになってしまう。
そのリスクを回避するため、黒瀬水産は創業当初から親会社ニッスイの中央研究所大分海洋研究センターと協力して、「完全養殖」技術の研究開発に取り組んできた。完全養殖とは、人工的に産卵、受精させた卵を孵化させ、仔魚(しぎょ)から成魚まで育てる技術だ。2007年頃から人工的に孵化させた仔魚を育て始め、2009年から出荷されるブリの一部が完全養殖に置き換わり、2022年には出荷ベースで100%完全養殖ブリとなった。
「100%完全養殖を実現することで、天然では年1回の卵の孵化を、ここでは年5回と複数回実施できるようになり、通年の出荷量を安定化できた。天然資源であるモジャコを捕獲する必要もない。しかも、交配で肉質や育ちのいいブリの系統を選別、生育できるメリットもありました」(立川社長)
黒瀬水産は3段階に分けてブリを飼育している。
まず、卵から孵化させたばかりの仔魚を鹿児島県の頴娃(えい)種苗センターの陸上養殖施設で育てる。体長が5センチほどになると、志布志湾の支湾の一つ、内之浦などの漁場に移す。半年ほどで遊泳力がついたら串間市の沖合の漁場に移動させる。
黒瀬水産の頴娃(えい)種苗センター。孵化から2カ月ほど、この施設で飼育する(提供:黒瀬水産)
完全養殖や選抜育種に加え、生育の短縮化も実現した。従来の養殖ブリは出荷まで18カ月ほど必要だったが、黒瀬水産では3カ月短縮し、15カ月ほどで4~5キロくらいの出荷サイズに育つという。2032年以降は年間300万尾と生産規模で現在の1.5倍を目指す、と立川社長は力を込める。
「私たちは20年間で生産規模を4倍にしてきました。今後は生産規模をさらに拡大し、輸出も増やしていきたいです」
魚の消費量が減少傾向の日本で養殖産業を成長させるには、海外への輸出拡大が不可欠だ。
2020年、農林水産省は、養殖業をより計画的で安定した産業にしようと「養殖業成長産業化総合戦略」を策定した。ブリ、カンパチなどのブリ類は、マダイ、クロマグロ、サケ・マス類とともに戦略的養殖品目に設定され、輸出にも目が向けられている。
この動きに先駆け、アメリカ市場でブリの売り上げを伸ばしている企業がある。桜島を望む鹿児島県・錦江湾にブリの養殖場と加工場を構えるグローバル・オーシャン・ワークス(鹿児島県)だ。ブリの養殖、加工から流通、販売までを一貫して手がけている。
同社は2009年創業。現在、年間で80万尾のブリを加工・出荷し、そのうち50万尾、約2万3000トンをアメリカに輸出している。2023年のグループ全体の総売り上げは292億円を記録した。
グローバル・オーシャン・ワークスの養殖場は波の穏やかな錦江湾の奥にある(提供:グローバル・オーシャン・ワークス)
同社の生け簀では、カメラを設置し、動画をAI(人工知能)技術で解析し、生け簀ごとに魚の生育を管理する。生育データも残すことでトレーサビリティーを確保し、問題が起きたときに原因を究明できる体制をつくっている。また、生け簀と加工場の距離が近いため、船上で魚を活け締めしてから2時間以内に加工を完了できるという。新鮮な魚をすぐ加工して出荷する体制を構築したことで、鮮度の高いブリをアメリカで提供し、人気を博している。
現在は、順調に事業を伸ばしている同社だが、創業当初は養殖業に参入するのが難しく、水産加工業から始めることを余儀なくされるなど、苦労も多かったという。増永勇治社長は振り返る。
「当時は、地元の漁協で『養殖業への新規参入は認めない』という意見が多かったのですが、漁協の組合員になれるように働きかけたり、委託養殖で自社のブリを確保したり、業績の振るわない養殖業者を支援してグループ化したりと、さまざまな活動をしていきました。そのうち、地元の漁協で仲間も増えていき、最終的には漁協の方々も応援してくれるようになりました。現在、ブリ養殖の規模は、企業としては鹿児島県の中で一番大きいと思います」
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( 248037 ) 2025/01/12 04:24:47 0 00 =+=+=+=+=
食べ物の物価高はこれからも止まらないだろうね。アメリカや中国は財力にものを言わせて食料を囲い込んでいるし、新興国もどんどん豊かになって、世界中の需要が高まっている。そんな中、日本が利用できる資源や供給される食料はますます限られてくると思う。漁業や養殖が盛り上がってきたとしても、国内消費だけでなく輸出にも目を向けざるを得ない状況だし、国内の食卓に届く魚が少なくなる可能性もあるよね。この現状を考えると、日本が食の安全や供給をどう守っていくか、真剣に考える時期が来ていると思うよ。
▲1201 ▼71
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この記事を読んでも、やはり農協と同じで漁業組合も早急なグローバル化が必要な時代の中では邪魔な存在だという印象が大きい。『信頼関係の構築が必要』などと無駄に時間がかかるとしか思えない。 だいたい国が自然の海を勝手に漁業権などと称して利権にしているのも問題。 とにかくやりたい人頑張る人が参入しにくい社会を国が作っている限り日本は途上国に突き進むしかない。
▲25 ▼6
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養殖の生産高のじつに60%近くが中国なんですね。2位以下はインド、インドネシア、ベトナム、バングラデシュ、ノルウェー、エジプト、チリ、タイ、ミャンマーなどと、なかなか日本がでてきません。日本は水産大国だと思ってたけど、違うのでしょうか。 中国がどんな魚を養殖してるのだろうかと思ってAIに聞くと、コウライギギ、ムツゴロウ、カワイワシ、カムルチー、スズキが出てきます。そういえば中国人は川魚が好きなんですね。 輸出している養殖魚に絞って訪ねると、フウセイ、シーバス、スズキ、ウグイと出てきました。 去年、養殖業者の記事を読みました。たしか内蒙古でウグイを養殖して大成功を収めたって話でした。 日本は「おいしくて人気ある魚」を(私はブリやサケが大好きです)重点的に養殖していくのでしょうか。 鉄鋼みたいに養殖も中国が独占的ですが、負けずにがんばって水産大国の座を取り戻しましょう。
