( 248424 )  2025/01/12 19:16:47  
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元ロッテ投手で、ソフトバンクで取締役を務めた小林至氏がYouTubeチャンネルでセ・リーグでの指名打者制導入を推進する動画を投稿しました。

打者が増えることで球団の年俸総額が上がるという説や、現状維持の姿勢が根強い理由について指摘。

投手が本気で打てるかどうかや、試合への魅力を高める観点から指名打者制導入を支持しています。

(要約)

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小林至氏 

 

 元ロッテ投手で、ソフトバンクで取締役を務めた桜美林大教授の小林至氏が11日、自身のYouTubeチャンネル「小林至のマネーボール」に動画を新規投稿。セ・リーグでの指名打者制導入について「早くやった方がいい」と力説した。 

 

 主力となる打者が1人増えることで、「年俸総額が上がるという説を唱えていた球団もあった」と裏話を披露した小林氏。「日本のプロ野球はある種、日本を象徴する社会。他の産業も笑えないと思う。変えない理由を探している人たち、変えない理由を探している経営幹部、いっぱいいると思う」と現状維持にこだわる姿勢が球界に根強くあるといい、「全然分からない。なぜ採用しないのか。全然分からない」と疑問を呈した。 

 

 その理由については、「半分くらいのピッチャーはその気がないでしょう。その気ってのは打ってやるぞと本気、ガチじゃないでしょう」と野手に比べて打力が落ちる投手は、そもそも本気で打てると思っておらず、全てが真剣勝負になっているわけではないと指摘。「お客さんにも失礼だと思う」と指摘した小林氏は「だって、デッドボール当たりたくない、相手のピッチャーも当てるわけにはいかないから、なんか違うじゃないですか。別世界が繰り広げられる」と投手が打席に立った際の違和感を語った。 

 

 その上で「それより守備は問題があっても、あるいは守備は衰えが目立っても、一発あるぞという選手が打席に立った方が面白いでしょう」と指名打者が加わることで試合が魅力アップするとし、「早くやってほしいな。これ、野球ファンとしてお願いしたい」と早期導入を期待した。 

 

中日スポーツ 

 

 

 
 

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