( 249951 )  2025/01/15 18:35:06  
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中居正広 

 

 中居正広(52)が引き起こした女性トラブルの影響が日に日に大きくなっている。出演番組が次々休止になる中、ついに声明を発表するも逆風が強まる結果に。一方フジテレビは、自社の社員は「トラブルに関与していない」との主張を崩さず……。 

 

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 1月9日昼、東京・お台場のフジテレビ22階にあるイベントスペース「フォーラム」には、数百人にもなる編成総局のスタッフが集まっていた。 

 

「例年、フォーラムで部署ごとの新年のあいさつが行われます。今年は編成担当の役員が“社員を守る”という趣旨の話をしていました」(フジテレビ関係者) 

 

 しかし、その話はどこまで局員の胸に響いていたか。若手局員らは、そこでの編成担当役員と佐々木恭子アナのやり取りを冷ややかな目で見ていたという。 

 

「役員は佐々木アナのそばに寄って“佐々木さんは涙ながらに寄り添ったのに”“懸命にやっている社員が悪く言われるのはかわいそう”といったようなことを言い、それに佐々木アナも涙ぐんでいたというのです。結局、役員が“守る”と言ったのは、佐々木アナ他、今回の件に関わった人のことだったのか、と受け取り、興ざめしている若手局員が多かったと聞いています」 

 

「週刊文春」の記事では、問題となっている中居と被害女性・Xさんの会食について、出席するはずだったフジの編成幹部A氏が急きょ来られなくなった、としているが、この点、フジはHPに掲載した声明で強く否定している。 

 

〈当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません〉 

 

 問題の会食にA氏が関係していない、とするとあくまでXさんと中居の二人だけのやり取りの末、悲劇に発展したことになるが、 

 

「フジの幹部からすると、二人だけの個人間でやり取りして相手の家に行ったことに対して、一体何をどうすればいいの、という認識です」(フジテレビ事情通) 

 

 同様の認識だったからこそ、問題発生直後にXさんから相談を受けた佐々木アナは親身になって対応しなかったのだろうか。 

 

「問題を把握した後、編成局のある幹部は“中居とXさんは付き合っている”と言いふらしていた。こうしたこともあり、Xさんは被害感情を募らせていったと聞いています」(同) 

 

 

 フジテレビの港浩一社長は1月10日、全社員に宛てたメールで“社員を守る温かい会社でありたい”と主張したが、 

 

「これも若手局員には冷ややかに受け止められています。社長が守りたいのは、フジの悪しき社風で出世したAさんや佐々木アナだろう、と。時代は変わったのにフジの上層部は常識をアップデートできていない」(前出とは別のフジテレビ関係者) 

 

 今回の問題がこじれてしまった背景には、そうしたフジの「企業風土」があるということなのか。 

 

 1月16日発売の「週刊新潮」では、A氏がたびたび女子アナや女性局員をタレントに“アテンド”していた問題や、中居の周囲の人間が大炎上を止められなかった理由などについて詳しく報じている。 

 

「週刊新潮」2025年1月23日号 掲載 

 

新潮社 

 

 

 
 

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