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養殖業者の方の話ですが、依然言われていたことが印象に残っています。
「当初は日本のものって全般的に、おいしいけど高いよねっていう評価だったんです。でもここ2、3年、海外の方が伸びてきたから日本のものがデフレで安くなっちゃった。この十何年やっていてお客さんの数は変わっていないけど、売り上げだけはじわじわ伸びていく。それは向こうの経済が伸びているから。ここにきて円安になって、ただでさえ安かったのがさらに3割引きみたいになって、顧客の数は変わらないのに、1件あたりの売り上げが増えている。」
今は海外向けに養殖をしているようで、作った先から売れるそうです。
海外の養殖の特徴は、生産工程から出荷まで、機械ができるところは機械がやり、人間がやらないといけないところだけ人間がやることで徹底的に合理化が図られている所です。日本も技能実習生ではなく、機械化に力を入れたほうがいいのではないでしょうか。
▲605 ▼23
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宮崎県の北部に『ブリ御殿』と呼ばれるお屋敷が有るんですよ。ブリを獲るための罠を開発した人のお屋敷で、本当に、田舎には似つかわしくない大きなお屋敷です。天皇陛下から勲章をいただいたり、茶器やら絵画やらを下賜されていたり、当時は東京にもお屋敷が有ってその写真が有ったり…とにかく凄いですよ。ご当主とお客様専用の玄関、ご家族の出入り口、使用人の出入り口がそれぞれ有ったり、立派な厨が有ったり。当時の宴の席で使われた豪華な重箱も見せて頂けました。当時のおもてなしメニューが残されていて、それを元に、完全予約制でランチが頂けます。また、以前は予約すればお宅の中を案内して頂けたり、美術品の数々を紹介して頂けたりしていました。本当に素晴らしかったです。
▲6 ▼9
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日本で陸上養殖をするとコスト高になり易いが、海外への輸出なら為替の影響で安いと感じで販路も見付け易いのでは? 海洋資源の減少も叫ばれているし、養殖技術を先行して進めておいて損はないと思うけどね。
▲1 ▼1
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「アメリカでブリが人気」という見出しにもかかわらず、 養殖の将来性のみ語り「人気の理由」が書かれていないのでストレスを 感じる記事です。 欧米人はリヤキ味を好むので「ブリの照り焼き」が食べ られているのか、生魚を嫌う人が多いのに「ブリの刺身」が受け入れ られているのか、どんな風に人気なのかソコが知りたかった。
▲475 ▼27
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陸上養殖の写真は前も見たことがありましたが、魚にとって直線で泳げないストレスは蓄積しないのでしょうか。左周りもしたいだろうし、直線にも泳ぎたい。 何世代も飼育すると左側ばかり肉質が厚くて直線が泳げない奇形というか、しんした魚になっていくような気がしますが、どうなんでしょうね。
▲17 ▼50
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養殖で安定して、ブリ、サーモンが食べられるのは良い事だと思います。 マグロだって、世界的には養殖が多いのでしょ、、 個人的には、ウナギの低コストの完全養殖を成功させて欲しいです。 鰻丼、鰻重の価格を下げて欲しいです。 完全養殖だと、養殖に適した性質の魚だけを選定していけば、性質や成長性などを少しづつ変えられるとあり、 養殖し易い鰻の選択を世代を重ねて行けば、低コスト鰻の養殖が可能になるかもで、 安価で美味しい鰻丼と鰻重を期待します。
▲368 ▼107
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昭和の南九州に幼少を過ごしました。 その頃南九州ではブリは赤身でコリコリとした食感の薄造りが好まれました。 東京に出てブリは脂の乗った白い切り身が王道と知りました。北陸にも旅してその白い切り身の本場も堪能しました。 時折実家に過ごす期に稀にコリコリのブリに出会うこともありますが、南九州でも今は既に白い脂の乗ったブリが主役のようで、養殖も盛んでそこに目指すは脂の乗った白いブリのようです。 確かにサーモンに似て脂の旨さは西洋に好まれやすいでしょう。世界に生食のブリ好まれること楽しみでありながら赤いブリも懐かしくその流通も廃れて欲しくないと思います。
▲80 ▼6
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水産業に大企業が参入するのを容易にすることが今後の課題で、水産業従事者の高齢化が進んでいる今がまさにその好機でもある。また水産業は輸出産業だと認識を変えることも必要。先進国は通常1次産業と3次産業が強い。日本も国内では1次産業の伸びしろが大きそう。 日本の工業力は盛りを過ぎたかもしれないが、文化的な影響力は逆に勢いを増している。食文化の発信との相乗効果で養殖漁業の一層の発展に期待する。
▲11 ▼8
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養殖にしろ漁にしろ、海や山や畑など自然と向き合って仕事されている方は本当に尊敬します。
オフィスでパソコンと向き合って仕事する私からしたらすごい世界です。
自然に囲まれたところに身を置いて向き合うだけでもすごいのに、そこから収穫できる食物で私たちが毎日何気に食べている食の支えになってくれていて、今日もご飯があるのはこの方達の頑張りのおかげなんだなって思うと本当に頭が上がりません。
またこれらは人間が最低限生きていくために欠かせない存在でもあるので、人の流れで廃れたりすることのないよう協力できることはないかな、って思いました。
手っ取り早くできる協力のは、購入すること…ですかね?
