町田市で起きたひき逃げ事件で、犯人の車が逃走中、実況見分中の警察官を引きずってケガを負わせた後、再び逃走した事件がありました。

犯人は世田谷区で逮捕され、信号無視の疑いで現行犯逮捕されました。

警視庁は事件の関連性を調査しています。

（要約）

日テレNEWS NNN 

東京都町田市で12日夜、歩行者をひいて逃げた車が現場に戻り、実況見分中の警察官を引きずってケガをさせた後、再び逃走する事件がありました。 

車はその後、世田谷区にある警察署管内で発見され、警視庁は、運転していた男を信号無視の疑いで現行犯逮捕し、関連を調べているということです。 

警視庁によりますと、12日午後6時すぎ、町田駅近くの路上で乗用車が歩行者をひいて足に軽いケガをさせた後、逃走する事件がありました。 

50代の男性巡査部長が現場で実況見分をしていたところ、午後7時ごろ逃げた車が戻って来たため、停止を求めて助手席側のドアに手をかけたところ、車は発進し、巡査部長を数十メートル引きずった後、逃走しました。巡査部長は転倒し、頭にケガをしましたが、意識はあり、軽傷だということです。 

捜査関係者によりますと、その後、世田谷区にある玉川署管内で、信号無視を繰り返す車を発見したため、パトカーが追跡したところ、車は電柱に衝突して止まり、運転していた50代くらいの男を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕したということです。 

町田市でひき逃げ事件を起こした車と同じとみられ、警視庁は関連を調べています。