( 250236 )  2025/01/16 14:42:28  
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記念撮影に臨む各国代表ら(15日午前、兵庫県姫路市で)=金沢修撮影 

 

 大阪・関西万博(4~10月)に参加する国や地域向けの説明会「国際参加者会議(IPM)」が15日、兵庫県姫路市の市文化コンベンションセンター(アクリエひめじ)で始まった。参加国からは入場券の購入方法について「複雑だ」と改善を求める声が上がっており、日本国際博覧会協会(万博協会)が対応を検討する。 

 

 IPMは2022年10月から半年に1回開かれ、5回目の今回が開幕前最後の開催となる。約160の国や地域の約600人が出席し、16日まで万博の運営について詰めの協議を行う。 

 

 参加国でつくる運営委員会のマヌエル・サルクリ委員長(スイス政府代表)は取材に対し、委員会として万博協会に入場券の販売システムの簡略化を要望したことを明かした。 

 

 万博の入場券は原則として専用サイトから購入し、来場日時を予約する必要がある。パビリオンやイベントも予約の対象になる。サルクリ氏は「会場の混雑を避けたいという狙いはわかるが、チケットを買おうとしている人を怒らせることになる」と述べた。 

 

 万博協会の櫟(いちのき)真夏副事務総長はこの日の会議後、記者団に対し、改善策について「幅広い方法を検討したい」と述べた。 

 

 

 
 

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