▲69 ▼10
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近年は海の状況が年単位で急速に変わっていくから、新たに投資して養殖場作るのも難しそう。函館でもこの1、2年で激減したスルメイカと入れ替わって天然ブリが多く水揚げされているが、それもいつまで続くか分からない。シシャモも鵡川から広尾に漁場が移ってしまった。陸で養殖するというのは長い目で見て良い考えだと思う
▲32 ▼6
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近年では海上養殖が全滅する事例(大量死事象)が急増しています。 日本でも時折発生しますが海外ではもっと悲惨な状況に陥っているそうです。
過密状態による病気の発生や、食べ残した餌を分解する微生物が酸素を大量消費することで起きる酸欠などが原因です。 また、地球温暖化が進み海水温が上昇すれば海中酸素濃度が減少するため、食べ残しによる海洋汚染が無くても海上養殖が難しくなる可能性があります。
養殖が難しい魚は自然に近い海上養殖でノウハウを蓄積し、ノウハウが確立したところで陸上養殖に切り替えるサイクルが必要だと思います。
サーモンはチリやノルウェーばかりでなく世界中で大量死事象が相次ぎ海上養殖の破綻すら危惧されます。 ブリやマグロなどもいつ大量死事象頻発になるかわかりません。 最後の事例に登場したFRDジャパンのような会社が増え陸上養殖できる魚種が増えることが期待されます。
▲23 ▼11
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養殖業のノウハウが他国に盗まれないよう規制を掛けて欲しい。私は魚は日本で捕れたか養殖したものしか買いません。日本近海付近で密漁されてたら嫌だからです。 日本は海洋資源はあるので、暑さ寒さの中漁業に従事しておられる方々への補助(特に燃料と即冷凍機器)をして、国民が魚介類からのタンパク質を補充される安心を確保して欲しい。
▲66 ▼13
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沿岸漁業では、小さな魚もたくさん捕まえてしまい、その中にはスーパーで売ることができないような子魚も含まれています。これらの子魚は、主に養殖魚の餌として使われていますが、もし子魚が取れなくなったらどうするのでしょうか? 本来であれば、魚が食べごろの大きさに成長するまで、未成熟の魚を捕らないことが大切です。しかし現状では、サバやアジなど、多くの魚がまだ子供のうちに大量に捕られてしまっています。 そこで提案したいのは、成熟した魚だけを捕り、未成熟の魚は捕らない新しい漁業スタイルを沿岸漁業の中心に据えることです。この方法なら、魚の資源を守りながら持続可能な漁業を目指せます。 しかし、この新しい方法には課題もあります。養殖用の餌として使っていた子魚を捕まえなくなると、その代わりに海外から餌を輸入しなければならなくなる可能性があります。これが大きなジレンマです。
▲3 ▼7
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魚は天然の方が価値があるように考えてましたけど、個人的には鯛や鰤などは養殖の方が美味しいと思います。 よく考えれば技術が進むほど、餌や環境も美味しくなるように研究されますし、実際に牛などの家畜も野生よりブランド牛の方が美味しいわけで、海産物もそうなっていくのかなと思います。
▲9 ▼5
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上手く円安に乗って輸出産業として売り上げを伸ばしたというわけですね。 自動車と同じで高く売れる海外への出荷を優先して国内では手に入り難いとかなるんですかね。円安は一部の輸出産業が儲かるだけで、ほとんどの国民は海外に買い負けして貧しくなるだけですね。数年前は経済学者やアナリストは円安は景気回復に繋がるとかいろんな御託を並べてましたが、結果は至ってシンプルでしたよね。実質GDPが上がると言ってもそれは一部の輸出企業だけの業績によるもので貧富の差が拡がる前提だし、輸入品が高騰して国内製品の価格競争力を取り戻せるとかもうそれ自体がマイナス思考だし、至って単純な流れだと思いますが、立場上難しく言わないといけないのかな。
▲5 ▼5
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ブリおいしい。回転寿司の養殖魚もおいしくて本当にお世話になってます。 ただ、本当は養殖に頼らずに数年間漁業をせずに海を放置させることが1番良いんですけどね。日本の漁協は共通の認識ができず乱獲し過ぎなんです。現に福島沖の漁業がされなくなって魚の数は昔と同じかそれ以上になっている。国が漁協に対して取れ高制限かけてその分補填するなど対策が1番わかりやすくて早いんですけど、、難しいようです
▲1 ▼0
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数年前、和歌山の釣り堀で冬季小ブリを釣って食べました。
ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ…
若い頃から食べ慣れてるのに絶品でした。
最近の養殖技術は目に見張る物があります。
場合に寄っては天然以上の味に加え寄生虫の心配もないし…
問題は採算の取れる魚種ですね。
▲22 ▼3
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人口減少が値上げの理由にもなっている。消費者が減れば生産が減り、生産者が減れば物の単価は上がるし。物価高のまま海外に輸出しないと儲からないし。それならば安物の味が落ちる物より、物価高のままでも美味しく味わって生産者に感謝しながら食べることで自分の中で満足度をあげるしかないかな。
▲3 ▼2
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天然だから絶対に美味い!ということはない。 養殖は絶対に必要な技術。 ブリヒラとかも面白い。 牡蠣も食べたい。
富山県で比較的美味しい魚を食べれる環境にはあるが、それはそれ。これはこれ。 どっちが大事とかではなく、どっちも大事。 特に養殖はこれからの時代にますます必要なはず。
▲21 ▼8
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日本のお米をはじめ土地までも海外から買い占められる時代になりました。 私たちの生活にも物価高というかたちで影響が出始めています。 そんな中、養殖の技術は魚食の先進地として、また、ものづくり日本の伝統としてこれからも発展してもらいたいものです。
▲5 ▼2
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日本食が海外で人気とプラス方向に考えている人が多くいると思いますが、これから先のことを考えれば、そう喜んでいられないと思います。今まで、日本人しか知らなかった知恵と工夫で食べられていた食材が、多くの世界の人が知ることにより、今までその食材の調理方法や味を知らなかった世界の人がその食材を求めて購入することになってしまった。円安の今、日本は競り負けてしまう。円安が進むにつれ、この先の未来、今まで、普通に食べられていた、日本料理が食べられなくなってしまう世の中がくるように思えて、怖くなる。
▲5 ▼1
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>陸上養殖は抗生物質を使わずに育てられるという利点がある。海の中と >違い、病気の原因となる細菌が入り込まないためだ。
鮭やサーモンは本来白身の肉質だが、エビやカニを捕食する事で赤身の 肉にある。この赤い色素がアスタキサンチンと言われ、抗酸化能力が ビタミンEの1000倍、Cの6000倍あると言われている。 人は酸素を呼吸することでエネルギーを作り出すが、その過程で活性酸素 が作られ体がサビつき老化を加速させる主要因とされる。これに対抗し 無毒化させるのが抗酸化能力でありアスタキサンチンは最強クラスになる。 しかし、養殖のモノは抗生物質が沢山使われており、しかもエサに人工的な 赤い色素を混ぜて肉を赤く着色する為、抗酸化能力が低いと言われる。 記事にある日本のFRDジャパンの陸上養殖は抗生物質は使わなくて済むが、 エサが何を使っているのかが気になる。 紅鮭は養殖できないという。
▲16 ▼11
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ブリに限らず、養殖の場合、餌のコスト高と手間、肉質の悪さ、それから稚魚の生存率の低さからくる生産性の低さから、どうしても天然ものと当初は勝負ができなかった。「生産量も増えればコストも下がり食卓にのぼるようになるかも」とは言われていた。しばらくは安定した供給を求めた料亭などに直販することでしのいでいた。
が、そのうちに、天然ものの漁獲高が海水の温暖化で落ち高値を呼ぶ上に、コスト高でさらに値段が上がった。
市場に出回れそうになったが、わざわざ値を抑えてまでして日本の市場に出さなくても、高値で買ってくれる海外の市場が存在し、そこに販路を見つけたことで市場にも出回らなくなる。
だから、今でも日本の家庭の食卓に上がる魚の値段は、流通量も増えないので高止まりになる。
この構図のままだと、ますます魚を食べる日本人は減っていくことになるだろう。今や100g100円を切るのは、鶏肉と一部の豚肉だけ。
▲1 ▼4
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いや、もともと日本人はやたらと魚食べていたので少子化の上に魚以外の選択肢が増え世界のいろんなメニューが広がれば当然どんどん減っていく。 そして世界は魚はごく限られた地域以外では極端にかぎられた種類しか食べられていなかったが日本食やヘルシーってことで肉偏重が少し減り魚が増えた。 当然と言えば当然のことでは? 大陸のど真ん中の人間だって物流が進み海がある国の料理などが紹介されていけば当然魚の消費は増える。 逆に魚ばっか食ってたとこは魚が減って肉料理が増えて行くというだけ。
▲2 ▼0
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天然は確かに旨い個体もあるが、釣りをやってる身としてはバラツキも感じる。そういう面では養殖は品質が安定していて良い。日本のサバは当たり外れがあるがノルウェー産はいつも同じ(最近は入ってこないけど)味だったのはそういう事だと思う。
▲6 ▼1
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サーモンについては現状どこかから卵または稚魚を入手しないと養殖は出来ない。それが問題。そのため育てた成魚から卵をとり繰り返し養殖できる技術(完全養殖)を確立する必要がある。
▲1 ▼1
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農水省の発表している2022年のデータでは、世界の養殖業生産量の1億3093万トンは、漁業生産量9229万トンの1.4倍で、近年さらに増加しています。中国は養殖業による生産が漁業の4倍に達していて、その量は世界の58%と突出しています。
養殖の種別ではコイ・フナ類が3216万トンでダントツに多く、続くのは紅藻類2038万トンや褐藻類1600万トンの海藻で、魚で次に多いサケ・マス類は500万トンを下回っています。
中国で多く生産されているのがコイ・フナ類で、餌は穀物や野菜が中心のため、餌が魚粉を主としている他の魚種より水産資源を消費しません。
魚粉の材料となるニシン・イワシ類も減少の傾向にあるため、大豆や菜種やトウモロコシの油を絞った粕、家畜の未使用部分、昆虫、微生物などのタンパク質を利用した餌の開発が、世界中で行われてます。
▲8 ▼0
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昭和の昔、ハマチと言われていた時代には、飼料や肥育法のノウハウが少なかったせいか、身がダレていたり、変な飼料臭がする事もあったが、現在、養殖ブリ刺しは安定した高品質と手頃な価格で食べられる。 フグももっと手頃な価格になって欲しいと希望。
▲1 ▼9
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養殖魚に与えている餌は魚粉ですし、結局魚の置き換えでしかないんですよね それを世界中がやりだすとどうなるかは自明の理です 結局サステナブルとは言いつつも儲けが絡むと真逆の方向に突き進んでるように、個人的には思います
▲3 ▼7
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内陸系サーモンなどのマス系は 3倍体技術の成功も 後押ししてるように思えるよ
ブリ・ハマチの養殖も柑橘系の餌での 魚肉自身の変化も大きいと聞いたよ AIが司る管理方法の確立が 省人力化での収入アップに直結に
ユダヤ教でも鱗ある魚は 食べていい事になってるのも大きいよね
▲2 ▼1
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ここらへん政府はちゃんと考え対策を取ってほしい。 世界的に日本円の影響力が弱まり円安でもある中で、農家や漁師も自由経済の中ではよりよく買ってくれるところに売りたいのは当然。 中国やそもそも物価で強いアメリカが日本のコメにしろフルーツにしろ究極は水まで抑えていっていると聞く。 日本国民が高い自国産か安い輸入品か選べるならいいが、そもそも買い負けして薬品まみれの食材しか食べられないようにならないよう経産省と農水省は本気で対策を考えてほしい。
▲12 ▼1
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「安価で食べたい」って、とにかく安ければいいっていう日本の消費者はもう相手にされなくなるよ。日本企業だからといって、安値ばかり求める日本人だけに売らなければいけない義理はない。農業も漁業も、海外マーケットを視野にやっていけばいい。安値ばかり求める日本の消費者を相手にしてはいけない。
▲55 ▼22
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今まで海外ではほとんどの国で生魚食べなかったから漁獲されてなかったんだけど、日本の寿司が浸透してしまったから海外では魚を獲るようになって、それで本当に良い魚はほとんどそのまま海外で食べるようになっちゃったって言う記事を数年前に見た。 日本の漁師の未来は結構不安が多いと思う
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今までの漁業は、農業にように土を耕し(生簀を作って)、種を撒いて(卵を孵化させ)、水・肥料をやって(餌を与えて)、米や野菜(魚)を育てるようなことはせずに、自然に育ったものを獲るのが中心でしたが、これでは、漁獲量は、自然環境の変化に左右され、長期的な成長どころか安定すらままならない。 これからの漁業は、養殖が中心になっていくのかも・・・。 そして、養殖できない魚が高級魚となっていくのでは・・・。
▲2 ▼3
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根本的な問題は必要不可欠な沿岸漁業権が地元漁協に掌握されており いくら大手企業と言えど漁協の掌次第でパワーバランスが変わってしまう事 漁業権確保のために高コストな漁業者雇用をせざるを得ず さらにご機嫌を損ねると環境問題やらで反対運動が展開されてしまう 陸上養殖では漁業権は絡みませんが河川や排水などの水利権があり こちらも養殖事業参入の大きな障壁となっていますね
そして漁業権は国政の票田ですから 国としても漁協の意向は聞かなければならないので軋轢となります
▲40 ▼6
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これは結構な経済問題ですね。 海外では高く売れるなら、わざわざ国内に卸す必要はないわけで。 となると、良いものは国内にまわりません。 今の1.5倍前後所得を上げるなり、円が凄く強くならなければですが両方とも難しい。 将来的には自分で釣ってくるしかないですね、、、
▲4 ▼2
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ブリは、生の刺身は分かりませんが、照り焼きにするなら、圧倒的に天然よりも養殖の方が美味しいです。値段も切り身のブリは、天然よりも養殖の方が高いですね。お高めですが、養殖ものを買う事が多いです。
▲40 ▼6
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養殖云々の話ではない。 日本は漁業者が減り続け、他国では増え続けているのが原因。 かつての漁業大国は衰退の一途を辿り、新興国ではドンドン拡大している。
そもそも、養殖するにしても生餌や加工飼料が大量に必要となってくる。 ソレらどうやって確保されるか? 漁獲によってである。
いろんな規制や規則ですっかりがんじがらめにされている日本の漁業。 それゆえに養殖のための餌も輸入が増えている。 本来なら養殖も(燃油などはともかく)日本単独で成り立つものなのに、日本人自らわけわからんルールを作り他国への依存度を上げていっている。
へんなの。
▲73 ▼28
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養殖事業が軌道に乗るのは良い事だと思いますが、問題はエサですね。 エサも完全養殖が可能ならばいいのだが、それが有限の天然素材だと 結局自然の影響を受けてしまう。
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天然のブリは、多くの個体で ブリセンチュウという、寄生虫が身の中にいます。この寄生虫のいる個体の刺身は必ず、まずい 美味しくない
養殖は寄生虫がいないので、美味しい。
ブリ線虫をネットで調べればわかります。
養殖の方がどんな時期も脂ののり方がいいので、美味しいと思います。マダイ、ブリ
マグロは残念ながら、完全養殖できたのですが、生存率が悪く商売にはならなそうです。
今後は、養殖も 海外からの餌、ペルーのイワシの価格が円安で高くなり、難しいのではないでしょうか? 海でやっている養殖業の廃業増えてますよね。 安く買い叩かれる日本には、養殖は向かないですね。 うなぎも中国で養殖するヨーロッパうなぎの稚魚が少ないから、年々高くなりますね。日本で養殖するためのシラスウナギは増えません。
▲34 ▼95
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日本の食が世界で人気=日本人が食べられないという世界がもうすぐにそこまで迫っているからね。こういう話題を見ても素直に喜べなくなった。日本の魚の消費量が減少しているというのも高くて気軽に食べられなくなったからでは。
▲14 ▼3
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魚に限らず養殖は人間の食ために生き物を大量生産する行為 でありいまひとつ釈然としない感覚がある。 肉なんかはまさにモノづくり工場のようだし。 野生のものを狩りして食すのが自然な行為ではないかと。 養殖はヒトのエゴに思える。 最も穀物も厳密には生物ではあるんだけど養殖して殺生とは 違う感じがするのは虫がいい考え方なのか?
▲0 ▼3
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ところで、完全養殖の実現していない鰻は、 海外の方での評判は、どうなんだろうか ニュースなどでは、あまり見かけない 鰻好きとしては需要が増えて、 高騰化してほしくない 牛丼屋さんやファミレスで1,000円台で食べられる事が、過去の思い出になる前に完全養殖を望む
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日常からブリばかり食べるわけにもいかない。 ブリに食べさせるイワシを大切に食べれば無駄なロスもない メタボな養殖魚じゃなくイワシを食べることが本来の健康な 食生活を保てる。 日頃からイワシが買えるお店チェックが大切。
▲37 ▼41
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この記事のタイトルで求められていた一番の内容は、 「日本人のおかげで美味しいブリを沢山食べる事が出来る。日本にはいつも感謝しているよ」とか「日本産のブリがまだ残っていた。質が良くて人気がありいつも売り切れているけど今日は買う事が出来て幸運だ」みたいな内容だったと思う。
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養殖漁業の餌って天然魚でしょうに。 増肉係数(養殖魚の1キロ体重アップに必要な餌量のこと、当然1キロ必要)という言葉が、エネルギー保存の法則を見せつけるなかで、養殖魚漁獲量が天然魚漁獲量を上回ることはない。(餌を昆虫や穀物に置き換えない限り。) 天然魚漁業が衰退するからと言って養殖魚漁業にすがるべしという機運は間違っている、と見ています。
▲14 ▼41
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我々が普段口にする肉は、豚でも鶏でも牛でもほぼほぼ100%は人が育てた言わば養殖であり、ジビエなど野生のものは『臭い固い』などと人によって好き嫌いが激しいのに、魚はその逆で日本では天然ものが珍重されてきた。今の養殖技術安全なエサによってフグにおいては無毒のものも育てられるように発達してきているとのこと。安全で美味しくて安価な海産物が食べられるのに超したことないのだから、日本人も天然ものばかりを有難がる過去の偏見を見直して養殖ものを差別する意識を変えた方が良いと思う。
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>減少するばかりの日本に対して、世界の生産量は右肩上がりに増えている。
日本の漁獲量が減った最大の原因は、獲りすぎだろうね。 漁協の力が強くて、水産庁が水産資源の自然回復量を大幅に超える漁獲枠を設定せざるを得ない状態が続いているため、水産資源が激減するのは必然と言える。 一部で中国の乱獲や地球温暖化が原因であるとまことしやかに囁かれているけど、それほど関係ないだろうね。なぜなら日本以外の国では水産資源の減少が観測されていない。 ちなみに原発事故で事実上の禁漁が続いていた福島沖は、大幅な水産資源の回復が観測されている。休漁すれば水産資源は普通に回復する。 日本の漁協は、海を育てて自然回復分だけ獲るという発想が無い。 自分で自分の首を絞めているのが日本の漁業の実態と言える。
▲4 ▼3
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海外からすると 日本の食は人気になり 日本の食を求めて買いあさるかもしれない そこで円安 海外が日本の食在を求めてくれば 当然国内の食品にまで輸出が出てくる ならば 国内の農産物を大量に生産しなくてはいけない そこを理解した政策が 必要になる
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完全養殖であれば、気候変動の影響を受けにくいし 漁業関係者は高齢化しているし 勝手に他国の水域で漁をしている国の影響も受けにくい そう考えれば安定供給される分、良いのかもしれないけど、、、 養殖の鰤って味が薄いんだよね
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米国の食事って肉とポテトのイメージが強い。実際の米国は海岸と東部と内陸と西部で別の国なんじゃないかと思うほど違う国だと思う。 唯一の救いが、米ドル紙幣は使えるってだけで文化や価値観も言葉も違う。 香港英語とオーストラリア訛り、南部は見下す文化がある。 1990年代、大学で使用人が使う英語を勉強させられていた事に気づいた時に日本人は奴隷だと思った。 米国で成功した日本人が食べるんじゃないか?
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スーパーに売られてるレベルの話だけど天然ブリより養殖ブリの方が断然脂がのっていて美味しい。 ウナギも養殖を頑張って開発しているようなので記事をみかけるたびに応援してます。
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日本の養殖の魚って天然とそこまで変わらないのがびっくりするのです 100円回転寿司の寿司なんてほぼ養殖ですがどれも美味しいですからね この養殖事業を世界展開すれば年数十兆円は儲けそうな気がしております
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日本国内では一般的に海で獲れたものを「ブリ」と呼び、養殖されたものを「ハマチ」と呼んでいると思う。 別の解釈としては、サイズがハマチより大きい物をブリとも呼ぶらしいので、間違いではないのか。 回転寿司の「サーモン」も、実態は「マス」なんだけど、海外では「トラウトサーモン」と呼んでいるので、日本では都合よくトラウトは省略して、聞こえが良い「サーモン」にしているのと、同じ様なもんだろうな。
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天然ブリは血合いが1日で茶色くなるが養殖は4日は持つのは餌に酸化防止の成分が入っているからで、店は売りやすいが冷え性の方は注意した方がいいよ
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そもそもブリ、イエローテールを知らない人多いからねぇ。寿司はツナかサーモンみたいな話ばかりだし。料理方法もスシー!サシミー!くらいで焼くや煮ると言うのはメジャーではなく日本で食べて知ったみたいな人が多いから素材もだけど調理方法なんかも含めてもっと広げていける場所はあると言うのが訪日外国人なんかを見ていて思う事かなぁ。
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日本海産の天然ブリよりも、黒瀬水産の養殖ブリの方が脂身もありつつ臭みも少ないので食べやすい。 スーパーで並ぶことが多くなったので、よく買っている。
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日本人は魚類消費量が格段に落ちてるし物価高で秋刀魚とかも買え控えしてるから、水産系は厳しいと思っていましたが、日本の美味い養殖を世界中に売って儲けてもらいたい。
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タイトルと記事の内容が、あまりに乖離していて意味不明な記事 こんな記事の内容なら「減少し続ける日本の漁業資源」とでも書けば?
みんな勘違いしているようですが、日本人が魚離れしてしまったのは、欧米や豪州から輸入する牛肉豚肉の方が圧倒的に安いからだよ。超円安の今でさえ、外国で生産した牛肉の方が安い。大量生産だもん。
味だけで勝負?出来るわけない。
コメ不足の時と同じ理論に陥ってる。 値段を上げればいいなんて、不足時にはいってたのに、値段が上がったら値段下げろっていうんだろうよ。
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寄生虫のいない魚、あたらない牡蠣なんかはありがたい。 ブリは養殖のほうが高値だったりするし。 外国に技術を盗られないようにして、どんどん伸びていって欲しいですね。
▲1 ▼3
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食料自給率が低いことを問題視する向きがあるけど、輸出が増えれば差し引きで問題ないと思う。日本の魚は凄い品質です。世界に広まれば良いなぁ
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養殖…?どうしても買って迄食べようとは思わないな。友人がブリやら、ネイリ、カンパチ、タイも養殖しているが、いつも、要らないとお断り……機嫌が悪いが最近はあげようとも言わなくなった。拒否反応がおきたのは、やはり抗生剤や、他のクスリを大量に餌にまぜこみ、池に投げ込んでいる状況を目の当たりにしてからだ。健康志向の強い人程敬遠するのではないかな。?
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養殖が増えたから自然魚が減ったと思う。養殖の魚のエサの為に自然魚が大小関係なく捕獲されペレット状のエサにされていく・・・そうやって養殖魚が育っている。
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とても面白い記事でした。国内の養殖業者を徹底的に取材したら、さらに水産業、漁業の傾向が分かるのかもしれません。記者さんには、今後の活躍を期待します。
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この手の記事は読んでいても全然嬉しくない。輸出品で商売をしている人からすれば儲かって仕方がないだろう。日本で食料品の価格がどんどん上がっていって庶民の生活が苦しくなっている。日本の社会全体が痩せていってるようなイメージだ。先細りの日本しかイメージできない。
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韓国の養殖ノウハウが大変役に立ったようですね! 日本産のブリも美味しいですが、世界では韓国産のブリの方が新鮮で脂の乗りも良いと世界から定評のあるところです!
▲6 ▼28
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私の様な素人がアレコレ思い付きや聞きかじりで考えるよりはるかに進歩している養殖漁業ですね、安定供給に向けて、美味しい魚をひとつ宜しくお願いします。
▲26 ▼2
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餌の主原料が天然水産資源だから、根本的解決にはならないよ。 大量の小魚やエビを、わずかな大きな魚にしてるだけ。 食料生産という意味では、むしろマイナスになっている。
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養殖の魚は安定して美味しい。世界の人口が増えてきてるので、食の安全、水産資源の確保、天然物に頼らず養殖を積極的に買いたい。
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最近、大手回転ずし店で気になったのが ハマチ、ブリが無いか少ない。 大国に目を付けられたら日本国内の供給に問題が出てくる。 これから先にも今まで気軽に食べられた魚が食べられなくなるかも。
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鶏だとブロイラーという非常に効率が良い品種がある 魚でも陸上養殖向けに効率の良い品種の開発が進んでいる 陸上だと消費地に非常に近くできるため輸送コストを抑えられる 飼育水をほぼ真水にすることも可能。コストを抑えられるばかりか、その水を肥料液として工場栽培に活用できる
自動化と再生エネ活用した電力まで揃えることが出来れば コストから安全保障まで十分な競争力のあるものになると思う ノルウェーのサーモンの例が既にあるのでね
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魚好きで魚料理作るけど養殖もおいしいです! なかなか大変な産業だとは思うけど、これからもおいしい魚よろしくお願いします!と思っています。
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日本は売れるものが限られてるから人気が高まることは喜ばしい。インバウンドでも輸出でもなんでもいいから外資からいっぱい金取って経済回すしかない。それが近道
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これからの日本は食料品で世界に打って出るのが一番だと思う。 安全保障の観念からも食料品は非常に重要な要素だ。
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天然ブリが養殖モノを食味と美しさで上回るのは、 1月 2月の寒の時期 日本海で一本釣り 活〆血抜き 寄生虫が居ない の 全てが揃って鮮度保持が適切にされた時だけですね
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天然の海産物は、今後マイクロプラスチックまみれになるはず。 汚染されていない魚を求めて、さらに養殖がさかんになるだろう。
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当時は、地元の漁協で『養殖業への新規参入は認めない』という意見が多かった
ここに日本の問題が凝縮されている。 農協も同様。 そもそも行政が許認可を与えてしかるべきで、漁協が新規参入を認めないとか何様だよって話。
▲0 ▼3
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まあ、天然もんと養殖もんでは天然もんの方が美味しいという意識があるからね。高くても天然もんを買うというのがこれまであったんじゃないか。
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働き方改革見直さないとえらいことになるよ。対処してなんとか現状維持してる人を高額所得者認定、課税強化では話にならない。政府や国も無策だが、働きが足らないから貧しくなっていることをそろそろ自覚すべき。
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そのうち天然の方がいいとわかるでしょう そうすると日本人の食べる魚も米のように値上がりする 米国のインフレに照らし合わせれば日本人は食べれなくなる レベルになってしまうかも。
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「養殖は供給が安定していても、需要の変化で相場が変わりやすく、儲かるときと損をするときの落差が激しい面があります。」
輸出先を分散させてリスク低減すれば良さそう。
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愛媛県在住ですが、愛媛も養殖がかなり盛んです。最近の養殖ブリは本当に美味しいです。天然物より美味しくなりましたね
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スーパーのブリ刺身の感想だが、天然ものはいかにも高級そうだけど、脂の乗りが悪く生臭さが際立つ。一方、養殖は脂の乗りも良く生臭さを感じないよね。まあ、エサの種類や締め方にもよるのだろうけど、養殖に一票!!きっと海外でも養殖のほうが人気があるはず・・・(^^♪
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ありえません。日本固有の魚食文化が海外人に真似されると日本人が食べる魚がなくなりますし、価格が上がってしまいます。絶対にあってはならない危機的状況です。我々日本人として魚食文化は切れませんしやめさせるべきです。
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天然より養殖の方が脂が乗ってその面じゃ旨いと思う。 これを否定する方は肉も天然の方が旨いか聞きたい。 ただ身のしまりから出る天然の脂は深い。
▲2 ▼3
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海流が速い外海で養殖されたブリは、天然魚なみに身が引き締まってるんだろうな しかし、年間200万匹生産はすごいな
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アメリカ人て欧州と違いそんなに魚食わなかったけど時代かな、 昔は魚は安い食べ物だったけど今は高級品になりつつある。そのうち海苔や海藻類も人気出て品薄になるのでは?
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